自己点検・評価報告書 (言語系(英語)教育講座) 伊東治己
報告者 伊東治己
1.学長の定める重点目標
1-1.大学の活性化を目指す教育活動
(1)目標・計画
授業方法に関して
- 学生が主体的に授業に参加できるよう、討論やマイクロティーチングを取り入れる。
- パワーポイントなどを活用し、授業内容提示方法を工夫する。
- 学生が積極的に授業に取り組むようにするために課題を工夫する。
評価方法に関して
- 採用試験を視野に入れ、筆記試験を実施する。
- 最終評価に当たっては、多様な角度から学生の学力を評価できるようにする。
(2)点検・評価
授業方法に関しては、学生との討論や学生間での討論、さらに学生によるマイクロティーチング(授業実演)を取り入れたり、パワーポイントやハンドアウトを活用して、受講生に分かりやすい授業を心がけた。加えて、授業の進み具合に応じて課題を設定し、受講生が授業に積極的に取り組むことが出来るように工夫した。評価方法に関しては、筆記試験を実施するとともに、最終評価に当たっては、筆記試験の成績に加えて、提出された課題の出来具合や、授業への出席率、授業への参加度などを考慮し、多角的な角度からの成績評価を実施した。
1-2.学生支援、地域連携活動
(1)目標・計画
- オフィスアワーやゼミ等をフルに活用し、個々の学生の能力に応じた学習支援を行う。
- 海外研修や留学に関する相談に随時応じて、学生による国際交流活動を促進する。
- 学生海外派遣プログラムを実行し、本学学生に海外生活体験の機会を与える。
(2)点検・評価
- オフィスアワーやゼミ等をフルに活用し、個々の学生の能力に応じた学習支援を行った。
- 海外研修や留学に関する相談に随時応じて、学生による国際交流活動を促進した。
- オーストラリア研修プログラム(英語コミュニケーションⅤ)によって14名の本学学生に海外生活体験の機会を与えることができた。かつ、英語講座が実施している日本語ティーチングアシスタント制度によって、英語コースの学生を1名、オーストラリアの中等学校に派遣することができた。
2.分野別
2-1.教育・学生生活支援
(1)目標・計画
- 学生が主体的に授業に参加できるよう、討論やマイクロティーチングを取り入れる。
- 英語基礎研究・初等中等教科教育実践I・教育実践研究は複数担当であるので、講義内容の有機的な関連を高めるべく、連携を図る。
- オフィスアワー等をフルに活用し、学生の進路や生活上の悩み等の相談に随時応じるとともに、創造力・責任感・行動力を備えた社会人になるための指導も行う。
(2)点検・評価
- 授業に討論やマイクロティーチングの手法を取り入れ、受講生の積極的参加を促進した。
- オムニバス形式の授業に関して、担当教員の間で講義内容の有機的な関連を高めるべく、連携を強化した。
- オフィスアワー等をフルに活用し、学生の進路や生活上の悩み等の相談に随時応じることができた。
2-2.研究
(1)目標・計画
- 従来からの研究テーマ(英語教育学)をまとめ、学会で口頭発表をする。
- 従来からの研究テーマ(英語教育学)をまとめ、学会誌に投稿する。
- 学内外の研究助成金の公募に積極的に応募し、学外研究資金の獲得に努力する。
(2)点検・評価
- 全国英語教育学会、アジア教育シンポジウム、教科教育学会で口頭発表を行った。
- JACET Bulletin(大学英語教育学会)、『英語教育』(大修館書店)、『日本教科教育学会誌』、『鳴門教育大学紀要』、『授業実践研究』に投稿し、論文が掲載された。
- 科研(基盤研究(C)と研究成果公開促進費)に応募し、基盤研究(C)に関しては内定の通知を得た。また、連合大学院の共同研究(プロジェクトG)にも参加し、研究助成を受けた。
2-3.大学運営
(1)目標・計画
- 講座主任として、講座の教育研究活動のスムーズな運営に努力する。
- 連合大学院言語系講座の議長として、同講座のスムーズな運営に努力するとともに、同講座における本学の存在感を強めることに努力する。
(2)点検・評価
- つつがなく講座主任としての職務を全うできた。
- 連合大学院言語系教育講座の議長および副代表としてとして職務を全うした。なお、本年度、連合大学院への本学からの進学者は僅か1名のみであったが、その1名を自身のゼミから合格させることができ、本学の連合大学院での存在感を維持する上で少しは貢献できたと思われる。
2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等
(1)目標・計画
- 附属学校教員と連携し、英語教育分野について協同研究を進める。(附属学校)
- 大学と地域・社会との交流・連携を積極的に行い、社会に貢献していきたい。(社会連携)
- 今年度も国際交流協定校をはじめとした海外の教育・研究機関との協力事業に貢献する。
(2)点検・評価
- 附属小学校大宮副校長によるフィンランド小学校視察に際して、その計画を立案するとともに、視察にも同行し、通訳としての責務も果たした。
- SELHi運営指導委員、複数の県の教育委員会や市教育委員会主催の教員研修の講師、学校単位の研修会での講師や指導助言者として、大学と地域・社会との交流・連携に貢献した。
- 小学校英語教育センター主催の講演会のために、フィンランドからユバスキュラ大学教員と小学校教員を招待する事業に協力するとともに、連合大学院の共同プロジェクト(プロジェクトG)の関係でフィンランドを訪問し、教員養成制度についてフィンランドの大学教員と意見交換を行うとともに、共同研究の可能性を模索した。
3.本学への総合的貢献(特記事項)
講座主任、教育研究評議会評議員、連合大学院言語系連合講座副代表、連合大学院言語系連合講座議長として、本学の運営にある程度貢献できたと思います。
なお、上にも書きましたが、本年度、自分のゼミから1名の院生を連合大学院へ進学させることができましたが、本年度の本学からの進学者はその1名のみでした。その意味で、連合大学院における本学の存在感の維持に少しは貢献できたと思います。
なお、上にも書きましたが、本年度、自分のゼミから1名の院生を連合大学院へ進学させることができましたが、本年度の本学からの進学者はその1名のみでした。その意味で、連合大学院における本学の存在感の維持に少しは貢献できたと思います。
最終更新日:2010年02月17日