自己点検・評価報告書(粟飯原良造)
報告者 粟飯原良造
1.学長の定める重点目標
1-1.大学教員としての授業実践
(1)目標・計画
①言語的コミュニケーション,非言語的コミュニケーションの大切さを理解できる授業を目指す。
②学生と教員とのやり取りを重視し,できるだけ実戦に近いワーク,知識の理解度を深めるワークを取り入れる。
③学生が予めわかるように評価基準を提示する。
(2)点検・評価
①言語的コミュニケーション,非言語的コミュニケーションの大切さを理解できる授業を実践した。
②学生と教員とのやり取りを重視し,できるだけ実戦に近いワーク,知識の理解度を深めるワークを取り入れた。
③学生が予めわかるように評価基準を提示した。
1-2.大学教員としての社会貢献
(1)目標・計画
①公開講座を,鳴門教育大学だけでなく,鳴門市役所,美波町,海陽町,東みよし町と共催して,カウンセリングを生かしたコミュニケーション,発達障害児への対応等を普及させる。
②保育カウンセラー,適応指導教室のカウンセラー・スーパーバイザーとして,カウンセリングやコンサルテーションを行う。
③美波町,牟岐町,海陽町,東みよし町の乳幼児健診,4・5歳児健診にかかわり,育児支援,発達障害児支援にかかわる。
④鳴門市の1歳6ヵ月健診,3歳児健診にかかわる。5歳児健診の準備として保育所・幼稚園への巡回相談にかかわる。
⑤NPO法人育児支援センター「スキップ」で,カウンセリングを行う。
⑥保育所,小中学校での講演,公共機関等主催のカウンセリング研修会の講師を務める。
(2)点検・評価
①カウンセリングを生かしたコミュニケーション,発達障害児への対応等を普及させる目的で,公開講座を鳴門教育大学で4講座,共催では鳴門市役所と3講座,美波町と2講座,海陽町と2講座,東みよし町と2講座の計13講座を開講した。
②保育カウンセラー,適応指導教室のカウンセラー・スーパーバイザーとして,カウンセリングや小学校に赴きコンサルテーションを行った。
③美波町,牟岐町,海陽町,東みよし町の乳幼児健診,4・5歳児健診にかかわり,育児支援,発達障害児支援にかかった。海陽町では就学委員として就学委員会にかかわった。
④鳴門市の1歳6ヵ月健診,3歳児健診にかかわる。5歳児健診の準備として保育所・幼稚園への巡回相談にかかわった。
⑤NPO法人育児支援センター「スキップ」で,カウンセリングを行い,発達障害児を療育につないだ。
⑥保育所,小中学校での講演,公共機関等主催のカウンセリング研修会の講師を務めた。
2.分野別
2-1.教育・学生生活支援
(1)目標・計画
①鳴門市で行われる1歳6ヵ月健診,3歳児健診での新版K式発達検査を実施する場を大学院生に提供する。
②美波町,牟岐町,海陽町,東みよし町の乳幼児健診,4・5歳児健診に大学院生がかかわり,育児相談・発達相談に陪席する。
③当大学心身健康研究教育センターの相談員として,学生相談にかかわる。
④カウンセラーのモデルを大学院生に提示できる授業を行う。
(2)点検・評価
①鳴門市で行われる1歳6ヵ月健診,3歳児健診での新版K式発達検査を実施する場を初めて大学院生に月2回提供し,指導した。
②美波町,牟岐町,海陽町,東みよし町の乳幼児健診,4・5歳児健診に大学院生がかかわり,育児相談・発達相談に陪席した。
③当大学心身健康研究教育センターの相談員として,学生相談にかかわる。
④カウンセラーのモデルを大学院生に提示できる授業を行った。
⑤鳴門教育大学心理・教育相談室室長として,ブリーフセラピーの事例を大学院生に提供することで事例数確保に貢献した。
2-2.研究
(1)目標・計画
①長谷川式述部記録法を集大成する。
②面接技法,面接技術の習得を促すワーク,学習法を実践し,学会誌に投稿できるようにまとめる。
③かかわった乳幼児健診について検討して,学会誌に投稿できるように検討する。
(2)点検・評価
①日本小児心身医学会雑誌に「長谷川式述部記録法の臨床応用的研究―小児心身症に対する長期的予後―」が掲載された。
②ワークを1回のみ行った事例が500例以上になり,現在は継続例を集積中である。
③学会誌に登校する前に学会発表の準備中である。
④鳴門教育大学心理・教育相談室紀要に解決志向アプローチについて考察した「解決志向アプローチについての一考察」を掲載された。
2-3.大学運営
(1)目標・計画
①衛生委員会委員として,本学の安全性と健康増進に寄与する。
②大学院受験者を増やすために,学外でのアピールをする。
③本学大学,大学院入試にかかわる。
(2)点検・評価
①衛生委員会委員として,本学の安全性と健康増進に寄与した。
②放送大学で大学生に本学をアピールした。
③本学大学,大学院入試にかかわった。
④人権教育委員会委員として学内の人権意識を高める講演,パンフレットつくり等を行った。
⑤生徒指導論担当教員選考委員会の委員を務めた。
⑥心身健康研究教育センターの精神保健相談員を務めた。
⑦鳴門教育大学心理・教育相談室室長および相談員を務めた。
2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等
(1)目標・計画
①日本小児心身医学会中国四国地方会の幹事を務める。
②定期的にカウンセリング研修会を開き,一般社会人や学生にカウンセリングを普及させる。
(2)点検・評価
①日本小児心身医学会中国四国地方会の幹事を務めた。
②定期的にカウンセリング研修会を開き,一般社会人や学生にカウンセリングを普及させた。
③鳴門教育大学附属中学校のライブ附中タイム(LFT)で「目標の有無,目標の大小」というテーマで講演した。
④高知県スクールカウンセラー等研修講座に講師として発達障害につて講演を行った。
⑤鳴門教育大学教育支援講師・アドバイザー派遣事業で,沖の洲幼稚園で「がんばってるね,おかあさん」というテーマで保育士・保護者を対象として講演した。
⑥徳島県生涯学習情報システム「まなびひろば」人材・指導者に登録した。
3.本学への総合的貢献(特記事項)
本学心理・教育相談室室長として相談事例の確保,本学衛生委員会委員,人権教育委員会委員として施設の安全性と人権意識の向上に貢献した。本学教育支援講師・アドバイザー派遣事業,公開講座等をとして講演会・研修会の講師として学外に本学をアピールした。