自己点検・評価報告書 (自然系(理科)教育講座) 香西武
報告者 香西武
1.学長の定める重点目標
1-1.大学の活性化を目指す教育活動
(1)目標・計画
- 授業内容に関しては,専門的な領域の中で小・中学校の学習内容との関連をはかりながら,学習がすすめられるよう授業を改善する。
- 評価に関しては,まず学習への参加状況を厳密に評価し,不公平感をなくす努力を行う。
(2)点検・評価
- 専門的授業に際して常に小中学校の理科教科書を準備し,授業内容と小中学校の内容の関連を意識さえるように工夫した。そのことに対する学生の評価は行っていないので,詳細は不明であるが,その授業に対する授業の満足度は高かったので,一定の効果があったものと推測する。
- 全ての授業で参加状況を厳密に評価する旨を伝え,授業を行った。その結果,参加状況の良くなった授業もあったが,きちんと計算をして休む学生もあった。今後は,授業への参加度が課題である。
1-2.学生支援、地域連携活動
(1)目標・計画
就職指導に関しては,担当学生や指導を希望する学生に対して,主に面接指導,模擬授業指導などを行う。小中学校現場との関係構築のために,教材開発,授業実践等を行う。
(2)点検・評価
8月に希望者に対して,模擬授業を中心に学生の援助を行った。その結果,2名とも合格することができた。A中学校区で地域教材を開発し,10時間の授業実践を行った。該当校の教員には好評であった。
2.分野別
2-1.教育・学生生活支援
(1)目標・計画
就職指導いに関しては,担当学生や指導を希望する学生に対して,主に面接指導,模擬授業指導などを行う。
(2)点検・評価
8月に希望者に対して,模擬授業を中心に学生の援助を行った。その結果,2名とも合格することができた。
2-2.研究
(1)目標・計画
専門的領域に関する内容について,国際学会で発表し,国際雑誌に投稿する。
(2)点検・評価
国際学会での発表は,5回,国際雑誌へは,6編掲載された。
2-3.大学運営
(1)目標・計画
職名の関係もあって,大学運営に関する要職につくこともないので,大学運営に対する直接的な関与は可能性が薄い。しかし,実質的な活動に関しては,与えられた担当の中でやっていきたい。
(2)点検・評価
遠隔教育検討部会,特色GPの委員として,それぞれの職務遂行に関わった。
2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等
(1)目標・計画
附属小学校,附属中学校の取り組みに対して協力をする。具体的には,公開研究会での援助,校内研究会で支援・援助等を行う。また,国際協力としては,JICAに関連する事業に対して協力する。
(2)点検・評価
附属小学校,中学校の研究に対してでは,助言者,共同研究者として協力した。また,附属小学校では,3時間の授業も行った。国際協力としては,南アフリカ理数科教員研修への協力,AAダイアログの一環としてエチオピアでの調査にあったった。
3.本学への総合的貢献(特記事項)
エチオピアを2度訪問し,JICA事務所,現地プロジェクト等との連携を図ることができた。また,アジスアベバ大学とも連携が取れ,今後は客員教授としてスタッフを招き,より緊密な関係が構築できるものと思う。
最終更新日:2010年02月17日