(1)目標・計画

• 現在科学研究費補助金による研究「技術・情報教育のための情報機器変遷画像データベースに関する実践的研究」を進めており，これに関する研究成果を積極的に発表する。
• これまで行ってきた情報機器変遷に関わる調査研究をさらに進め，平成20年度は米国を訪問して計算機器変遷について調査する。

(2)点検・評価

• 科学研究費補助金による研究「技術・情報教育のための情報機器変遷画像データベースに関する実践的研究」を進め，研究成果を発表した。
• 米国コンピュータ歴史博物館を訪問し，バベッジの階差機関等の動作原理について調査した。また，Crayスーパーコンピュータを始めとした計算機器ならびにコンピュータの歴史を調べ，情報機器変遷に関わる体系的な調査を行った。

(1)目標・計画

• 学生の意欲を高めるために積極的に学生への問いかけを行い，学生の自覚を向上させることに努める。
• 授業における達成度を把握させるために，授業における目標を明確に指導し，指導内容の将来への展開を予想できるように授業進行を行うことに努める。

(2)点検・評価

• 授業における積極的な発問を徹底し，受動的な授業から能動的な授業へ学生の授業時の反応を向上させた。
• 授業における目的を意識させるように努力し，教員就業後の意識を持たせるように努めた。

(1)目標・計画

• 学部ならびに大学院での授業内容を精選し，また授業方法を改善し，学生の質の向上を図ることに努める。
• 留学生指導を積極的に行い，修士論文指導に努める。
• 現職派遣大学院生を指導し，学校現場と関連した修士論文指導に努める。

(2)点検・評価

• 学部ならびに大学院での授業内容の内，不要な部分を削減し，真に必要な内容に絞ることで学生の授業時の集中度を向上させ，理解促進に努めた。
• 留学生の修士論文指導においては，指導スケジュールを前倒しで設定し，早めの修士論文作成の指導ができるよう，努めた。そのため，期限よりも早く提出することができた。
• 高等学校情報担当教員の修士論文指導においては，海外出張に同行させて海外の現状を把握させるとともに，学校現場での教材作成を意図した指導を徹底し，学内紀要への投稿など修士論文の研究成果を公開した。

(1)目標・計画

• 情報に関わる専門的研究ならびにその教育利用に関わる研究を続け，学会発表等を通して研究能力の向上を図ることに努める。

(2)点検・評価

• 積極的に学会発表を行い，また査読付論文の掲載，国際学会での共同発表，学内紀要への掲載を行うなど，研究成果の公開に努めた。
• 研究内容は，情報専門内容とともにその教育利用も含め，本学設立の趣旨に合致する研究内容も含めて研究を行った。

(1)目標・計画

• 技術教育ならびに情報教育に関わる現職研修を本学で実施するなど，生涯学習体系の中での情報教育の活性化を図ることにより大学運営に貢献することに努める。
• コース長として，コース内の雑務を引き受け，調整役に努める。

(2)点検・評価

• 文部科学省ならびに教員研修センターから依頼された平成20年度産業・情報技術等指導者養成研修を担当し，26名の中学校技術担当教員の受講者に対して情報技術に関わる5日間の研修を行った。
• コース長としてコース内の雑務を引き受け，調整役に努めた。

(1)目標・計画

• 情報に関わる教員研修を担当し，全国の技術教員の能力向上に寄与する。
• 附属学校園における学生の教育実習に積極的に関与する。

(2)点検・評価

• 情報に関わる教員研修を通して，鳴門教育大学における情報技術教育の資産を全国の技術担当教員に伝え，技術担当教員の能力向上に寄与した。
• 附属学校園における学生の教育実習に関与し，学生の能力向上に努めた。
• 附属中学校でのLFT授業を担当し，全学生を対象として「コンピュータの起源」についての話題提供を行った。

コース長として技術・工業・情報コースの取りまとめを行い，コース内教員の協力のもとにスムーズなコース運営を実現できた。また，研究の面や学生指導の面等でも積極的に活動し，一応の成果を得ることができた。