附属学校について
附属学校部
附属学校部は、附属学校における教育・研究及び管理運営に関する校務を総括し、本学と附属学校との連絡調整に当たることを目的に設置しています。附属学校部には、学長の命を受け、附属学校の運営に関する部務を掌理する附属学校部長を平成16年4月より置いています。平成28年4月からは副学長(附属学校担当)を置いています。
附属学校
本学では、大学と一体になって、教育の理論や実践に関する科学的研究を行うとともに、本学の計画に従い学生の教育実習等の実施に当たることを目的に、附属幼稚園、附属小学校、附属中学校及び附属特別支援学校を設置しています。
併せて、附属学校においては、幼児の心身の発達を助長する保育、児童、生徒の心身の発達に応じて義務教育として行われる普通教育のうちの基礎的な教育、 及び小学校における教育の基礎の上に義務教育として行われる普通教育、並びに知的障害や自閉症の児童・生徒に対する小学校、中学校、高等学校に準ずる教育 及び自立を図るために必要な知識技能を習得させる実習等を実施しています。
附属学校は、大学のある鳴門市の高島キャンパスから20キロほど離れた徳島市内に位置しています。南前川地区に附属幼稚園及び附属小学校があります。中吉野町に附属中学校、上吉野町に附属特別支援学校があります。
平成20年4月より附属学校園の管理運営体制の見直しを行い、校園長を専任職(徳島県からの人事交流者「附属幼稚園長については、大学採用教員(H26.4~)」)とし、副校園長職を廃止しました。
特色ある取組
附属学校STEAMIC教育
第4期中期計画(令和4年度~令和9年度)において、 附属学校ではSTEAMIC教育に取り組んでいます。このSTEAMIC教育は、STEAMとICの二つから構成されています。STEAM教育を科学技術人材の育成にとどまらず、広く「市民育成」の側面でも捉え、学習者それぞれの個性を生かし、感性を育むとともに、複雑化した現代社会で互いの多様性を包括しながら現代社会でより良く生きる市民の育成を目指そうとするものが、鳴門教育大学の附属学校で取り組む STEAMIC教育です。ICとは Inclusive Citizenship (包括的な市民権)であり、多様な人々の市民権を認められる人間、多様性を理解し共感できる社会の構成員の養成を目指しています。
附属学校園の幼児・児童・生徒への支援について
国立大学法人鳴門教育大学鳴門教育大学基金におけるSEO奨学基金(附属学校園)用資金要項が平成30年4月1日から施行されました。
この資金は、経済的な理由等により就学が困難な幼児、児童及び生徒(以下「児童・生徒等」という。)に対する支援を行うためにSEO奨学基金として国立大学法人鳴門教育大学に対して寄附された寄附金により、鳴門教育大学附属学校園の児童・生徒等の経済的負担の軽減を図ることを目的としています。
主に次の事業を行います。
(1)児童・生徒等の親権者死亡に伴う就学支援一時金の支給
(2)児童及び生徒の修学旅行費の補助金の支給
この基金の詳細については、在籍する各学校園までお問い合わせください。