自己点検・評価報告書(山本 準)

報告者 山本 準

1.学長の定める重点目標

1-1.大学教員としての教育・研究活動①

(1)目標・計画

 従来から継続して研究している近代化過程における人口構造の分析をさらに進めることとする。それと同時に本学の特徴のひとつである四国遍路に関する研究にも参画しており、ここ数年来、四国八十八箇所の写し霊場を研究している。この写し霊場の研究は、文献を元にした研究だけではなく、徳島県内の写し霊場それぞれの立地・規模・管理状態などを現地調査するものである。平成21年はこの徳島県内の写し霊場の研究を完成することを目標とする。またこれら、個人の研究成果を講義に生かせるように勤める。

(2)点検・評価

 写し霊場の研究は県内各地の写し霊場十数か所を調査し、現在その調査データを整理中である。県内の写し霊場の大半の調査を終えたが、まだ調査できていないものもある。今年度中にほぼすべての霊場の調査を終了したい。またこの写し霊場に関しては「地域社会研究」という授業で講義をする予定である。

 

1-2.大学教員としての教育・研究活動②

(1)目標・計画

 平成21年度は社会系コースのコース長としての役割を果たさなければならないこともあり、研究に時間を割くことが困難になってくると思われる。しかし、可能な限り外部資金を獲得し、研究を進めようと考えている。 

(2)点検・評価

 科学研究補助費の申請を出したが、残念ながら採択されることはなかった。今後も引き続き、各種の研究助成に申請を出していきたい。

 

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

 教育に関しては一方的な講義という授業をすることなく、学生との双方向的な授業を展開するよう心がける。具体的には、学生の発言を促し、また学生の意見も聞きながら授業を展開する。また演習等を利用し、学内だけではなく、学外での学習活動を積極的に進めるようにする。

(2)点検・評価

 講義は学生との対話を中心としながら、双方向的な授業を進めることができた。学生からの授業評価もかなり評価が良かったように思う。

 

2-2.研究

(1)目標・計画

 ここ数年来、四国八十八箇所の写し霊場を研究している。この写し霊場の研究は、文献を元にした研究だけではなく、徳島県内の写し霊場それぞれの立地・規模・管理状態などを現地調査するものである。平成21年はこの徳島県内の写し霊場の研究を完成することを目標とする。

(2)点検・評価

 教育・研究活動で述べたように、写し霊場の研究は県内各地の写し霊場十数か所を調査し、現在その調査データを整理中である。県内の写し霊場の大半の調査を終えたが、まだ調査できていないものもある。今年度中にほぼすべての霊場の調査を終了したい。

 

2-3.大学運営

(1)目標・計画

 コース長としての責務を果たすこと、これが第一目標である。現在、社会系コースでは、助手が存在せず、コースの事務的仕事のすべてをコース長が担うこととなった。コース長の仕事量は増加したが、コース所属の教員が教育・研究に集中することができるようにするために、コース長の役割は重大だと考えている。コース所属教員が不満を感じることなく教育・研究に専念できるようコースの基礎作りに努力することとする。

(2)点検・評価

 コース長としての責務を十分果たせたように思う。コース内で、各教員はそれぞれの職務を十分果たしており、職務遂行に不満を感じることはなかったように考える。

 

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

 社会との連携に関しては、地域の審議会や委員会等への委員の就任を要請された場合、積極的に参加し地域への協力と連携を行う。

 付属学校との連携に関しては、教育課題探究で付属学校・園からの要請があれば積極的に応じることとする。

 国際交流に関しては、留学生が安心して研究できるように環境整備に努めるとともに、生活の支援にも細心の注意を払うこととする。

(2)点検・評価

 徳島労働局の「労働審議会」の副会長として、徳島県内の労働問題全般に対して審議・提言を行った。また鳴門市の「自治基本条例策定審議会」の副会長を務め、自治基本条例の骨格を策定した。これらの他にも徳島県社会福祉協議会、美馬市などの各種の審議会委員を務めた。

 中国からの留学生を引き受け、安心して勉学に励めるよう様々な支援を行った。

 

3.本学への総合的貢献(特記事項)

 

 

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