自己点検・評価報告書(鳥井葉子)

報告者 鳥井葉子

1.学長の定める重点目標

1-1.大学教員としての教育・研究活動①

(1)目標・計画

 これまで3年間実践してきたコア科目の成果と課題の総括を踏まえて,「教科教育実践Ⅲ」・「附属校園事前指導」の授業方法を見直し,学生の教育実践力を高めることを今年度の教育活動の目標とする。

(2)点検・評価

 授業実践力評価スタンダード(家庭科)を活用した1年の「教科教育実践Ⅰ」、2年の「教科教育実践Ⅱ」の授業で自己省察を積み重ねて来た学生に対して、「教科教育実践Ⅲ」では各模擬授業グループに授業を構想する前に目標と評価の一体化を図った評価基準・規準を設定しておくこと、模擬生徒への事前アンケートの実施と結果を活かした模擬授業構想と実践、授業後の模擬生徒の評価を導入して学生の教育実践力を高めるように努めた。

 「附属校園事前指導」では、受講生の増加を受けて、授業前に学生に模擬授業分担を検討させておき、授業開始時刻も早めて初回の授業から3人の模擬授業実践を指導したが、時間がずれ込んで展開が不十分となった模擬授業があったため、さらに今後の授業方法の検討が必要と思われた。

 

1-2.大学教員としての教育・研究活動②

(1)目標・計画

 前期に応募・実践可能なテーマに関する外部資金(競争的資金)を検討して,できる限り応募する。 

(2)点検・評価

 応募・実践可能なテーマに関する外部資金(競争的資金)について検討したが,応募できなかった。

 

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

 学生の進路,悩みの相談に随時応じるとともに,就職支援を行う。

(2)点検・評価

 学部学生1名、院生1名の悩みおよび進路について相談に応じ助言を行った。

 

2-2.研究

(1)目標・計画

①家庭科の教育実践力を培うために,学生が活用しやすいワークノートを開発し,学生の反応を捉え,改善する。

②家庭科の教育実践力の評価方法について検討する。

(2)点検・評価

①これまでの授業時のプリントをまとめて、学生が活用しやすいワークノートにまとめよと試みたが、ワークノートの開発までは至らなかった。

②昨年度「教科教育実践Ⅱ」で実践した家庭科で特に活用度の高い4つの教育実践力を取り上げたマイクロティーチングについて、今年度前期に評価方法を検討したいと考えていたができなかった。p>

 

2-3.大学運営

(1)目標・計画

 部・コースの協議にもとづいた学内委員の任を受け,大学運営に貢献する。

(2)点検・評価

 学内委員の前期分の仕事を担った。

 

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

 教育現場の家庭科担当教員へ家庭科教育の学習内容・方法に関する情報提供と支援を行う。

(2)点検・評価

 家庭科における消費者教育に関して、広島県の中・高等学校教員へ情報提供および支援を行った。

 

3.本学への総合的貢献(特記事項)

 特色GP出版書『教育実践の省察力をもつ教員養成』の家庭科担当頁について、家庭コースの取りまとめを行った。

 

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