自己点検・評価報告書 (障害児教育講座) 橋本俊顯
1.学長の定める重点目標
1-1.大学の活性化を目指す教育活動
(1)目標・計画
<目標>
系統だった内容の授業を行い理解の向上を図る。
<方策>
- 講座内の他教員と協力して障害児病理の基礎から臨床までを組み立て、理解の向上を図る。
- 図書、教材の充実をする。
(2)点検・評価
- 障害児生理担当の教員と相談し障害を基礎から臨床まで系統的に把握できるようにした。
- ビデオ、DVD、障害医学の図書を講座経費で購入した。
- テーマを決め自主グループ学習をさせ発表させた。
1-2.学生支援、地域連携活動
(1)目標・計画
<目標>
学部学生、大学院生の教職以外への就職についても向上を図る。
<方策>
障害児福祉、療育施設などの就職情報を収集、紹介する。
<目標>
保健所や地域の療育施設と連携し障害児に関する知識を関係者に啓蒙する。 講演会や医療・療育相談を通じて障害に関する理解を図ると共に支援する。
(2)点検・評価
- 福祉、療育などの就職情報を収集したが希望者がいなかった。
- 教職採用試験対策で附属教員の協力が得られ、模擬授業の良い対策となった(教員採用試験に合格した)。
- 阿南市、吉野川市、阿波市、愛媛県などで発達障害の講演を行った。
- 吉野川市、阿波市で発達相談を行った。
- 徳島県の特別支援教育関連の委員会の委員長、鳴門市の障害福祉策定委員会の委員長を勤めた。
2.分野別
2-1.教育・学生生活支援
(1)目標・計画
障害児生理・病理学演習は複数担当であるので、系統的に関連付けられるよう、連携を計る。
(2)点検・評価
津田助教授と講義内容について相談し、重複しないように、また、内容が系統的になるようにした。
2-2.研究
(1)目標・計画
講座内の教員と共同で科学研究費補助金に申請する。
学外の教員と連携して共同で科学研究費補助金に申請する。
厚生労働省の研究補助金助成に応募する。
(2)点検・評価
学内外の研究者と共同で科学研究費補助金に申請した。
厚生労働省の科学研究費に応募し採択された。
2-3.大学運営
(1)目標・計画
各種委員として会議に出席し、職務を遂行する。
(2)点検・評価
安全管理委員会主査を勤めた。
大学院入試委員会委員を務めた。
2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等
(1)目標・計画
学内研究プログラムに附属養護学校の教員と連携して研究を計画し、申請する。
保健所、市町村と連携し、障害児の早期発見、介入に努める。
(2)点検・評価
学内研究プロジェクトに附属養護学校の教員と連携して申請し採択された。
吉野川市、阿波市の3歳児健診に関与し、障害の早期発見、早期介入に寄与した。
3.本学への総合的貢献(特記事項)
授業の改善、研究費の獲得、論文・研究発表などにおいて貢献した。
行政の各種委員会に参加し、大学と行政とのパイプを太くした。
徳島県と共催で発達障害のシンポジウムを開催し発達障害の啓蒙を行った。
公開講座で多数の申し込みがあり、定員の1.5倍まで受け入れた講座を開いた。