教員教育国際協力センター 小澤大成
報告者 小澤大成
1.学長の定める重点目標
1-1.大学の活性化を目指す教育活動
(1)目標・計画
- 担当している学部学生対象の授業については,学生が将来就くであろう小学校あるいは中学校の現行カリキュラムと授業内容の対応関係を明確にすることで意欲を引き起こす。
- 成績評価においては出席,レポート,小テスト等多様な評価を行うことで,能力や努力を正当に評価する。
(2)点検・評価
- 地学は高等学校において未履修の学生が多くを占めるが,小学校および中学校のカリキュラムを再度想起させることにより,既存の知識を整理し,大学で行う実験の持つ意味と関連が明確になり,意欲を引き起こすことができた。
- 出席,レポート,小テスト,発表態度など多様な評価を通じ,能力や努力を正当にはかった。
1-2.学生支援、地域連携活動
(1)目標・計画
国際教育協力の分野に重点的に取り組む。
予定されているJICA研修員受け入れ研修(南アフリカ)において,積極的に役割を果たす。
ミネソタ大学と共同で取り組む予定のウガンダでの管理職研修プロジェクトに対し,コーディネーターとして役割を果たす。
予定されているJICA研修員受け入れ研修(南アフリカ)において,積極的に役割を果たす。
ミネソタ大学と共同で取り組む予定のウガンダでの管理職研修プロジェクトに対し,コーディネーターとして役割を果たす。
(2)点検・評価
JICA受け入れ研修(南アフリカ)において,コーディネーターとして計画立案そして実施を積極的に行った。またウガンダでの管理職研修プロジェクトに関してもコーディネーターとして調整を行った。さらに文部科学省拠点システム構築事業「国際教育協力イニシアティブ」に課題代表者として申請した課題が採択され,事業を開始した。
2.分野別
2-1.教育・学生生活支援
(1)目標・計画
特に岩石・鉱物についての理解が深められ,将来の学校現場での実践に結びつくよう授業を進める。
(2)点検・評価
小・中・高等学校のカリキュラム内容における岩石・鉱物の知識と,その専門的な背景説明を対応づけ,俯瞰的な観点から内容を捉えられるよう意識させ,将来の実践と関連づけた。
2-2.研究
(1)目標・計画
- 途上国における現職教員研修,特に授業研究の受容について調査を行う。
- 学外の研究資金公募に積極的に応募する。
(2)点検・評価
- 南アフリカおよびウガンダにおいて授業研究の受容について調査を行った。その結果の一部を“国際協力における「授業研究」の有効性-南アフリカ人教師による生物の授業を事例として-”と題する研究論文(共著)として公表した。
- 科学研究費および文部科学省の拠点システム構築事業費に応募し,後者が採択された。
2-3.大学運営
(1)目標・計画
昨年に引き続き教員教育国際協力センター運営委員会委員として本学の運営に協力する。
(2)点検・評価
教員教育国際協力センターの運営に積極的に関与した。
2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等
(1)目標・計画
- JICA等の国際協力事業に貢献する
- 講師派遣事業等で,地域社会との連携・交流を積極的に行い,社会に貢献する。
(2)点検・評価
- 短期専門家としてアフガニスタンに赴き,また研修受け入れにおいても役割を果たした。
- 講師派遣事業に登録を行った。大学開放事業および10年次研修受け入れにおいて講師として貢献した。
3.本学への総合的貢献(特記事項)
文部科学省拠点システム構築事業「国際教育協力イニシアティブ」に課題が採択され,外部資金の導入を行うことができた。
最終更新日:2010年02月17日