実技教育研究指導センター

記載責任者 実技教育研究指導センター所長 坂本和丈

◇教員名簿

氏名職名専門分野 氏名職名専門分野
梅野圭史 教授 体育科教育学 坂本和丈 教授 体育科教育学
武市勝 教授 版画領域・石版画およびコラグラフの制作研究・版画教育研究 蓑毛政雄
(平成19年3月31日退職)
教授 書写・書道教育
木村正邦 助教授 声楽および演奏技法、演奏解釈、楽曲分析の研究 山田芳明 助教授 美術科教育

*教員氏名は、当該教員の自己点検・評価報告書へリンクしています。

◇センターの活動状況,今後の課題等

  実技センターとしては,関連講座開設の学部および大学院の授業を担当するとともに,グレード制の実施により,学生の実技能力や実技指導能力の向上,さらには実技指導講習会の実施により,教員採用率の向上に寄与している。次年度は実技能力や教員採用率のさらなる向上をめざしたい。
○教育
  実技センター教員は,関連講座の基本方針を堅持して,学生の指導に当たってきた。各教育分野の教員は,それぞれ学部及び大学院の授業や論文指導を担当し,各自が実技系の授業への取り組みを積極的に行ってきた。特に,卒業論文や修士論文の担当者は,学生の指導に当たって関連講座の教員と連携して緻密な指導を行ってきており,学部生や大学院生の就職や進学等について積極的に取り組んできた。
  実技センターが実施しているグレード制による自学自習においては,テキストブック等を作成するとともに,補習活動の支援を行ってきた。一部の教育分野では,5回以上の補習活動を実施し,延べ50名以上の学生を指導してきた。また,業務の一貫として1年次生全員に対して「自学自習」の場を提供して指導を行い,グレード制における3級の達成を目標として個別評価を実施してきた。さらに,就職支援室と連携して,教員採用試験支援のために実技指導講習会等を各教育分野で実施してきた。
  当該グレード制において3級を達成した学生は約70%であり,当初の目標を達成することができた。また,教員採用試験支援のための実技指導講習会には,主として学部4年生および大学院生が参加しているが,参加者の過半数は採用試験に合格しており,これらの支援活動は,学生の就職率向上や進学に結びついている。今後も可能な限り充実した指導を行いたい。
○研究
  実技センターでは,中期目標・計画においてグレードテストの個人カルテ(学生用)を作成を行った。グレードテストの評価に基づく学生の個人カルテ作成は,現在学生のデータ(テスト結果)を整理中であるが,個人情報保護の問題があり,整理について検討中である。
  また,「実技教育実践(学)」の基盤づくりをめざして,三教育大学実技教育研究指導センターが合同研究会(プロジェクト研究)を行っており,三大学合同研究会では各実技センターの設置目的や今後の方向性を検討しているところである。あわせて関係教育分野の研究方針を整理して「実技教育実践(学)」の基盤となる資料を分析している。
○附属学校との連携
  一部の教育分野であるが,附属学校や地域の学校と共同研究を行うことができ,相互にとって成果が得られた。また,教員各自が本務に差し支えのない範囲において,附属学校園他教育機関等へ出向き,専門的立場からの助言・講演を行った。
○実技教育研究指導センターとしての大学院の学生定員の充足への取組み
  実技センター教員は,それぞれ関連講座と連携して各地の大学訪問や,学会等参加の機会に関係資料等を持参して,本学の大学運営や研究組織等について具体的に説明を行い,1人でも多くの受験者が増えるよう努力を行ってきた。
  大学訪問や学会等での機会に具体的に説明することによって,一部の大学からの受験者が増える傾向が伺われ,ある程度の成果が認められる。
最終更新日:2010年02月17日

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