自己点検・評価報告書 (障害児教育講座) 高原光恵
報告者 高原光恵
1.学長の定める重点目標
1-1.大学の活性化を目指す教育活動
(1)目標・計画
- 授業(補助)では、受講生一人ひとりが課題意識を持って臨めるよう、補助を努める。
- 障害児教育講座の教員は例年、夜間も授業を持っている。指導教員が昼夜問わず有益な学生指導を行いつつ、自身の研究時間が確保できるよう、その他の作業補助をバックアップする。
(2)点検・評価
- 授業(補助)では、受講生各自が主体的かつ臨機応変に関わらなければならない状況や課題を設定し、適宜助言、指導に入りながら授業(補助)を進めた。
- バックアップした授業以外の作業補助として、適宜、各種資料の作成・管理、各種会議への代理出席、学生への連絡調整など、必要に応じて行った。
- 作業補助は、講座教員に対するものにとどまらず、所属する部に関する資料作成補助、会議での出欠把握、名簿管理など、部の教員に対しても行った。
1-2.学生支援、地域連携活動
(1)目標・計画
地域貢献に重点を置く。特別支援教育に関連して、学外の福祉・教育機関等と連携した教育研究活動を行う。
(2)点検・評価
- 特別支援教育に関連し、講座教員とともに徳島県内の主要な機関のスタッフと連携協力し、発達障害への対応可能な社会資源について最新の調査データをまとめ、公表した。3月配布直後より追加の資料要望が複数あり、有用な情報を形にした教育研究活動であったと言える。
- 特別支援教育に関連し、修了生が主体となって実施する福祉・教育事業に積極的に関わり、活動継続のための助言や情報提供を行った。
2.分野別
2-1.教育・学生生活支援
(1)目標・計画
講座教員間での情報の共有を図り、必要に応じて学生指導補助を行う。
(2)点検・評価
- 講座教員間での情報の共有を図り、必要に応じて学生指導補助を行った。
- 必要に応じて教員と学生との連絡調整を行った。
- 学生からの相談への対応も適宜行った。
- 学部授業改善事業においては記録者として積極的に関わった。
2-2.研究
(1)目標・計画
- 障害児教育に関連した論文執筆を2本、行う。
- 講座の教員と協力し、科学研究補助金の申請を行う。
(2)点検・評価
- 特別支援教育コーディネーターに関する調査研究を共著者とともに本学紀要に執筆した。
- 視覚障害者の社会基盤整備に関する論文を共著者とともに執筆し、受理された。
- 講座の教員、他大学の教員と協力し、科学研究補助金の申請や厚生労働科学研究費補助金の申請を行った。
- その他、講座の教員や他大学の教員とともに、特殊教育学会にて発表1件、シンポジウムでの話題提供1件、小児保健学会での発表3件、リハ工学カンファレンスでの発表1件を行った。
2-3.大学運営
(1)目標・計画
学内の各種会議に出席(代理としても含む)し、職務を遂行する。
(2)点検・評価
- 学内の各種会議に出席(代理としても含む)し、職務を遂行した。
- 各種委員会に関わる資料作成を行った。
2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等
(1)目標・計画
- 附属学校との連携として、教育・研究で交流する場に参加し、子どもたちの環境改善に努める。
- 社会との連携として、特別支援教育に係わる学外の福祉・教育機関等と連携した教育研究活動を行い、複数の専門家とともに改善に努める。
(2)点検・評価
- 附属学校との連携として、教育研究で交流する場に参加し子どもたちの環境改善に努めた。
- 社会との連携として、特別支援教育に係わる学外の福祉・教育機関等と連携した教育研究活動および啓発活動を行い、複数の専門家とともに改善に努めた。
- また、社会との連携として、適宜、福祉・教育機関等に在籍する幼児・児童の保護者向けの情報提供や助言等、行った。
3.本学への総合的貢献(特記事項)
学内では、補佐や補助作業を数多くこなし、学外では、本学の教員として研究活動、地域連携活動を行った。また教育・福祉の現場で活躍する修了生との連携も保ち、本学の教育機関としての役割、社会資源としての役割に貢献した。
最終更新日:2010年02月17日