(1)目標・計画

1. 個々の学生の意向にできるだけ添えるようにするが、適性に応じて学習内容などの修正ができるよう努める。（授業改善）
2. 多様な段階に対応した教材を整備する。比較的短い期間での学習成果についての評価も加味するよう努める。（成績評価）

(2)点検・評価

1. 受講者の希望に応じて管楽器を選択できるように努めているが，備品として用意している楽器には限りがある。希望者数と楽器数に片寄りがあったため，第一希望の楽器を履修できない場合があった。また，授業半ばでも，受講者の適性に応じて，楽器の変更，課題の難易度等について，柔軟に対応した。
2. 多様な教材の収集に努め，特に入門段階の教材が充実した。毎回の授業では，前回の授業時との違いを受講者が意識できるようにし，その学習成果が全体の評価に反映できるように努めた。

(1)目標・計画

1. 学生の就職に関する意向を早めに知り、そのための支援を適切にできるよう努める。そのために授業など学生と接する機会に就職に関する話題を含めるよう努める。（学生支援）
2. 地域の音楽活動を推進しているグループ等との連絡を密にするよう努める。そのために機会を捉えてそれらの活動に参加するよう努める。（地域連携活動）

(2)点検・評価

1. 授業時や学生との面接時等，適宜に学生の就職に関する意向や，その準備状況について尋ね，必要に応じてアドヴァイスを行った。採用試験で課される科目（実技：リコーダー）に関して定期的なアドヴァイスを行った。
2. 徳島，高松，大阪，広島の音楽グループとの活動を行った。

(1)目標・計画

1. 学生が主体的に授業に参加できるよう、アンサンブルの機会を増やしたい。
2. 「器楽」の管楽器分野とそれに続く「管弦打楽器演奏基礎」との内容の連携を図る。
3. 管弦楽分野について学生が自学自習できるような資料の充実と利用促進を図る。

(2)点検・評価

1. 選択した楽器の作品だけでなく，他の楽器とのアンサンブルができる機会を設けた。しかし，楽器の種類が多様なこと，学生の学習段階が大きく異なること，のため，適切な場面設定ができない場合もあった。
2. 「器楽」では，管楽器の全体像を把握できるようにし，次の「管弦打楽器演奏基礎」で，学生の希望に応じて個別の楽器に関する学習ができるように努めた。
3. 学習用ビデオ，DVD，伴奏CD付き楽譜等，自学自習に利用できる教材を収集し，学生の学習段階に応じて紹介し，自学自習時に利用するよう指導した。

(1)目標・計画

1. 従来からの研究テーマ「バロック音楽の研究」を継続して行う。
2. 民族音楽に於ける合奏について研究を進める。

(2)点検・評価

1. オーボエを中心にして，「バロック音楽の研究」を行った。また，リコーダー，フラウト・トラヴェルソのアンサンブル作品の研究を行った。
2. 中国の民族楽団，台湾の国楽団の指揮者，楽団員と共に，合奏作品の演奏法，指導法についての研究を行った。

(1)目標・計画

(2)点検・評価

(1)目標・計画

1. 大学と地域・社会・連携を行う。（社会連携）
2. 外国の合奏団との交流を行う。（国際交流）

(2)点検・評価

1. 大学開放事業として「手作り楽器（尺八）」の講師の一人として参加した。
2. 台湾の国家国楽団，台北市立国楽団，高雄市国楽団，忠恕国楽団，台北市新楽国楽団，中国の中国広播民族楽団，北京師範大学芸術・伝媒学院民族楽団との交流を行った。