言語系コース(英語)

記載責任者 太田垣正義

◇教員名簿

氏名 職名 専門分野 氏名 職名 専門分野
伊東治己 教授 英語教育 太田垣正義
(平成21年3月31日退職)
教授 英語学
前田一平 教授 米文学 兼重昇 准教授 英語科授業研究・小学校英語教育
ブラッドリー バーマン 准教授 マスコミニュケーション 藪下克彦 准教授 英語学
山森直人 准教授 英語教育 ジェラード マーシェソ 講師 教師教育,修辞学,評価法
夫明美 講師 英語学      

 

*教員氏名は、当該教員の自己点検・評価報告書へリンクしています。

 

◇自己点検・評価

1.学長の定める重点目標

1-1.コースの運営

(1)目標・計画

  • これまで教員組織が別々であった小学校英語教育センターの教員2名が本コースに加わるので,小学校英語教育をコースの研究教育上の新たな柱として設定し,これまでの中学校・高等学校英語教育との連携を図る。
  • 小学校英語教育センターと本コースが新たな連携のあり方をさぐり,それによってコースの運営と教育の充実を図る。

(2)点検・評価

  • 小学校英語教育に関する公開講座「小学校における外国語活動担当者のための英語教室:英語スキルアップとフィンランド小学校英語体験」を,小学校英語教育センターとの共催で開催した。
  • 小学校外国語(英語)活動が平成23年度から必修化されることを受け,鳴門教育大学の卒生は全員が外国語活動の授業をおこなうことができるべく,一般教養英語カリキュラム改革に向けての検討を始めた。
  • 言語系コース(英語)の開設責任科目,「初等英語科教育論」,「初等中等教科教育実践II」などにおいて,小学校英語教育センター兼務教員を担当者に加え授業をおこなっている。
  • 卒論・修論指導,クラス担任も小学校英語教育センター兼務教員に行ってもらっている。

1-2.大学院学生定員の充足

(1)目標・計画

  • 本講座の卒業生で教職についている者に大学院入学を案内する。
  • 本学の学部学生に大学院進学を勧める。
  • 公開講座や研修会・講演会および他大学への集中講義において,受講生に大学院を案内し入学を勧める。
  • Webサイトを通じて広報活動を実施する。

(2)点検・評価

  • 卒業生,修了生向けのニューズレター「鳴潮音」に大学院入学を勧誘する記事を載せた。
  • 学部学生に対し,ゼミを中心に,大学院進学の勧誘を積極的に行っている。
  • 言語系コース(英語)のウェブサイトに本コース修士課程入学に関する詳しい情報を載せている。
  • 関西の私立大学,約40校に,パンフレット,ポスター,コース長からの挨拶などの入学案内を送付した。
  • 英語教育指導者対象の専門誌『月刊英語教育』に本学大学院の受験案内を2回掲載した。
  • 本コース教員が講師として招かれた英語科教員対象の研修会や他の大学での集中講義において,本学大学院の受験案内の資料を配付した。

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

  1. 全学開講の授業「英語コミュニケーション」は予算と人事が許す限りネイティヴ・スピーカーが担当することとし,本学学生の英語運用能力を高めるのに資する。
  2. 同「英語リーディング」はTOEIC対策とし,教員採用試験や他の就職試験に役立てる。
  3. TOEIC IPテストを年2回実施する。
  4. オーストラリアとアメリカへの留学が可能になったので,TOEFL受験対策を講じる。
  5. 英語科教育コースの学生に,補償教育を含め,基礎英語力の伸長を補助する。
  6. 19年度の教育研究支援プロジェクト経費で開設した学部学生用の学習室(俗称,E-ポケット)を充実させ,自主学習の環境を整える。

(2)点検・評価

  1. を計画通り行った。
  2. を計画通り行った。
  3. を計画通り行った。
  4. TOEFL受験のための環境整備を行うとともに,ゼミなどを通して受験を促している。
  5. 「ポケット塾」と称する学生の英語学習会,ゼミ,授業「英語基礎研究」などで基礎英語力伸長のための取り組みを行った。
  6. に関して,学部学生用の学習室(「E-ポケット」)は,コンピュータ環境,学習参考図書などの設備も充実し,学生による利用も盛んになり,活動が軌道に乗った。

2-2.研究

(1)目標・計画

  1. 教員各自が自己の研究を遂行できるように,教員間で協力体制をとる。
  2. 英語教育上必要と考えられる研究テーマを設定し,教員相互に協力して共同研究を進める。
  3. 学部入学試験の口述試験をすべて英語で実施することに伴い,英語スピーキングの評価のあり方や具体的な評価方法を検討する。

(2)点検・評価

  1. 研究のための国内・海外出張に支障を来さないよう,協力体制を取った。
  2. 小学校「外国語活動」の授業を行うことができる英語力育成を目標に据える,一般教養英語教育改革の準備に取り組んだ。加えて,他大学に先駆けて本学が独自に開設している「初等英語」,「初等英語科教育論」の授業改善を試みている。
  3. 計画通りに実施し,評価基準も作成した。

2-3.大学運営

(1)目標・計画

  1. 教員各自が担当する各種委員会等の職務を真摯に遂行し,大学運営に積極的に関与する。
  2. 本コースの性格に鑑み,国際交流を支援し,特にコースに関係する分野において積極的に参加し協力する。

(2)点検・評価

  1. 教員各自が各種委員会などの職務に真摯に取り組み,大学運営に貢献した。
  2. 大学間交流協定で,ウェスタンカロライナ大学,京仁教育大学などから交換留学生,また,メキシコから教員研修生を受け入れた。
  3. 専門職GP特別講演会「教師に求められる専門的な資質・能力とは何か」(講師:キャロル マーツ フランケル(ピュージェットサウンドド大学),ヴィリヨ コッホネン(タンペラ大学)),「「アメリカ合衆国の教師教育の現状―メリーランド大学の場合」 (講師:デイビィッド G. イミッグ教授(メリーランド大学))の企画,運営に英語コースの教員が参加した。

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

  1. 附属学校との連携については,初等中等教科教育実践I,II,IIIや附属学校園実習を通じて行うとともに,附属学校への協力を図る。
  2. 公開講座および教育支援講師派遣制度にコースとして積極的に取組み,地域との連携を強化する。
  3. 海外の研究教育機関との共同研究・事業を推進する。

(2)点検・評価

  1. 附属中学校のLF時間に講演を行った。附属小学校で,外国語活動の支援を行った。
  2. 公開講座「小学校における外国語活動担当者のための英語教室」を実施した。教育支援講師派遣制度で,積極的に学校訪問を行った。
  3. ウェスタン・カロライナ大学,京仁教育大学と相互学生・教員交流事業を行った。

3.本学への総合的貢献(特記事項)

  • 平成20年度学部卒業生8人の中5人が正式採用,2人が臨時採用,そして一人が大学院進学という良い進路実績を達成した。
  • 修士課程言語系コース学生定員の中,英語コースだけで14人(そして,私費留学生1人を確保した。
  • 留学生,教員研修生を受け入れたり,海外から講師を迎える講演会に積極的に関わったり,と国際交流に貢献している。
最終更新日:2010年02月17日

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