自己点検・評価報告書(渡邉廣二)

報告者 渡邉廣二

1.学長の定める重点目標

1-1.大学教員としての教育・研究活動①

(1)目標・計画

 研究について,科学研究費補助金を得ている研究題目 「地域通貨を活用した地域経済の活性化-エコツアーやバイオマスを組み込んで-」の研究を進める。とくに平成21年度は,徳島県上勝町でこれまで試験的に行われた地域通貨実験について現地調査を行うとともに関係者の聞き取り調査を行うことにより,その結果を整理し分析して課題を明らかにする。

(2)点検・評価

 上勝町で行われた地域通貨実験について資料を収集し,関係者から聴き取りを行うとともに,今後の上勝町における地域通貨システムの構築について,上勝町環境経済研究会において意見交換した。

 

1-2.大学教員としての教育・研究活動②

(1)目標・計画

①平成20年度に採択された地域通貨に関する科学研究費補助金は,平成22年度までの3年間継続して交付される予定なので,研究を着実に進めて補助金の交付が継続されるように努める。

②さらに,同じく地域通貨に関する研究内容を環境分野に結びつけて,とくしま環境科学機構の調査研究事業(平成21年度)に応募できるよう努める。 

(2)点検・評価

 地域通貨に関する研究に対して,科学研究費補助金は継続して交付されている。

 

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

①学生が積極的に授業に参加できるよう,演習科目の授業では,学部でも大学院でも,次週の授業の課題と参考資料をあらかじめ前の週に示し,当日の授業では,まとめてきた課題を学生に発表させて関連する事柄について説明する。

②長期履修学生の教員としての資質・能力を向上させるため,ホームルーム・講座・ゼミなどを通して支援する。

(2)点検・評価

①授業に進め方については,目標・計画に記したように,次週の授業の課題と参考資料をあらかじめ前の週に示し,当日の授業では,まとめてきた課題を学生に発表させて関連する事柄について説明した。

②長期履修学生の教員としての資質・能力を向上させるため,ホームルーム・講座・ゼミなどを通して支援した。

 

2-2.研究

(1)目標・計画

①地域通貨の研究に対する科学研究費補助金研究代表者として,徳島県上勝町を主たる対象に調査研究を行う。

②消費者の権利を尊重する消費者教育に関する研究を進める。

③日本消費者教育学会の中国・四国支部長として学会運営に貢献する。

(2)点検・評価

①地域通貨の研究に対する科学研究費補助金研究代表者として,徳島県上勝町を主たる対象に調査研究を行った。

②消費者の権利を尊重する消費者教育に関する研究は不十分である。

③日本消費者教育学会の中国・四国支部長として学会運営に貢献した。

 

2-3.大学運営

(1)目標・計画

①前年に引き続き,教職キャリア開発支援オフィスのオフィス長として,オフィス業務の円滑な運営に努め,長期履修学生の修学を中心とする学生生活を支援する。

(2)点検・評価

 教職キャリア開発支援オフィス長として,オフィスの業務を目標・計画どおり進めた。

 

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

①附属学校との間で行われる教育研究活動には積極的に参加する。(附属学校)

②教育支援講師や公開講座講師の依頼には積極的に応じ,また自治体の審議会委員就任依頼には積極的に応じるようにして,社会に貢献する。(社会連携)

(2)点検・評価

 鳴門市生涯学習まちづくり出前講座の講師として,板東地域の人々を対象に消費者問題についての学習会を行った。

 

3.本学への総合的貢献(特記事項)

 教職キャリア開発支援オフィスのオフィス長として,オフィス業務の円滑な運営に努めた。

 

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