教員養成特別コース

記載責任者 葛上秀文

◇教員名簿

氏名 職名 専門分野 氏名 職名 専門分野
木下光二
(平成20年4月1日,附属幼稚園部内教頭から配置換)
准教授 幼児教育・生活科教育学 葛上秀文 准教授 教育社会学・生徒指導論
豊成哲 准教授 音楽科教育学 藤原伸彦 准教授 認知心理学,教育工学
山田芳明 准教授 美術科教育 岩久保和義 講師
(みなし専任)
理科教育学

 

*教員氏名は、当該教員の自己点検・評価報告書へリンクしています。

 

◇自己点検・評価

1.学長の定める重点目標

1-1.コースの運営

(1)目標・計画

  教職大学院には4つのコースが設置されているが,専攻の教員が一体となって運営に当たり,教育・研究の充実を図る。
  コースに関しては,19年度より,学内のコース専任教員がほぼ週1回集まり,コースの運営について議論しているが,20年度になっても,月に2回程度コース会議を持ち,教員間の共通理解を深める。また,正規の授業以外にも,院生の指導を月2回程度,全教員が参加して開催するなど,コース教員が協力して,教育に取り組む。

(2)点検・評価

  コースとして,最優先課題の定員確保について,高度学校教育実践専攻の教員の協力も得て,10名の入学者を確保した。
  コース運営に関し,元々の基盤としてのコースを持たず,かつ,新しい枠組みでの出発であったが,コース教員が協力して,教育等の運営に当たった。

1-2.大学院学生定員の充足

(1)目標・計画

  20年度の入試に関しては,設置が認められたのが11月末ということもあり,十分活動ができず,定員充足に至らなかった。21年度の入試に当たっては,専攻の教員と協力して定員の確保を図る。
  本コースではさらに,大阪府,堺市教育委員会と連携して,大阪を拠点とするサテライトの展開の可能性を模索し,定員充足の可能性を広げる。

(2)点検・評価

  定員として,10名の入学者を得た。次年度に向けてのサテライトの展開等についても,関係する教育委員会と話を進め,実現に向けて,努力している。

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

  専攻として協力しながら,教育・学生生活の支援に当たる。
  さらに,コースとしては,教育上は,正規の授業以外に特に採用試験対策として,筆記試験及び面接,模擬授業等の対応にコース教員だけでなく,現職3コースの教員の協力を受け,充実を図る。

(2)点検・評価

  実習に関連して教育支援は想像以上に苦労を要するものであった。実習校との調整等,コース教員が協力して,院生が充実した実習を進められるよう支援できた。

2-2.研究

(1)目標・計画

  教職大学院としてのカリキュラム開発及びその評価の在り方について,専攻全体として研究する体制を構築する。具体的には,専門職大学院等における高度専門職業人養成教育推進プログラムを専攻として申請を目指すが,採否にかかわらず,研究を行う。

(2)点検・評価

  兵庫教育大学,上越教育大学との連合GPが採択され,それに専攻全体として取り組み,教職大学院の充実に向けて努力した。

2-3.大学運営

(1)目標・計画

  特別教育開発経費として採用された「学校改革支援チームによる地元学校の支援」を具体化し,鳴門市,松茂町,北島町,藍住町の連携協力校の課題解決に寄与することで,大学運営に寄与する。また, 専門職大学院等における高度専門職業人養成教育推進プログラムを専攻として申請を目指す。

(2)点検・評価

  学校改革支援チームの取り組みとして,専攻全体として取り組み,地元学校との連携を深めることができた。このことは,大学運営にとっても,多大な貢献をもたらした。

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

  特別教育開発経費として採用された「学校改革支援チームによる地元学校の支援」を具体化し,鳴門市,松茂町,北島町,藍住町の連携協力校の課題解決に寄与することで,連携を促進する。

(2)点検・評価

  学校改革支援チームの取り組みとして,専攻全体として取り組み,地元学校との連携を深めることができた。このことは,地域連携にとっても,多大な貢献をもたらした。

3.本学への総合的貢献(特記事項)

  教職大学院の中で,特に,新人教員の養成に特化したコースは,これまでの大学院の枠組みになかったもので,立ち上げに多大な苦労を要した。コース教員の献身的な協力を得て,教職大学院の中でも充実した教育課程を編成できており,それをさらに充実させていきたい。
最終更新日:2010年02月17日

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