自己点検・評価報告書(余郷裕次)
報告者 余郷裕次
1.学長の定める重点目標
1-1.大学教員としての教育・研究活動①
(1)目標・計画
(2)点検・評価
<研究>
①10年以上取り組んでいる「絵本とその読み聞かせ」の教育的効果に関する研究を継続し、その成果を第117回全国大学国語教育学会(10月18日・愛媛大学)において「島田ゆか絵本作品の研究 Ⅲ―『バムとケロのさむいあさ』の分析を中心に―』と題して研究発表した。
②絵本モンタージュ論の研究論文「絵本『ぐりとぐら』の研究―絵本モンタージュ論による分析を中心に―」を執筆し、『野地潤家先生傘寿記念論文集』(4月)に発表した。
③「絵本とその読み聞かせ」の教育的効果に関する研究の単行本を、徳島新聞社編集局情報出版部と出版の編集作業に入った。
1-2.大学教員としての教育・研究活動②
(1)目標・計画
①平成21年度科学研究費補助金として、「カリキュラム開発力を核とする国語科教員養成プログラムの開発に関する研究」(基盤研究C (一般))を研究代表者として申請している。
②戦略的教育研究開発室委員として、GPに関わる外部資金(競争的資金)の導入に努力する。
③文部科学省平成20年度戦略的大学連携支援事業「6大学連携教育人材育成事業」について、資金を効果的に使用し成果をあげる。
(2)点検・評価
①平成21年度科学研究費補助金として、「カリキュラム開発力を核とする国語科教員養成プログラムの開発に関する研究」(基盤研究C(一般))は、不採択となったが、平成22年度科学研究費補助金として、「絵本の教材的価値に関する研究―国語(日本語)各研究分野からの分析と総括―」(基盤研究C(一般))を研究代表者として申請した。
②戦略的教育研究開発室委員として、GPに関わる外部資金(競争的資金)の導入に努力し、「教員養成に関するモデルカリキュラムの作成に関する調査研究」の採択に貢献した。
③文部科学省平成20年度戦略的大学連携支援事業「6大学連携教育人材育成事業」について、「絵本の読み聞かせ指導者養成講座」(11月14~15日)を担当した。
2.分野別
2-1.教育・学生生活支援
(1)目標・計画
①教員採用実技ガイダンスを担当する。
②学部学生、大学院生に対して、日頃から教員就職を促し、教員採用試験についてのあらゆる相談に積極的に対応する。
③個人的に依頼された面接指導、模擬授業の指導等に積極的に応じる。
④小論文指導については、希望者に対して個別に添削指導を行う。
(2)点検・評価
①8月13日に、兵庫県教員採用試験2次試験受験者10名に対して実技ガイダンス(ロールプレイ)を行った。
②学部学生、大学院生に対して、日頃から教員就職を促し、教員採用試験についてのあらゆる相談に積極的に対応した。
③個人的に依頼された面接指導、模擬授業の指導等に積極的に応じた。
④教員採用試験のエントリーシートへの記入指導や小論文指導については、希望者に対して個別に添削指導を行った。
2-2.研究
(1)目標・計画
①10年以上取り組んでいる「絵本とその読み聞かせ」の教育的効果に関する研究を継続し、その成果を全国大学国語教育学会で研究発表する。
②「絵本とその読み聞かせ」に関する絵本モンタージュ論の研究論文を執筆し、学術研究誌に発表する。
③「絵本とその読み聞かせ」の教育的効果に関する研究の単行本を出版する。
(2)点検・評価
①平成21年度科学研究費補助金として、「カリキュラム開発力を核とする国語科教員養成プログラムの開発に関する研究」(基盤研究C (一般))は、不採択となったが、平成22年度科学研究費補助 金として、「絵本の教材的価値に関する研究―国語(日本語)各研究分野からの分析と総括―」(基盤研究C(一般))を研究代表者として申請した。
②戦略的教育研究開発室委員として、GPに関わる外部資金(競争的資金)の導入に努力し、「教員養成に関するモデルカリキュラムの作成に関する調査研究」の採択に貢献した。
③文部科学省平成20年度戦略的大学連携支援事業「6大学連携教育人材育成事業」について、「絵本の読み聞かせ指導者養成講座」(11月14~15日)を担当した。
2-3.大学運営
(1)目標・計画
①児童図書室長として、児童図書室の充実・発展のために努力し、児童図書室主催行事の講師を積極的に務め、大学の地域貢献に協力する。
②戦略的教育研究開発室委員として、GPに関わる外部資金(競争的資金)の導入に努力する。
(2)点検・評価
①児童図書室長として、「児童図書室絵本のワークショップ」(2月17日)を担当するなど、児童図書室の充実・発展のために努力し、大学の地域貢献に協力した。
②戦略的教育研究開発室委員として、GPに関わる外部資金(競争的資金)の導入に努力し、「教員養成に関するモデルカリキュラムの作成に関する調査研究」の採択に貢献した。
2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等
(1)目標・計画
①国語科学部附属連絡協議会の研究協力活動を継続する。
②附属小学校で「絵本とその読み聞かせ」に関する授業を行う。
③附属中学校の授業(「選択国語」)を、附属教員と継続して共同担当する。
④韓国京仁教育大学との研究協力を継続する。
(2)点検・評価
①国語科学部附属連絡協議会の研究協力活動を継続した。
②附属中学校の「オープンスクール」(11月1日)において「絵本とその読み聞かせ」に関する授業を行った。
③附属中学校の授業(「選択国語」・3年)を、附属教員と共同して担当した。
④韓国京仁教育大学との研究協力を継続している。
⑤教員免許状更新講習の選択講座、平成21年度県・大学連携による教職員研修、公開講座「絵本とその読み聞かせの世界」、平成21年度学校図書館司書講習「読書と豊かな人間性」を担当し、社会との連携をはかった。
3.本学への総合的貢献(特記事項)
○ 「絵本とその読み聞かせの教育的効果」についての研修・講義・講演等を、徳島県内44回(保育所2回 /幼稚園5回/小学校6回/中学校5回/高等学校7回/特別支援他19回)、徳島県外10回(幼稚園2 回/小学校2回/中学校1回/大学3回/特別支援他2回)を担当し、鳴門教育大学の教育・研究に関 する宣伝活動に努めた。