国際教育協力コース

記載責任者 小澤大成

◇教員名簿

氏名 職名 専門分野 氏名 職名 専門分野
石村雅雄 准教授 教育経営学,教育制度論 小澤大成 准教授 理科教育学,地質学

松嵜昭雄

(平成22年4月1日昇任,9月30日退職)

准教授 情報教育,数学教育,国際教育協力      

 

*教員氏名は、当該教員の自己点検・評価報告書へリンクしています。

 

◇自己点検・評価

1.学長の定める重点目標

1-1.大学院学生定員の充足

(1)目標・計画

平成22年度の国際教育コースの院生募集のあり方について検討が加えられ,シニア人材養成と外国人研修の2つの分野とともに,教職経験(15年)の枠に関わらず入学可能な分野が設定された。また,JICA長期研修員プロジェクト(3か年継続)も正式に採択され,平成22年度入試も実施された。
これらの状況を踏まえ,コースの定員確保に向けて入試情報の広報と関係機関との連携に努める。

 

(2)点検・評価

平成22年度より「シニア教育協力専門家養成分野」を「国際教育協力専門家養成分野」と変更した。平成22年度入試までは3年間で退職教員のべ4人が応募しただけであったが,平成23年度後期入試では1名の現役学生の応募があった。「外国人教員研修分野」から名称変更した「教科教育研修分野」では,後期入試でJICA長期研修員4名,2次募集において私費外国人2名(内第2志望1名)の応募があり,JICA長期研修員以外の私費外国人へと拡大している。最終的に平成23年度の入学者は7名(内私費外国人6名)で,入試情報の広報および関連機関との連携に一定の成果があったと考えられる。

 

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

シニア人材養成と外国人研修の2つの分野に在籍する院生の教育について,コース教員の共通理解のもとに成果をあげることができるよう,コース教職員等で共通理解を図りながら対応する。また,コースとして外国人学生の学生生活がスムーズに進められるよう配慮することが重要であり,他コース教員(研究指導教員,授業担当教員等)との日常的な連携のもとでの支援を進める。

 

(2)点検・評価

コース会議を定期的に実施し,また全教員が参加する国際教育セミナーを行い,これらの活動を通じて共通理解を図った。研究指導教員および授業担当教員である自然系コース(数学),自然系コース(理科),言語系コース(英語),現代教育課題総合コースの教員と日常的に連携を行い,支援を進めた。

 

2-2.研究

(1)目標・計画

1 科学研究費補助金や「国際協力イニシアティブ」教育協力拠点形成事業(文部科学省)等による研究活動に取り組み,その成果を公表するとともに,内容的にも国際教育,国際協力における研究のフィールドを広げるよう努める。
2 教員教育国際協力センターとも連携して,その事業の推進やコースでの授業展開の経験等を活用し,学部・院学生の国際感覚・国際性を涵養するための「国際教育カリキュラム」の提案ができるようにする。

 

(2)点検・評価

1 科学研究費補助金や教育研究支援プロジェクト経費により,途上国の校内研修や教材研究を通じた授業改善に関する研究活動に取り組み,研究のフィールドを広げた。成果はセンター紀要や学会において発表した。
2 教員教育国際協力センターとも連携して,学部・院学生の国際感覚・国際性を涵養するための「国際教育カリキュラム」の提案を行い,センター紀要に公表した。またその成果を踏まえ,さらに精緻化して国際教育コースカリキュラム改訂案を作成した。

 

2-3.大学運営

(1)目標・計画

1 大学各種委員会に積極的に参画し,大学運営の活性化に役立つことができるようにする。
2 国際教育コースの運営については,学内外の関係部局・機関との連携を密にし,活動内容・方法の充実を図る。

 

(2)点検・評価

1 大学各種委員会に積極的に参画し,大学運営の活性化に貢献した。
2 国際教育コースの運営については,学外ではJICA,学内では自然系コース(数学),自然系コース(理科),言語系コース(英語),現代教育課題総合コースとの連携を密にし,活動内容・方法の充実を図った。

 

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

1 本学の国際教育の推進にとって,附属学校(園)・地域社会の支援・協力は欠かせないものであり,また,その成果は附属学校(園)・地域社会に活かされるものである。その意味でも附属学校(園)等の過重にならないよう配慮しながら連携・国際協力の場づくりに努める。
2 国際教育の開発研究には,教育行政,学校等関係機関の支援・協力が必須である。そのために普段から関係諸機関・団体との信頼関係の醸成に努め,協力関係づくりを進める。

 

(2)点検・評価

1 附属学校の研究会の参加やJICA受託研修に係る訪問時の長期研修員参加を通じて連携・国際協力の場づくりに努めた。また鳴門市内学校への長期研修員派遣により,地域社会の国際協力の場づくりに貢献した。
2 徳島県立総合教育センターや徳島県国際交流協会とは普段からの連絡を密にし,信頼関係の醸成を通じて協力関係づくりを進めた。

 

3.本学への総合的貢献(特記事項)

 

 

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