平成21年度ベストティーチャー賞受賞者

教育部門

所属・氏名	人文・社会系教育部兼重昇准教授
自己点検・評価書	自己点検・評価報告書(兼重昇)准教授 pdf(94KB)
研究者総覧データベース	http://www.naruto-u.ac.jp/db/faculty/SOURAN_116.html
選定理由及び優れた教育手法	兼重昇准教授は，英語科授業研究を専門領域とするが，特に近年は小学校英語教育に関する実践的な研究に意欲的に取り組み，多くの成果を挙げている。本学は，全国の大学・研究機関に先駆けて小学校での英語教育の重要性，有用性に着目して小学校英語教育センターを設立したが，兼重准教授は，同センター運営の中軸となって教材開発や小学校教員を対象とした研修活動を積極的に主導してきた。県内はもちろん，全国的に小学校英語教育の理論と実践に関する研究・研修活動に指導的役割を果たしており，わが国における小学校英語教育推進のリーダー的存在として活躍している。また，兼重准教授は本学硬式野球部の顧問として学生を熱心に指導し，平成21年度秋季・四国6大学野球リーグ戦において念願の一部リーグ入りを果たした。これらの実績と平成20年度の自己点検・評価等の総合評価から判断し，兼重准教授を教育部門の優秀教員として選定した。
受賞者のコメント	本学創設の際の趣旨一つである，「教員のための大学」及び学校教育の推進に寄与する「開かれた大学」という理念に基づき，平成17年度に全国の国立大学で初めて「小学校英語教育センター」が設置されました。本センターの事業の一つとして，「お遍路研修」と称し，基本的に無償で徳島県内外の学校を訪問し，授業実践，教員研修などを実施しています。本活動が平成23年度の学習指導要領実施に向けた一助となることを願って活動を続けています。