自己点検・評価報告書(山本 準)

報告者 山本 準

1.学長の定める重点目標

1-1.大学教員としての授業実践

(1)目標・計画

教育においては、学生がより良き教員になれるよう、講義・演習・ゼミを通して教師としての実践力を高めるとこに役立つような教育指導を行っていく。特にゼミ生には、教員採用試験のための面接や小論文への対策と指導を行う。
研究においては、現在研究中の四国八十八か所の写し霊場の調査研究を少しずつまとめていくとともに、従来から研究を続けていた、近代化過程における人口構造の変動についても研究を進める。

(2)点検・評価

教育においては、修士論文作成の大学院生が3名、卒業論文作成の学生が4名おり、社会学ゼミの時間だけではなく、空き時間を利用して論文作成の指導に当たった。全員が無事、修士論文および卒業論文を書き上げることができた。

研究に関しては、四国八十八か所および西国三十三所観音の写し霊場の調査を継続した。特に昨年は兵庫県を中心に霊場の実地調査を行った。
 

1-2.大学教員としての社会貢献

(1)目標・計画

大学教員としてもてる知識や技術を社会に還元していくことは当然の責務である。教育に関わる部分だけではなく、行政の各種の審議会等の依頼があれば積極的に参加することとする。

(2)点検・評価

徳島労働審議会の副会長、鳴門市の自治基本条例策定委員会の副会長、美馬市行政評価委員会副委員長、美馬市総合計画策定委員会副会長など、その他、様々な審議会・委員会などの依頼を受けて答申案等の作成を行った。また新聞・TV等のメディアからの依頼により意見を発信した。

 

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

教育に関しては一方的な講義という授業をすることなく、学生との双方向的な授業を展開するよう心がける。具体的には、学生の発言を促し、また学生の意見も聞きながら授業を展開する。また演習等を利用し、学内だけではなく、学外での学習活動を積極的に進めるようにする。

(2)点検・評価

講義科目は、大学院および学部ともに、一方的な講義というスタイルではなく、小テストや小レポートによって学生の理解度を確かめながら、授業を展開した。

 

2-2.研究

(1)目標・計画

現在研究中の四国八十八か所の写し霊場の調査研究をまとめる。まず徳島県内に存在する写し霊場の全数調査を完成させたい。また、従来から研究を続けていた、近代化過程における人口構造の変動についても研究を進める。

(2)点検・評価

現在継続中の四国八十八か所の写し霊場の調査は、徳島県内の霊場を調査をほぼ終了し、その後に兵庫県を中心として実地調査を行い、札所の写真撮影や分布地図などを作成した。

 

2-3.大学運営

(1)目標・計画

昨年度はコース長として、コース所属の教員が教育・研究に集中することができるようにコース環境を整えることに全力を尽くした。今年度は、コース長という任務は終了するが、引き続き大学やコースの目標が達成できるように責務を果たすことを目標とする。

(2)点検・評価

コース長の役割は終了したが、学内の3つの委員会の委員となり、委員会の活動を通して大学運営に寄与した。

 

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

社会との連携に関しては、地域の審議会や委員会等への委員の就任を要請された場合、積極的に参加し地域への協力と連携を行う。

付属学校との連携に関しては、教育課題探究で付属学校・園からの要請があれば積極的に応じることとする。

国際交流に関しては、留学生が安心して研究できるように環境整備に努めるとともに、生活の支援にも細心の注意を払うこととする。

(2)点検・評価

徳島労働局の「労働審議会」、「仕事と生活の調和検討委員会」、鳴門市の「情報公開審査会」、「自治基本条例策定委員会」、美馬市の「総合計画策定委員会」、「行政評価委員会」、徳島県社会福祉協議会の「総合企画委員会」など各種の委員会の会長・副会長などの役割を果たした。

 

3.本学への総合的貢献(特記事項)

 

お問い合わせ

経営企画戦略課
電話:088-687-6032