人間形成講座

記載責任者 木内陽一

◇教員名簿

氏名職名専門分野 氏名職名 専門分野
木内陽一 教授 教育哲学 伴恒信 教授 教育社会学
山崎勝之 教授 発達心理学 皆川直凡 助教授 教育心理学
梶井一暁 講師 教育史      

*教員氏名は、当該教員の自己点検・評価報告書へリンクしています。

 

◇自己点検・評価

1.学長の定める重点目標

1-1.大学院の学生定員の充足

(1)目標・計画

大学院の定員を、実質競争率2倍を確保した上で充足するため、次の方策を行い、受験を勧誘する。

  1. 今後も、講座教員とのつながりが深い大学を重点的に訪問する。
  2. 心理学関係の資格を充実し、この関連の広報を強化する。

(2)点検・評価

  今年度は、前期、後期、2次を合わせて、26名の応募者(第一志望のみ)があり、24名の合格者をだした。入学者は17名であった。過去2年続けて、定員充足出来ている。大学訪問、資格の広報等の成果は十分上がっていると考えられる。

 

1-2.教員採用率の向上

(1)目標・計画

  1. 教員採用率を具体的に設定することはむずかしい。なぜなら、本講座は、教員としての進路だけではなく、博士課程や病院、児童相談所などへの進路や就職を総合的に目指しているからである。
  2. ただし、教員となることを目指す学生は、ほぼその目的が達成できるように援助したい。現在のところ、講座単位での指導の計画はないが、ゼミ単位での指導や情報提供をさらに推進したい。

(2)点検・評価

  教員志望の学生は3名で、その内1名は神奈川県立高等学校教諭(数学担当)、1名は大阪市小学校教諭に採用、他の1名は、臨時採用教員。

 

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

  1. 教育・学生生活支援は、講座全体ならびにゼミ単位で実施する。
  2. 講座全体での支援は、人間形成という異学問の集まりからなる講座であることから、一人の学生が全教員と接する雰囲気とシステムをつくる。
  3. ゼミ単位では、教育は当然であるが、学生生活に至るまで、健全なものとなるように定期的な指導を行う。

(2)点検・評価

  1. 講座ならびに各ゼミにおいて、教育・学生生活支援は十分に出来た。
  2. 講座教員による講座関連の専門科目等の評価は、おおむね好評であった。
  3. 講座教員全員が協力して、修士論文(8人)の指導にあたった。
  4. 大学院2年生13人の進路は、現職教員3、高等学校教員1人、小学校教員1人、臨時採用教員1人、中国帰国1人、その他(長期履修を含む)6人であった。

 

2-2.研究

(1)目標・計画

  1. 講座の教員が各自、科学研究費補助金の申請など、競争的研究資金の獲得にむけて努力する。
  2. 講座の教員が各自、オリジナリティの高い、国際的に通用する研究を行う。
  3. 講座の教員の協力による、研究や研究会の推進をはかる。

(2)点検・評価

  1. 心理系の教員は協力して、基礎系(感情の機能)と応用系(適応への学校教育)の2つの研究会を立ち上げ、その運営にあたった。
  2. 欧文の国際学術雑誌に心理学教員の論文が受理された。
  3. 教育系の教員が協力して、「徳島人間形成文化史研究とその実践的意義」をテーマに調査研究を実施した。

 

2-3.大学運営

(1)目標・計画

  各自、委員として学内の各種会議に出席し、職務を遂行する。

(2)点検・評価

  1. 各自、各種会議委員としての職務に取り組み、責務を果たした。
  2. 各自、部会及び教授会に出席した。

 

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

  1. 教育支援講師・アドバイザーをはじめ、積極的に小・中学校等に出むき、助言等を行う(附属学校との連携、社会連携)。
  2. 積極的に留学生を受け入れる。
  3. アメリカとドイツを中心に、研究・教育交流を深める。

(2)点検・評価

  1. 附属小中学校での指導助言者として交流をはかった。
    社会主事講習を企画し、実施した。
  2. 教育支援講師・アドバイザーとして一部の教員が活動した。
  3. 留学生を1名受け入れた。
  4. アメリカとドイツへ複数回渡航し、研究交流を推進した。

 

3.本学への総合的貢献(特記事項)

  1. 本年度は、講座定員15人に対し、すでに17人の入学者を出している。前年度は21人である。過去2年続けて、定員を大幅に越えて学生が入学している。本学に大きく寄与していると考えられる。
  2. 本学で唯一、心理学の3資格(臨床発達心理士、学校心理士、健康心理士)の取得にむけて学生募集と指導を行っている。

 

最終更新日:2010年02月17日

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