自己点検・評価報告書(青葉暢子)

報告者 青葉暢子

1.学長の定める重点目標

1-1.大学教員としての教育・研究活動①

(1)目標・計画

 経済学を学習する意義は,民主主義社会の一員として,経済政策を理解し,自分たちの生活をより豊かにするために積極的に行動することができるようになることである.教育大学に籍を置く教員として,学生が教師となったときに,優れた民主主義社会のメンバーの育成ができるような授業を心がけたい.授業内容としては,基礎理論の講義とともに,応用可能な経済トピックを取り上げたり,情報経済論等で,不確実な状況下における行動分析を講義する。

(2)点検・評価

 優れた民主主義のメンバーとして必要なのは,政策,制度を良く理解し,自らの生活を良くするためには,何をすればよいのか考えることができるための知識と考える.基礎理論の講義とともに,今日的トピックを取り上げながら,今,自分たちが置かれている状況がどんな状況なのかを考え,状況を改善していくために何をすればよいのか,学生に考えさせた.この姿勢は,教員採用試験対策においても,必要であり,教育効果として評価できると考える。

 

1-2.大学教員としての教育・研究活動②

(1)目標・計画

 現時点においては,科学研究費補助金へ申請予定である。 

(2)点検・評価

 研究テーマとして取り上げている問題は研究途上であり,科学研究費補助金に申請するには不十分であった.しかし,学会に参加して他の研究者と議論する等,次第にモデルが形作られてきた.昨年,外部資金の獲得には至らなかったが,研究としてはまとまってきたため,成果は上がっていると考える。

 

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

 今年度は,長期履修の3年が2名,修士課程の2年が2名いるので,彼らの論文指導と,教員採用試験等についての支援を行うとともに,指導学生以外でも,経済学関係の専門知識を生かした指導,パワーポイントなどを用いたプレゼンテーションの指導,統計ソフトを用いた統計処理の方法,統計資料の見方等,授業の中だけでは十分できない指導を行っていきたい。

(2)点検・評価

 昨年は,4名の修士論文の指導があり,4名とも修了させることができた.教員採用試験対策として,パワーポイントを使ったプレゼンテーションの指導,統計ソフトを用いた統計処理の方法,分析結果の解析等,より,実践的な指導が行えた。

 

2-2.研究

(1)目標・計画

 内外の学会において研究報告し,積極的に他の研究者と意見交換して,研究のブラッシュアップを図る。

(2)点検・評価

 内外の学会に出席し,積極的に他の研究者と意見交換をして,論文の枠組みができてきた.研究の成果は確実にあがっている。

 

2-3.大学運営

(1)目標・計画

 20年度に引き続き,学部入試委員会の委員を務めるので,学部入試の側面から大学運営に尽力する。

(2)点検・評価

 学部入試委員会の委員として徳島県立海部高校で開催された合同大学説明会で大学の宣伝広告を行う等大学運営に尽力するとともに,オープンキャンパスにおいて公開授業を行った。

 

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

 徳島県環境審議会委員,徳島県県境影響評価審査会委員,徳島県リサイクル認定審査会委員,徳島市中小企業振興会委員として,専門知識を生かした地域貢献を行う。

(2)点検・評価

 徳島県環境審議会委員,徳島県環境影響評価審査会委員,徳島県リサイクル認定審査会委員,徳島市中小企業振興会委員として,専門知識を生かした地域貢献を行った。

 

3.本学への総合的貢献(特記事項)

 

 

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