自己点検・評価報告書 （社会系教育講座）　青葉暢子

報告者　青葉暢子

1．学長の定める重点目標

1－1．大学の活性化を目指す教育活動

(1)目標・計画

  経済学を学習する意義は，民主主義社会の一員として，経済政策を理解し，自分たちの生活をより豊かにするために積極的に行動することができるようになることである．そのために，経済学の基礎知識をしっかり理解し，様々な経済事象に応用できるようにしなくてはならない．授業内容としては，基礎理論の講義とともに，応用可能な経済トピックを取り上げながら授業を進める.

(2)点検・評価

  環境と開発，初等中等社会科教育実践，経済学特論，経済学概論等の講義において，経済学を学習する意義が理解できるよう，基礎的な理論を講義し，経済学特論では，日本経済新聞社が主催する全国学生円ダービーにエントリーして，為替レートの予測を通して，日本の経済が諸外国の経済，政治の影響を受けていることを学習させた．
  学部授業改善のためのFDワークショップに参加し，学部学生との積極的な意見交換を通して，学部授業改善のための方策を検討した．

1－2．学生支援、地域連携活動

(1)目標・計画

  18年度より，学生相談室相談員を務めるので，できる限り相談に来た学生の力になれるように努力する．また，授業以外で研究室に相談に来た学生についても，授業内容の補足説明他，支援していきたい．
  昨年に引き続き，徳島県環境評価審査会委員，徳島県リサイクル認定審査会委員，徳島市中小企業振興委員会委員等を務め，専門知識を生かして徳島県の振興のために尽くしたい．

(2)点検・評価

  オフィスアワー以外にも研究室を訪ねてくる学生が多数あり，進路，経済学関係等の相談に応じた．
  昨年に引き続き，徳島県環境評価審査会委員，徳島県リサイクル認定制度委員，徳島市中小企業振興委員会委員等を務め，専門知識を生かして徳島県の振興のために尽くした．

2．分野別

2－1．教育・学生生活支援

(1)目標・計画

  18年度は，クラス担当の学年が4年になるので，ゼミの所属に関係なく，進路の相談等にのり，進学，教員採用試験についてできる限り学生を支援していきたい．

(2)点検・評価

  クラス担当の学年が４年であったため，ゼミ以外の学生の進路相談に応じ，就職，進学，教員採用試験，教育実習等について学生を支援した．
  公務員志望学生を連れて，青葉の知り合いの徳島県庁に勤務する公務員を訪問する等，就職支援活動を行った．

2－2．研究

(1)目標・計画

  国際学会において研究報告，諸外国の研究者との意見交換を行い，研究のブラッシュアップをする．

(2)点検・評価

  American Risk and Insurance Association 2006 annual meeting に出席して，研究発表と他の発表者の討論者を務め，また，諸外国の研究者との意見交換を行い，研究のブラッシュアップをした．

2－3．大学運営

(1)目標・計画

  18年度は学生相談室の相談員として，学生の心身両面の健康管理をサポートし，大学の活性化の手助けをする．
  また，実地教育専門部会委員として，大学運営に尽力する．

(2)点検・評価

  18年度は，学部教務委員会委員となり大学運営に尽力した．

2－4．附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

  徳島県環境評価審査会委員，徳島県リサイクル認定審査会委員，徳島市中小企業振興会委員として，専門知識を生かした地域貢献を行う．

(2)点検・評価

  徳島県環境評価審査会委員，徳島県リサイクル認定審査会委員，徳島市中小企業振興会委員として，専門知識を生かした地域貢献を行った．
  『生活経済学研究』，『Journal of Risk Research』の投稿論文のレフェリーを務め，American Risk and Insurance Association annual meetingにおいて，コロラド州立大学の教授の研究報告の討論者を務める等，専門知識を生かして，国際交流を行った．

3．本学への総合的貢献（特記事項）

  講座として定員を充足した．
  国内学会において，本学の長期履修プログラムについて，積極的にアピールして，小学校教員の免許の取得を希望する学生の本学大学院入試受験を要望した．各大学も，小学校教員免許の取得が可能ということには，総じて関心が深いことも知った．
最終更新日：2010年02月17日

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