教育実践学を中核とする教員養成コア・カリキュラム-鳴門プラン-

この度,鳴門教育大学コア・カリ開発研究会によって『教育実践学を中核とする教員養成コア・カリキュラム-鳴門プラン-』を出版しました。

教員養成コア・カリキュラム-鳴門プラン-の概要等

書 名

『教育実践学を中核とする教員養成 コア・カリキュラム-鳴門プラン-』

編著者

鳴門教育大学コア・カリ開発研究会

出版社

暁教育図書

発行年

2006年9月

定価等

本体2,381円+ 税
ISBN4-252-78288-0

鳴門プランの概要

  鳴門プランは,いわゆる「在り方懇」が「今後の教員養成大学・学部の在り方について」(平成13年11月)の提言の中で,教員養成大学・学部においても独自のカリキュラムを開発することを求めたことに応えるため,平成14年10月から本学のコア・カリキュラム開発研究会が教職に関わる全領域の教員をはじめ,附属学校園や地域の小・中学校の教員によって取り組み,足かけ3年をかけ独自に開発したものです。

  このような経過と組織によって開発した『教育実践学を中核とする教員養成コア・カリキュラム-鳴門プラン-』の特徴は,初等・中等の学校教育の教員養成 について,学生に学校現場で求められる「実践的指導力」を育成する目的から,カリキュラムのコア領域に「教育実践学」(教科内容学<教科専門>・教科教育学・教育科学の理論知と教育実践の実践知を実践学に統合したもの)を設定し,大学の授業を学校現場の実践と連動するようにするとともに,教員養成全体の授業をこのコア領域と関連が図られるように構造化したものとなっています。

  本書の構成は,第一部の理論編と第二部の実践編から成り,第一部の理論編は,カリキュラムのコア領域の「教育実践学」の授業内容とカリキュラム全体の構造を,そして,第二部の実践編では,各教科や幼児教育や障害児教育のコア授業の内容,コア授業と教科専門,教育実習,教職科目,教養科目との関連について述べています。

リンク

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最終更新日:2010年01月04日