平成26年度特別表彰受賞者
所属・氏名 | 人文・社会系教育部 藤村 裕一 准教授 | ![]() |
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自己点検・評価書 | 藤村裕一.pdf(145KB) | |
教員情報データベース | http://www.naruto-u.ac.jp/edb/researcher/2010121603590/ | |
選定理由及び 優れた教育手法 |
藤村裕一氏は,第1期中期計画に基づき,平成18(2006)年7月に遠隔教育準備室が設置されて以来,遠隔教育準備室長,遠隔教育推進室長,遠隔教育プログラム準備室長など,一貫して室長を務めながらインターネット等を利用した遠隔教育の検討・推進に努めてきた。平成19(2007)年度からは試験的に遠隔教育における授業科目を開設し,平成20(2008)年度からは科目等履修生を対象とした遠隔教育による授業科目を開設して,遠隔教育の可能性と課題を探り,検討と試行を進めてきた。 平成22(2010)年度には,修士課程における遠隔教育の実現へ向け,基本構想書をとりまとめ,平成26(2014)年度からは,学内の協力を得ながら,「インターネットを用いた遠隔教育による大学院プログラム」を開始した。平成26(2014)年4月からは北海道,山形県,宮崎県から修士課程4名・科目等履修生1名,計5名の現職教員を受け入れ,遠隔教育プログラム推進室スタッフのチームワークのもと,働きながら学ぶことを希望する現職教員・教育関係者の学習機会を拡大した。 以上のように,藤村裕一氏の現職教員・教育関係者を対象とした「インターネットを用いた遠隔教育による大学院プログラム」の開発に関する貢献は,本学の新たな学習機会の提供に寄与し,高く評価できるものである。 |
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受賞者のコメント |
学校現場でよりよい教育をめざして日々奮戦する現職教員の方々や,よりよい教育環境・教材等を提供しようとされている教育関係者の皆さんの中には,高い問題意識をもち,是非大学院で学びたいという方がたくさんいらっしゃいます。しかし,すべての方が実際に大学院へ通学して学べるわけではなく,ご家庭の事情や職責上の理由などから,勤務地を離れることができず,これまで大学院への進学をあきらめざるを得なかったという方も数多くいらっしゃいました。 |
最終更新日:2014年10月21日