生活・健康系コース(保健体育)

記載責任者 木原資裕

◇教員名簿

氏名 職名 専門分野 氏名 職名 専門分野
乾信之 教授 運動学 梅野圭史 教授 体育教授学
賀川昌明 教授 体育学 木原資裕
(平成20年4月1日昇任)
教授 体育学
坂本和丈 教授 体育科教育学 田中弘之 教授 運動学
廣瀬政雄 教授 健康科学,血液腫瘍学 吉本佐雅子 准教授 学校保健学
藤田雅文 准教授 体育学 松井敦典 准教授 運動学
南隆尚 准教授 運動学 綿引勝美 准教授 体育学

 

*教員氏名は、当該教員の自己点検・評価報告書へリンクしています。

 

◇自己点検・評価

1.学長の定める重点目標

1-1.コースの運営

(1)目標・計画

  教員の定数削減・補充人事なしに,教員各自の授業および委員会等の業務負担は増大する傾向にある。また,GPやFDによる新たな取り組みが待ったなしで施行されている状況である。そのような中,コース制に移行するあたり,次の点を留意して運営に取り組みたい。
  1. 各教員が各種委員会等で得た情報をEメール等で速やかに情報のコース内共有化する。
  2. コースの長期展望に基づく,採用人事および授業改編等を検討する。
  3. GPおよびFDの推進に協力し,学内外での行事に積極的に参加する。
  4. コース内のまとまり・親睦をはかるため,茶会等の行事を企画する。

(2)点検・評価

  1. 各種委員会に出席した教員より,コースに関連する事項については,委員会当日ないし翌日にEメールで委員会速報版がコース教員に送信されており,速やかな委員会情報のコース内共有化が図られている。
  2. 具体的な採用人事についての話し合いはなされていないが,初等中等教育実践における授業内容再編について検討するワーキンググループの発足がコース会議で決議されている。
  3. GPに関係する授業およびFD委員会より指示された事項に関しては,担当する教員がその業務を的確に対処しており,関連する学内説明会にも積極的に参加している。
  4. 新しい部体制となり,その親睦を兼ねる懇親会に体育コースが主体となって企画・運営を行った。

1-2.大学院学生定員の充足

(1)目標・計画

  本コース大学院の定員を100%確保するために次の方策を設定・実施し,受験を勧誘する。
  1. 全教員は,所属する学会が開催する学会・総会において,本大学院および本コースの広報活動を行う。また,徳島県外の研究会・研修会の講師を積極的に担当し,本コース大学院の存在をアピールする。
  2. 本コースのホームページを教員の研究内容および修士論文の実績等で充実させる。
  3. 知人・研究仲間,本学出身で教職,教育関連職についている人に本コース大学院の紹介パンフレットを配布し,関係者への受験の呼びかけを依頼する。
  4. 大学院入試委員会が企画する県内外の大学訪問に積極的に応募する。

(2)点検・評価

  平成21年度本コース大学院入学定数11名を上回る12名の入学生を確保することができた。
  1. コース教員は所属する学会や徳島県内外の研究会・研修会において,本コースの広報活動を積極的に行っており,関係者の大学より定期的に入学生を確保できている。
  2. 大学公式のホームページに本コースのオリジナルページをリンクさせており,コース内の情報や修士論文公開審査会・中間発表会資料がダウンロードできるように整備・充実できている。
  3. 本コース関係者より情報提供があれば,それに対応し,紹介パンフレット・募集要項等を配布している。また,コースオリジナルの付箋を作成し,受験者確保につながると思われる関係者に配布し,受験の呼びかけを依頼している。
  4. 大学院入試委員会が企画する県内外の大学訪問を積極的に参加しており,関係者との面談を行っている。

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

  1. 学生が自分の「得意な事」を見つけ,深めていけるよう,授業,卒業論文の指導にあたる。
  2. 上記に関わり,教員各自の研究分野・内容について,学生に情報を提供する。
  3. 各自が授業の改善に取り組むとともに,体制的な問題点を明らかにし,提言する。
  4. 従前通り,本コース教員全員が学生の進路,悩み等の相談に応じる体制を維持する。

(2)点検・評価

  1. 2.コース教員は各自の研究分野・内容について,ゼミ所属等に拘わらず,学生・院生に情報提供しており,また,指導教員のもと,卒業論文(10名)・修士論文(12名)が提出され,発表会・審査会が充実した内容で行われた。
  2. 初等中等教育実践の授業内容改編について,ワーキンググループの発足が決定している。
  3. コース内での学生の進路・悩み事にクラス担任・教務委員等が相談に応じており,問題の初期段階での対応がうまくなされている。

2-2.研究

(1)目標・計画

  1. 全員が代表者として,科学研究費補助金の申請を行う。
  2. 採択されている科学研究費補助金に関しては,計画通り,成果が得られるよう取り組む。
  3. 各自,これまで行ってきた研究の成果を論文として発表する。
  4. 各教員が関与するGP関連の研究促進に寄与する。

(2)点検・評価

  1. 2.新規科学研究費申請者は7名,また,採択研究継続者は4名であった。
  2. コース全員12名は,これまで行ってきた研究成果を学会誌へ論文投稿および学会発表を行っている。
  3. コース内でGPに関連する授業担当者ならびに研究担当者は,その職務に積極的に携わっており,その改善案や執行上の手続きのあり方について,提言している。

2-3.大学運営

(1)目標・計画

  1. 各自,委員として学内の各種会議に出席し,職務を遂行する。
  2. コース会議,部会議,全学集会への出席率を上げる。
  3. 委員会以外の大学運営に関わる事項に対しても,コース全教員の協力の基,調整を行い,担当者が円滑に職務を遂行できるようにする。
  4. 大学運営に関する問題点・意見・発案を各種委員等で積極的に提言する。

(2)点検・評価

  1. 4.各教員は委員として学内の各種会議に出席し,職務を遂行した。さらに,大学運営に関する問題点・意見・発案を積極的に発言した。
  2. コース会議・部会議においては,出張等での欠席は事前にコース長・部長に連絡しており,担当者不在による不都合がないよう対処されている。また,全学集会へも教員互いに啓蒙を図り,大学運営への意識を高めた。
  3. ワーキング,選考委員会,附属校園への支援関係など委員会以外の大学運営に関わる事項に対しても,コース全教員の協力の基,調整を行い,担当者は円滑に職務を遂行し,大学運営に寄与した。

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

  1. 附属学校の保健体育関連教諭と保健体育コース教員との懇談会を開き,相互の教育・研究の情報交換,討議を行い,その発展に努める。また,学校現場と大学側,双方向の教育・研究指導,助言ができる体制をつくる。(附属学校園との連携)
  2. 公開講座,フレンドシップ事業などを提供する。(社会貢献)
  3. 教育支援講師,アドバイザーなどとして,積極的に学校現場,地域主催研修会等に出向き,指導・助言を行う。(社会貢献)
  4. 文部科学省,教育委員会,学校など,本教育大に関わる関係機関で設置される諸委員会の委員を積極的に引き受ける。(社会貢献)

(2)点検・評価

  1. 附属学校の保健体育関連教諭と保健体育コース教員との懇談会を開き,教育・研究の情報交換を行った。また,年間を通じて,附属校園への指導と大学の授業,頻繁に相互に支援を行う機会を増やし,連携体制を強固にした。
  2. 公開講座(2講座),フレンドシップ事業を提供した。
  3. 教育支援講師アドバイザー等派遣事業にコース教員の9割が登録し,派遣依頼に応じて学校現場,地域主催研修会等に出向き,講演,支援を行った。また,各自専門分野での各種研究会,研修会の講師として,多数の講演を行った。さらに自主的に水泳や救急処置に関する講習会を開き,地域社会に貢献した。
  4. 日本代表水球チームの強化委員,国体の実行委員・競技審判,徳島県教育委員会主催の各種委員会委員 ,日本体育連盟および徳島県体育協会における要職任,各専門分野関係の学会における要職など講座教員各々が複数の組織・機関の要職任に就き,その任務を全うした。

3.本学への総合的貢献(特記事項)

  平成20年度学部卒業生10名の内,4名が教員採用試験に合格し,正教員として就職し,2名が大学院へ進学している。また,残り4名も常勤講師として地元の小中学校へ就職しており,指導教員の適切な就職・進学指導が効果として表れている。
  また,大学院生においても,現職教員・有職者3名を除くと,石井町役場へ正採用職員1名,鳴門教育大学研究生1名,常勤講師として6名が小中学校へ就職している。
最終更新日:2010年02月17日

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