学長の定める重点目標

 

 

年度 コース等分 教員個人分
令和6年度

1.大学院の定員確保

 本学の大学院入学者数は,教職大学院に遠隔教育プログラムの開設により,令和4年度入学生については前年度よりも増加し250人まで回復したが,その後は減少傾向に転じ,令和5年度入学生は223人,令和6年度は206人となっている。大学院の入学者確保は,本学が直面している課題である。

 各コースで、令和5年度に実施した大学院生確保に向けての方策の成果と課題をふまえ,令和6年度の院生確保のための取組計画とその成果を具体的に示してほしい。

1.本学のミッションに関する取組について

 新構想教員養成大学である本学においては、大学のさまざまな活動を通して「よい教師を一人でも多く」社会に輩出し、もって社会に貢献することが最も基本的な使命である。

 令和5年度卒業生(学部)については,コロナの影響が薄らいだことによって全学的な就職支援活動の回復・改善がなされたこと,そして教職員の皆さん方による学生指導の充実等もあり,3年ぶりに全国の国立大学のなかで教員就職率第1位を回復した。

 しかしながら,本学のミッションを引き続き遂行していくためには,教員採用試験の早期化(各県の採用試験がこれまでよりも早く実施される傾向にあること)への対応や正規合格者比率を高めること等,新たな課題も生じている。

 全学的な支援体制については今後も充実改善していくが,教職員の皆さんにも本学のミッションを理解して学生指導に引き続き努めていただきたい。

 学部や大学院における新人教員の養成,現職教員の再教育等について,以下の3カテゴリーのうちで該当するカテゴリー全てについて、先生方の取組と成果を明らかにしてほしい。

 ※なお、本目標の記載内容は、「教育」に関する記載内容と重複しても差し支えない。

 

①(学部、大学院における新人教員の養成に関して)

 教員養成大学としての本学の役割に鑑み、学部ならびに大学院それぞれについて,一人ひとりの学生の教員就職を叶えるために,【1】昨年度の成果(令和5年度修了・卒業生の教員就職状況)を振り返り、【2】今年度,教員就職に向けて特に留意する点や具体の取組、その成果等を明らかにしてほしい。(今年度着任した教員については,【1】は記載する必要はない)

 

② (大学院における現職教員の再教育、日本語教師の養成あるいは教育分野における国際協力を担う人材の育成に関して)

 

 教師としての専門性や実践力を高めるために授業や学生指導において特に留意している点や工夫と、その成果を明らかにしてほしい。

 

③(心理専門職の養成に関して)心理専門職の資質能力を高めていくために授業や学生指導において,特に留意している点や工夫と、その成果を明らかにしてほしい。

令和5年度

1.大学院の定員確保

 本学の積年の課題は、大学院の入学者確保である。
 教職大学院に遠隔教育プログラムが開設されたこともあって、現職教員の入学者数においては好転の兆しが見られるものの、なお定員充足には至っていない。また大学院生の確保が厳しい状態が継続しているコースもある。
 各コースで、令和4年度に実施した大学院生確保に向けての方策の成果と課題をふまえ,令和5年度の取組について具体的に示してほしい。

1.「よい教師を一人でも多く」育てるための取組について

 新構想教員養成大学である本学においては、大学のさまざまな活動を通して「よい教師を一人でも多く」社会に輩出し、もって社会に貢献することが最も基本的な使命である。しかしながら、2020年に国立大学全国1位であった本学の教員就職率は、近年低迷している。
 学生を教師として育てていくための全学的な支援体制については、さらなる見直しも進めるが、同時に一人ひとりの教職員の皆さんにも本学のミッションを理解して学生指導に努めていただきたい。
 以下の3つのカテゴリーのなかで該当するカテゴリー全てについて、先生方の取組と成果を明らかにしてほしい。
※なお、本目標の記載内容は、「教育」に関する記載内容と重複しても差し支えない。

 

① (学部、大学院における新人教員の養成に関して)
 教員養成大学としての本学の役割に鑑み、一人ひとりの学生の教員就職を叶えるために授業や学生指導において特に留意している点や工夫と、その成果(教員就職状況等)を、学部ならびに大学院それぞれについて明らかにしてほしい。

 

 ② (大学院における現職教員の再教育、日本語教師の養成あるいは海外の教員研修に関して)
 教師としての専門性や実践力を高めるために授業や学生指導において特に留意している点や工夫と、その成果を明らかにしてほしい。

 

③ (心理専門職の養成に関して)
 心理専門職の資質能力を高めていくために授業や学生指導において、特に留意している点や工夫と、その成果を明らかにしてほしい。

令和4年度

1.大学院の定員確保

 本学の積年の課題は、大学院の入学者確保である。令和4年度については、全学的に見れば教職大学院に遠隔教育プログラムが開設されたこともあって、令和3年度までの厳しい状況から好転する兆しが見えているが、なお定員充足には至っていない。また大学院生の確保が厳しい状態が継続しているコースもある。
 各コースで、令和4年度に実施した大学院生確保に向けての方策を具体的に示してほしい。

1.「よい教師を一人でも多く」育てるための取組について

 令和4年度から、大学は第4期中期目標・中期計画期間に入る。第4期においては、大学が社会にどのようなインパクトをもたらしているかが問われる。教員養成大学である本学においては、大学のさまざまな活動を通して「よい教師を一人でも多く」社会に輩出し、もって教育の改善に寄与することが最も基本的な使命である。
 本学が担うこの役割に関して、以下の3つのカテゴリーのなかで該当するカテゴリー全てについて、先生方の取組と成果を明らかにしてほしい。
※なお、本目標の記載内容は、「教育」に関する記載内容と重複しても差し支えない。


① (学部、大学院における新人教員の養成に関して)
 教員養成大学としての本学の役割に鑑み、一人ひとりの学生の教員就職を叶えるために授業や学生指導において特に留意している点や工夫と、その成果(教員就職状況等)を、学部ならびに大学院それぞれについて明らかにしてほしい。

② (大学院における現職教員の再教育、日本語教師の養成或いは海外の教員研修に関して)
 教師としての専門性や実践力を高めるために授業や学生指導において特に留意している点や工夫と、その成果を明らかにしてほしい。

③ (心理専門職の養成に関して)
 心理専門職の資質能力を高めていくために授業や学生指導において特に留意している点や工夫と、その成果を明らかにしてほしい。
令和3年度

1.大学院学生定員の充足

 大学院学生定員の未充足が本学のアキレス腱であり、第4期(2022~2027年度)では文部科学省から厳しい評価を下されることが予測されます。 
  一人でも多くの院生を確保する為に、コース等としてどのように取り組みますか。 
  なお、自己評価を行う際、具体の取組と成果も記載して下さい。

 

2.大学教育における授業観の転換

 新型コロナ禍において、GIGAスクールが今年度から導入され、教師主導の一斉授業による知識偏重の授業から脱却し、学力観や授業観を転換する必要があります。 
 例えば、「主体的・対話的で深い学び」、「効果的にICTを活用した学び」などを、児童生徒が身につけるようにする教育が喫緊の課題とされています。そして、学部・大学院においても同様に重要な課題です。 
 本学において新しい学力観や授業観に基づいた教育を、コース等としてどのように取り組みますか。

1.大学院学生定員の充足

 大学院学生定員の未充足が本学のアキレス腱であり、第4期(2022~2027年度)で
は文部科学省から厳しい評価を下されることが予測されます。 
 一人でも多くの院生を確保する為に、あなたご自身がどのような取組を行いますか。

 

2.大学教育における授業観の転換

 新型コロナ禍において、GIGAスクールが今年度から導入され、教師主導の一斉授業による知識偏重の授業から脱却し、学力観や授業観を転換する必要があります。 
 例えば、「主体的・対話的で深い学び」、「効果的にICTを活用した学び」などを、児童生徒が身につけるようにする教育が喫緊の課題とされています。そして、学部・大学院においても同様に重要な課題です。 
 本学において新しい学力観や授業観に基づいた教育を、あなたご自身がどのような取組を行いますか。

令和2年度

1.大学院学生定員の充足

 本学は教師教育のリーダー大学として、近年、各方面より高い評価を受けるようになりました。
 しかし、大学院学生定員の未充足が本学のアキレス腱です。そこで、昨年度に引き続き2020年度(令和2年度)も、一人でも多くの院生を確保するために、コース等としてどのような取組を行い、その結果はどうであったのか、最終報告書の「点検・評価」を提出の折、具体的に記載してください。
 なお、今年度は新型コロナウイルスの影響で先行き不透明なため、「目標・計画」を記載することは不要です。
 

1.大学院学生定員の充足

 昨年度に引き続き2020年度(令和2年度)も、一人でも多くの院生を確保するために、あなた自身がどのような取組を行い、その結果はどうであったのか、最終報告書の「点検・評価」を提出の折、具体的に記載してください。
 なお、今年度は新型コロナウイルスの影響で先行き不透明なため、「目標・計画」を記載することは不要です。

平成31年度

1.大学院学生定員の充足

 大学院学生定員の未充足が本学のアキレス腱です。一人でも多くの院生を確保する為に、コース等としてどのような取組を行うのか、具体的に示して下さい。

 

2.コース等の運営

 2019年度から、他大学のモデルとなるような大学院改組がスタートします。たとえれば、仏像はできたが、いかに魂を入れていくかが課題です。その為にも、各コース等の教員が協力し、教育・研究を進めていかねばなりません。
 そこで、今回、コース等の運営について目標や計画を記載することは不要ですが、2019年度の自己評価最終報告書を提出する際、これについて良かった点や達成できた点、あるいは改善すべき点などを記載して下さい。

 

1.大学院学生定員の充足

 一人でも多くの院生を確保する為に、あなた自身どのような取組を行うのか、具体的に示して下さい。

 

2.コース等運営に関する貢献

 2019年度から、他大学のモデルとなるような大学院改組がスタートします。たとえれば、仏像はできたが、いかに魂を入れていくかが課題です。その為にも、各コース等の教員が協力し、教育・研究を進めていかねばなりません。
 そこで、今回、コース等の運営にあなたがどのように関わるかについての計画を記載することは不要ですが、2019年度の自己評価最終報告書を提出する際、これについてどのように関わったか、そして良かった点、あるいは改善すべき点などを記載して下さい。

 

平成30年度

1.ニーズを踏まえた教育研究

 平成29年度の重点目標は,「ニーズを踏まえた教育研究」を掲げましたが,30年度も同様に,PDCAサイクルを念頭に置き,次の重点目標について目標・計画を示してください。
 学校や教育委員会のニーズに応え,教師教育をリードする教育・研究・社会貢献などについて,コース等としてどのような取り組みをしてきましたか。そして,平成30年度はどのようなことに取り組みますか。

 

1.ニーズを踏まえた教育研究

 平成29年度の重点目標は,「1.ニーズを踏まえた教育研究」を掲げましたが,30年度も同様に,PDCAサイクルを念頭に置き,次の重点目標について目標・計画を示してください。
 学校や教育委員会のニーズに応え,教師教育をリードする教育・研究・社会貢献などについて,どのような取り組みをしてきましたか。そして,平成30年度はどのようなことに取り組みますか。

 

2.新学習指導要領への対応

 平成29年度の重点目標は,「2.学習指導要領改訂への対応」を掲げましたが,30年度も同様に,PDCAサイクルを念頭に置き,次の重点目標について目標・計画を示してください。
 新学習指導要領に,教育・研究などにおいてどのよう対応をしてきましたか。そして,平成30年度はどのようなことに取り組みますか。

 

平成29年度

1.ニーズを踏まえた教育研究

 学校や教育委員会のニーズに応え,教師教育をリードする教育研究について,コース等としてどのような取組をしてきましたか。そして,平成29年度はどのようなことに取り組みますか。

 

1.ニーズを踏まえた教育研究

 学校や教育委員会のニーズに応え,教師教育をリードする教育研究について,コース等としてどのような取組をしてきましたか。そして,平成29年度はどのようなことに取り組みますか。

 

2.学習指導要領改訂への対応

 今回の学習指導要領の改訂に,大学教員としてどのような対応を考えていますか。

 

平成28年度

Ⅰ-1.強み・特色・魅力

 

 本学は、教員養成の充実、現職教員の研修、教育に関する高度な研究を目的する新構想大学として、昭和56年(1981年)10月1日に創設され、昭和59年4月に大学院の1期生を、昭和61年4月に学校教育学部の1期生を迎えました。 以来、教師教育のリーダー大学としての使命を果たすべく努めるとともに、臨床心理士や国際教育協力専門家などのように広く学校教育を支える人材の養成も行ってきました。

 しかし、現在、全国の国立大学、特に教員養成系大学・学部は、強み・特色・魅力を打ち出すための改革を強く求められており、今年度から始まる第3期中期目標期間中(平成28~33年度、2016~2021年度)に組織改革を行うことになっています。また、大学評価において、入学定員充足率と教員就職率が重視されます。

 このような状況下、本学もこの28年度中に大学改革の骨格を決めることになっています。  このような状況を念頭に置いて、貴コースでは、どのような強み・特色・魅力があるのか、そして今年度は特にどのような強み・特色・魅力を発揮していこうとするのかを、その根拠となる指標と合わせて、示して下さい。

 

Ⅰ-1.大学への貢献

 

 本学は、教員養成の充実、現職教員の研修、教育に関する高度な研究を目的する新構想大学として、昭和56年(1981年)10月1日に創設され、昭和59年4月に大学院の1期生を、昭和61年4月に学校教育学部の1期生を迎えました。  以来、教師教育のリーダー大学としての使命を果たすべく努めるとともに、臨床心理士や国際教育協力専門家などのように広く学校教育を支える人材の養成も行ってきました。

 しかし、現在、全国の国立大学、特に教員養成系大学・学部は、強み・特色・魅力を打ち出すための改革を強く求められており、今年度から始まる第3期中期目標期間中(平成28~33年度、2016~2021年度)に組織改革を行うことになっています。また、大学評価において、入学定員充足率と教員就職率が重視されます。

 このような状況下、本学もこの28年度中に大学改革の骨格を決めることになっています。  このような状況を念頭に置いて、あなたは本学に対しどのような貢献をしてきたか、そして今年度はどのような貢献をする予定であるかを示して下さい。

 なお、「教育・学生支援」「研究」「大学運営」「附属学校・社会との連携、国際交流等」「本学への総合的貢献」と記述が重複しても構いません。また、平成28年度に本学に赴任した教員は、前半部の「本学に対しどのような貢献をしてきたか」を記述する必要はありません。

 

平成27年度

大学院の学生定員の確保

 本学の法人化第二期の喫緊の課題は,大学院の学生定員の確保である。
 本年度は,第二期の最終年度であるが,貴専攻・コースにおける,これまでの大学院学生定員充足状況を分析・検証し,達成目標を設定するとともに,どのような具体的方策を立てて目標達成に向けて取り組んで行くか示して欲しい。
 

大学教員としての社会的貢献

 大学教員の担うべき課題の一つに,その教育研究活動をいかに学校現場や社会に還元していくかという課題がある。
 あなたは,ご自身の教育研究活動をどのように学校現場や社会に還元し,貢献していきたいと考えているか,具体的な取組を示して欲しい。

平成26年度

長期履修学生への支援,及び教職大学院の定員確保について

 本学大学院修士課程には,長期履修学生制度を活用し学部の授業履修で教員免許を取得するとともに修士の学位を取得する学生が学んでいる。この制度は,教員を志望する学生のニーズに応えるものであり,本学の教員養成の特色の一つとなっている。教員を目指すこれらの学生に対してどのような指導や支援を展開すればよいか。貴専攻・コースの取り組みについて①授業内容,②授業方法,③論文指導の観点から示してほしい。
 なお,臨床心理士養成コースにあっては,当該コースとして可能な支援策を示してほしい。
 教職大学院においては,過去5年間の学生定員充足状況を分析・検証し,定員確保のためにどのような具体的方策で取り組むか,目標達成に向けての方法を示してほしい。
 

修士論文,及び学修成果報告書のテーマ・内容について

 教員養成大学大学院の修士論文については,理学部や文学部等の専門学部の内容ではなく学校の教育実践に貢献するものが求められている。学校の教育実践(心理教育相談を含む)に貢献する修士論文の指導について,あなたの取り組みや工夫を示してほしい。
 教職大学院においては,学修成果報告書を学校教育の実践に具体的にどのように活かしていくか,あなたの指導や一般化への工夫を示してほしい。

平成25年度

教員就職率向上方策について

 本学は第二期中期目標・中期計画において、「学士課程において教員就職率を70%以上にする」と明記している。教師を目指す学生が一人でも多く自己の進路希望を実現できるよう、この数値目標を達成するのはもちろんのこと、より一層教員就職率を上げるため、貴専攻・コースではどのような取り組みを行うか。具体的な方策を示してほしい。
 

教員養成大学教員としての授業実践

 中央教育審議会は、「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について」答申したが(平成24年8月28日)、その中で「教員を高度専門職業人として明確に位置付ける」と提言している。この答申の考え方を実現するため、教員養成大学に籍を置く教員として、将来、教師を目指す学生に対してどのような授業実践を展開すればよいか。あなたの取り組みを、①授業内容、②授業方法、③成績評価の三つの観点から示してほしい。
 

平成24年度

1.教員養成の質保証

 大学の機能別分化・機能強化が求められる中,本学は教員養成大学として高度専門職業人としての教員を養成することを目標としている。教員養成の質保証のため,専攻・コースではどのような取り組みを行うか,具体的な方策を示してほしい。

 

1.科研費申請に向けた計画等

 国立大学法人運営費交付金は年々削減され,教員の研究費配分も厳しくなってきており,教員各自が研究のための外部資金を獲得しなければならない状況である。そこで,科研費申請に向けて,あなたが考えているテーマと計画等について示してほしい。

 

2.大学院学生定員の充足に向けた取り組み

 専攻・コースのこれまでの大学院学生定員の充足状況を踏まえた上で,あなたは定員充足のためにどのような取り組みを行うか,具体的に示してほしい。

 

平成23年度

1.大学院の学生定員の充足

 貴専攻・コースにおける過去5年間の大学院学生定員充足状況を分析・検証し,達成目標を設定するとともに,どのような具体的方策を立てて,目標達成に向けて取り組んでいくかを示して欲しい。

 

2.学生支援の取り組み

 学生の卒業時・修了時における「質」保証のためには,常日頃から学生に対する支援を推進していくことが必要である。貴専攻・コースにおけるこれまでの学生支援の取り組み状況を分析・把握し,本年度どのような学生支援の取り組みを行うか,具体的な方策を示して欲しい。

 

1.教育大学教員としての授業実践

 本学の目的は,豊かな教養と教育実践力をもった教員を養成し,学校現場に送り出すことにある。このことを実現するには,教科専門・教科教育・教職専門等の各分野の授業が,学校現場の実践と関連性が保たれていることが必要である。
 あなたは,教員養成大学の教員として,本年度はどのような授業計画を立て実現しようとするのか,これまでの取り組み状況を総括し,具体的に示して欲しい。

 

平成22年度

1.大学院の学生定員の充足

法人化第二期の喫緊の課題は,大学院の学生定員の充足である。
貴専攻・コースにおける,これまでの大学院学生定員充足状況を分析・検証し,達成目標を設定するとともに,どのような具体的方策を立てて目標達成に向けて取り組んでいくか。具体的な数値目標とそのための措置を示して欲しい。

1.教育大学教員としての授業実践

本学の目標は,高度な教育の専門性と教育実践力,かつ豊かな人間性を備えた高度専門職業人としての教員を養成することにある。教育大学に籍を置く教員として,将来,教師を目指す学生の「質保証」のために,あなたは,どのような授業を行いたいと考えているか。あなたの取り組みを,①授業内容,②授業方法,③成績評価の三つの観点から示して欲しい。

 

2.大学教員としての社会貢献

大学教員の担うべき課題の一つに,その教育研究活動をいかに社会に還元していくかという課題がある。あなたは,ご自身の教育研究活動をどのように社会へ還元し,貢献していきたいと考えているか,具体的な取り組みを示して欲しい。

 

平成21年度

1.大学院学生定員の充足

貴専攻・コースにおいては,これまでの大学院学生定員充足状況の実態をふまえて,達成目標をどのように設定し,かつ,どのような具体的な方策を立てて目標達成に向けて取り組んでいくか。

教育大学教員としての教育・研究活動

 

1.鳴門教育大学は,高度な教職の専門性と教育実践力を持ち,かつ豊かな人間性をあわせ備えた教員の養成を最大の目標としている。そうした本学の基本的な方向性の中で,あなたは自らの研究,もしくは教育活動をどのように構想し,実践していこうとしているのか。教育大学の教員として,本年度,どのような研究計画,もしくは教育計画を立てて臨もうとしているか。教育,研究のいずれかを選び,達成可能な範囲で具体的に示してほしい。

 

2.上記のような教育・研究活動を進めていくためには,その土台としての自らの教育・研究環境を調えていくことが要請される。特に,今後,運営費交付金がきびしく削減されていく中で,必要な研究経費を確保していくための自覚的な努力が,教員一人ひとりに強く求められている。あなたは,本年度,科学研究費補助金をはじめとする外部資金(競争的資金)にどのように対応する計画を持っているか。具体的に示してほしい。

 

平成20年度

1.コース等の運営

平成20年度から新しい教育組織として,従来の講座制に代わってコース制がスタートする。貴講座においてはコース制に移行するにあたって,コースのまとまりとさらなる活性化を図るために,どのようなコース運営を心がけるか。もっとも留意する点,及びその方策について,具体的に示してほしい。

 

2.大学院学生定員の充足

昨年度の大学院学生充足状況の実態をふまえ,貴コース等においては達成目標をどのように設定し,かつ,どのような具体的な方策を立てて目標達成に向けて取り組んでいくか。

1.大学教員としての研究活動

大学教員の果たすべき責務の一つは,いうまでもなく研究活動にある。あなたは自らの研究活動について,どのような全体構想のもとで臨んでいるか。
また,本年度はどのような研究計画を立て,研究を進めようとしているのか,達成可能な範囲で具体的に示してほしい。

 

2.教育大学教員としての授業実践

本学の使命の一つは,豊かな教育実践力を身に付けた教員を養成して社会に送り出すことにある。教育大学に籍を置く教員として,将来,教師を目指す学生に対して,どのような授業実践を展開すればよいのであろうか。昨年度の実践を省みて,あなたは1.授業内容,2.授業方法,3.成績評価の3点においてどのような創意工夫をして,授業実践に取り組んでいくか。

 

平成19年度

1.大学院学生定員の充足

平成18年度の大学院学生充足状況の実態をふまえ,貴講座においては達成目標をどのあたりに設定し,どのような方策を立てて目標達成に向けて取り組んでいくか。

 

2.教員採用率の向上

教員採用率の向上は,本学に課せられた重要課題であるが,特に大学院のストレートマスター及び長期履修学生に対する指導に多くの課題が残されている。貴講座においては,所属学生の教職意識を高め,その希望を達成させるために,ど
のような指導に取り組んでいくか。

1.教育大学教員としての授業実践

本学の使命の一つは,豊かな教育実践力を身に付けた教員を養成して社会に送り出すことにある。教育大学に籍を置く教員として,将来,教師を目指す学生に対して,どのような授業実践を展開すればよいのであろうか。ミニ理学部・ミニ文学部からの脱却の必要性が言われて久しいが,あなたは(1)授業内容,(2)授業方法,(3)成績評価の3点においてどのような創意工夫をして,授業実践に取り組んでいくか。

 

2.大学教員としての社会(地域)貢献

大学教員の担うべき課題の一つに,その教育・研究活動などをとおして,社会(地域)に貢献するという課題がある。あなたは,どのような活動をとおして自己を社会的にアピールし,かつ社会への貢献に取り組んでいくか。

 

平成18年度

1.大学院の学生定員の充足

中期目標期間中(平成21年まで)に大学院学生定員の充足を達成するためには,平成19年度入学生は少なくとも270人(定員の90パーセント)以上の入学生を確保することが必要である。そうした状況の中で,貴講座においては達成目標をどのあたりに設定し,どのような具体的な方策を立てて目標達成に向けて取り組んでいくか。

 

2.教員採用率の向上

教員採用率の向上は,大学院学生定員の充足とならんで本学に課せられた重要課題であるが,貴講座においてはこの課題にどのように取り組んでいくか。特に大学院のストレートマスター,長期履修学生に対する講座としての指導体制をどのように構築するか。

※(教職以外の就職指導に重点を置く講座にあっては,そのための指導体制について)

大学の活性化を目指す教育活動

 

1.授業改善,成績評価

学生の意欲を引き起こし,基礎学力や応用力をしっかりと身に付けさせるために,あなたは授業内容・授業方法などの授業改善にどのように取り組んでいくか。

学生の能力や努力を正当に評価し,学生のやる気を引き出すような適正な成績評価を実現するために,あなたは成績評価をどのように実施するか。

 

2.学生支援,地域連携活動

就職指導や課外活動などの学生支援,地域貢献(教育・文化活動etc),国際協力などの分野で,あなたが平成18年度に最も重点的に取り組んでいきたい活動は何か,また,その目標に向けてどのように取り組んでいくか。※(授業担当以外を主務とする教員は,その業務の目的・課題を達成するための取り組みについて)

 

お問い合わせ

経営企画戦略課
電話:088-687-6035