自己点検・評価報告書(特別支援教育専攻) 津田芳見

報告者 津田芳見

1.学長の定める重点目標

1-1.大学教員としての研究活動

(1)目標・計画
  特別支援教育をすすめるために発達障害に関してまた病弱児に関して,自分の専門性を深めたいと考える。それについては,次の3項目を重視したい。
  1. 講座の他の教員との協力体制
  2. 他大学,地域,学校との連携
  3. 学会などでの発表,論文の投稿(院生への支援含む)
(2)点検・評価
  重視した3項目については,
  1. 専攻内のほとんどの教員と協力して,実施した。特に県との共催事業については全員の協力により,成功させることができた。
  2. 研究をすすめるうえで,徳島大学,徳島県,特別支援学校など,常に協力している。
  3. 筆頭著者として,全国学会にて発表し,共著者としても発表した。論文2本筆頭著者として,学術誌に2本投稿した。また,院生に学会への発表を指導した。院生に学術誌への論文投稿を指導した。

1-2.教育大学教員としての授業実践

(1)目標・計画
  1. 授業内容:新しく特別支援教育が実施され,3年目となる。新設の病弱児(者)に関しての理解度,習熟を図る。
  2. 授業方法:医学支援的立場から,実践的で視覚的な理解を図る。
  3. 成績評価:態度,意欲なども評価に加え,まとめには試験を行う。
(2)点検・評価
  1. 授業内容:新しく特別支援教育が実施され,3年目となる。新設の病弱児(者)に関しての理解度,習熟を図り,特別支援教育に含まれることを認識させた。
  2. 授業方法:医学支援的立場から,ビジュアル教材を使用し,実践的で視覚的な理解を図った。
  3. 成績評価:態度,意欲なども評価に加え,まとめには試験を行い,多面的に評価した。

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画
  1. 学生が主体的に取り組めるよう,課題演習などを授業に取り入れてみたい。
  2. 特に,病弱児についての理解が深められるように授業を進める。
  3. 学生の進路,悩みなどの相談について随時応じる。
(2)点検・評価
  1. 学生が主体的に取り組めるよう,課題演習などを授業に取り入れた。
  2. 特に,病弱児についての理解が深められるように授業を進めた。
  3. 学生の進路,悩みなどの相談について随時応じ,進路指導,悩みなどについて充分対応を考えた。

2-2.研究

(1)目標・計画
  1. 従来からの研究テーマ「発達障害の早期発見」「発達障害の地域支援」をまとめて,脳と発達,小児保健研究など学会誌に投稿する。
  2. 学内外の研究助成の公募に積極的に申請する。
(2)点検・評価
  1. 従来からの研究テーマ「発達障害の早期発見」「発達障害の地域支援」をまとめて,脳と発達,小児保健研究など学会誌に投稿した。脳と発達については,採用された。
  2. 学内外の研究助成の公募に積極的に申請する。

2-3.大学運営

(1)目標・計画
  1. 20年度より,大学院入試委員会委員として,本学の運営に貢献する予定である。
  2. 実地教育班委員として,特別支援教育実習を担当する。20年度より,受講希望者の増加に対応し,実習受け入れ校を附属以外の県立特別支援学校に拡大予定であり,困難が予想されるが,全学的協力をお願いして取り組みたい。
(2)点検・評価
  1. 20年度より,大学院入試委員会委員として,本学の運営に貢献した。
  2. 実地教育班委員として,特別支援教育実習を担当した。20年度より,受講希望者の増加に対応し,実習受け入れ校を附属以外の県立特別支援学校にはじめて拡大した。はじめてのことであったが全学的協力をお願いすることができた。実習は滞りなくじっしできた。

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画
  1. 発達障害児の早期発見・早期対応に関して市の地域保健と連携し,研究を深めたい。
  2. 県保健福祉部障害福祉課と連携し,発達障害に関して普及啓発に努めたい。
  3. 徳島県男女共同参画審議会委員として意識啓発等に取り組みたい。
(2)点検・評価
  1. 発達障害児の早期発見・早期対応に関してA市の地域保健と連携し,保育と地域保健の連携による早期発見システムの研究を進めた。
  2. 県保健福祉部障害福祉課と連携し,シンポジウム「発達障害への理解と早期からの対応~小児期前半の具体的支援を中心に~」,および研修会を共催で開催し,発達障害に関して普及啓発に努めた。
  3. 徳島県男女共同参画審議会会長に選出され,地域社会に貢献した。

3.本学への総合的貢献(特記事項)

  平成20年度は,徳島県と共催で実施している「発達障害シンポジウム2008 」を実施し,徳島市内ホテルにて非常に多くの参加者があり,地域啓発に貢献し,鳴門教育大学の広報に貢献した。
  また,発達障害に関する医師,等関係者への人材育成事業「発達障害への研修会」を,徳島県,徳島県医師会,鳴門教育大学の共催で開催しすることにより,鳴門教育大学の専門性を広報した。
最終更新日:2010年02月17日

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