自己点検・評価報告書(授業実践・カリキュラム開発コース・社会系コース) 西村公孝

報告者 西村公孝

1.学長の定める重点目標

1-1.大学教員としての研究活動

(1)目標・計画
  小中高一貫の公民形成教育研究に関する学位論文を作成であり、指導教官の指導のもとに今年度中にメト゛をたてる。また、平成20年度から教職大学院の授業実践・カリキュラム開発講座に所属することになり、教職大学院の研修に役立つ「学力とカリキュラム開発」に関する実践的研究を進める。
(2)点検・評価
  学位論文作成は、指導教官が代わり現在指導を受けている。
  教職大学院の新しい講座に移り「学力とカリキュラム開発」の研修に努めた。

1-2.教育大学教員としての授業実践

(1)目標・計画
  1. 社会系コースの学部授業では、学生に学校現場での実践を紹介しながら、社会科教員としての基礎的な授業実践能力を育成できる授業を展開する。
  2. 社会系コースの大学院授業では、社会科公民科教育の理論に基づいて教材開発を行う。
  3. 教職大学院授業実践・カリキュラム開発コースの授業では複数の授業担当者と協力して、学校現場での課題を明確にして教師の実践的力量を向上させる内容とする。
(2)点検・評価
  1. 社会系コースの学生の事前事後指導、授業、卒論指導、就職支援などで授業実践力を付けた。
  2. 社会系コースの大学院授業では、日本海学の講演を取り入れ教材開発の新たな視点を紹介した。
  3. 教職大学院授業実践・カリキュラム開発コースの授業では複数の授業担当者と協力して、学校現場での課題を明確にして教師の実践的力量を向上させる努力をした。
    後期の教材開発の成果を公開授業で実践し、その様子が徳島新聞(08.12.27)で紹介された。

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画
  1. 学生、院生が主体的に授業に参加できる討論、模擬授業等を積極的に取り入れる。
  2. 学部生の卒論指導を充実する。
  3. 社会系コースの院生4名の修士論文指導を充実させる。
  4. 教職大学院の院生の指導を充実させる。
  5. 部活動の華道部顧問として日頃の活動と大学祭を河崎先生の協力を得ながら充実させる。
(2)点検・評価
  1. 学生、院生が主体的に授業に参加できる討論、模擬授業等を積極的に取り入れた。
  2. 学部生の卒論指導を充実させ、教員採用試験に合格させた。
  3. 社会系コースの院生4名の修士論文指導を充実させ、目的を達成させた。
  4. 教職大学院の院生の指導を充実させるゼミ、課題研究、研修旅行を実施した。
  5. 部活動の華道部顧問として日頃の活動と大学祭を河崎先生の協力を得ながら充実させた。

2-2.研究

(1)目標・計画
  1. 日本社会科教育学会の課題研究のコーディネーターとして「教師の力量形成」に関する研修の在り方、教員養成の授業改善に取り組む。
  2. 連合大学院における2つのプロジェクトに参加し、社会科内容学のカリキュラム開発、社会科教員力量形成しての教材開発力の研究を進める。
  3. 学会誌に論文を投稿し、2つの学会における発表を目指す。
  4. 愛知県岡崎市の地域カリキュラム開発支援を継続的に行う。
(2)点検・評価
  1. 日本社会科教育学会の課題研究のコーディネーターとして「教師の力量形成」に関する研修の在り方、教員養成の授業改善に取り組んだ。
  2. 連合大学院における2つのプロジェクトに参加し、社会科内容学のカリキュラム開発、社会科教員力量形成しての教材開発力の研究を進めた。その成果をまとめた。
  3. 学会誌に論文を投稿し、3つの学会における発表を行った。
  4. 愛知県岡崎市の地域カリキュラム開発支援を継続的に行い、複数の学校の研究支援を行い研究成果発表会では500名の参加を得た。

2-3.大学運営

(1)目標・計画
  1. 教職大学院授業実践・カリキュラム開発コースで与えられた委員の役割を果たす。
  2. 社会系コースで与えられた委員としての役割を果たす。
(2)点検・評価
  1. 教職大学院授業実践・カリキュラム開発コースで与えられたFD委員の役割を果たし、授業評価のまとめと外部評価の一部を執筆した。
  2. 社会系コースで与えられた財務・管理委員会の委員としての役割を果たした。

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画
  1. 附属小学校、中学校の教員と連携し、社会科教育分野の協同研究を進める。また、研究発表会に向けての指導・助言を行う。(附属学校)
  2. 鳴門市の教育振興計画に基づく、教育実施計画の推進に向けて課題の解決に協力する。(社会貢献)
(2)点検・評価
  1. 附属小学校、中学校の教員と連携し、社会科教育分野の協同研究を進めた。また、研究発表会に向けての指導・助言を行った。(附属中学校)
  2. 愛媛県社会科研修会講師など社会貢献を行った。(社会貢献)
  3. 北京師範大学との教師教育研修集会で発表した。(国際交流)
  4. カルフォルニア工科大学ポモナ校において日本の授業研究の在り方を発表した。(国際交流)

3.本学への総合的貢献(特記事項)

  社会系コースと教職大学院授業実践・カリキュラム開発コースの兼任により、教育・研究活動に邁進した。また、連合大学院の二つのプロジェクトに参加した。
最終更新日:2010年02月17日

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