小学校英語教育センター 兼重昇

報告者 兼重昇

1.学長の定める重点目標

1-1.大学の活性化を目指す教育活動

(1)目標・計画

  • 学生の意欲を引き起こすために,実際の教育実践などにつながるような「目標」,「授業後の学習者の姿」をあらかじめみせることで,チャレンジングと思われる学習活動にも積極的に取り組めるようにする。
  • 学生の能力を評価するために,絶対評価の手法を基本とし,加えて個人内評価を行う。数値評価だけでなく,ことばによる記述としての評価をフィードバックとして毎時間行う。

(2)点検・評価

  • シラバスに沿った授業を行えているか毎時間の振り返りを兼ねた学生の振り返りや授業者の授業記録を残した。
  • 毎時間の学生の振り返りにコメントを行い,即時的な学生の意見に基づいた授業改善を行った。

1-2.学生支援、地域連携活動

(1)目標・計画

  • 学生の課外活動(野球部・ESS)の活動が円滑にできるよう支援する。
  • 採用試験対策の授業内,課外講座をひらく。
  • ゼミ担当学生の研究活動・生活が円滑に進むように支援する。
  • 教育支援アドバイザー事業を積極的にすすめる。
  • 公開講座を積極的にすすめる。
  • 小学校英語教育センターの事業と併せて地域の学校への授業支援や教員研修を行う。

(2)点検・評価

  • 学生課外活動の記録を確認し、ESSに関しては、活動の場を地域へのボランティアやスピーチコンテストへの拡大を図った。野球部に関しては、これまでの前例に習い活動の継続をすすめた。
  • 採用試験対策講座に対する意見収集をし、次年度以降の受験予定者への情報提供を行った。
  • ゼミ時間などを通じて,生活状況・研究の進捗状況をチェックし、4名の修了生、1名の卒業生を送り出した。
  • 教育支援アドバイザー事業により小学校英語に関する研修を行った。小学校英語教育センターの事業と併せて25地域・学校を訪問した。
  • 公開講座を実施し、参加者による好意的感想を得た。
  • 小学校英語教育センター事業を実施し、各学校・地域から次年度以降も協力を要請された。

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

  • ゼミや授業を通した個別学習および協働学習を推進する。
  • ゼミや授業受講者の学生同士の学習生活に関して情報交換をできるような(携帯を含む)メーリングリストを作る。

(2)点検・評価

  • ゼミ・授業での学習状況をポートフォリオとして記録したが、個別学習は積極的にすすめることができたが、学習者の意識高揚をはかることが難しく協働学習をすすめていくには、いたらなかった。
  • メーリングリストの作成をし、学生同士の意見交換の場を提供できた。

2-2.研究

(1)目標・計画

  • 小学校英語教育センターの事業を積極的にすすめ,小学校英語のあり方やその成果,教員研修・養成に関する研究および実践をする。
  • 国内外での研究発表や論文投稿を積極的にすすめる。

(2)点検・評価

  • 研究発表4件
  • 著書部分執筆1件

2-3.大学運営

(1)目標・計画

  • 小学校英語教育センターの充実とその事業における参加者を対象にした大学院の紹介を積極的に進める。
  • 各種委員会など積極的に取り組む。

(2)点検・評価

  • センター事業を積極的に遂行し、その際に大学院パンフレット配布し、大学の紹介を積極的に行った。
  • 各種委員会の積極的参加した。(国際交流協定:アメリカとのコンソーシアム協定の締結協力など)

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

  • 附属学校園での授業実践及び授業支援を行う。
  • 教育支援アドバイザー事業を積極的に行う。
  • 必要に応じて留学生の授業・生活支援を行う。

(2)点検・評価

  • 附属学校園での授業実践・授業支援を行い、附属学校の英語学習指導案集を作成した。中学校との連携として、授業内で使える教具の開発・生徒への配布を行った。
  • 教育支援アドバイザー事業および小学校英語教育センターの事業と併せて、25地域・学校への教員研修を行った。
  • ESS活動や委員会を通して留学生との交流をおこなった。

3.本学への総合的貢献(特記事項)

  特に、小学校英語教育センターの事業を実施することで、本学の存在意義を公に示すとともに、個々の学校へのサポートを行い、大学・実践現場の連携をはかった。
最終更新日:2010年02月17日

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