自己点検・評価報告書(木原資裕)

報告者  木原 資裕

 

1.学長の定める重点目標

 

1-1.教育大学教員としての授業実践

(1)目標・計画

  1.  毎回ないしは数回の授業の終わりに、出席カードを兼ねたミニレポートを10分程度で作成させ、提出してもらう。ミニレポートはその授業内容が把握できているかが判断できるテーマを設定する。また、そのミニレポートをもとに自らの授業内容・方法を自己点検し、その内容を記録する。さらに、次の授業においては、そのミニレポートをもとに誤解や未理解の箇所の補足を行う。
  2.  ミニレポートの評価を成績評価の重要ポイントとし、毎回の授業へ意欲的に参加する態度を喚起させる。

 

(2)点検・評価

  1. 今回ミニレポートの実施を「健康スポーツ学II講義」において実施した。特に、「健康スポーツ学II講義」においては受講者が42名であり、すべての受講生のミニレポートへの対応が時間的に不可能であり、代表的な疑問や問題点の指摘に回答することとした。
  2. ミニレポートの評価を成績評価の重要ポイントとすることをオリエンテーション時に説明していた関係で、欠席するとミニレポートの評価点がないこととなるため、受講生の出席は極めてよく、また、授業をある程度理解してないとレポートも書けないため、授業態度もよいように感じた。

 

 

1-2.大学教員としての社会(地域)貢献

(1)目標・計画

  1. 剣道部活動に顧問・監督として積極的に関わり、技術指導および生活指導を行う。
  2. 専門実技種目である剣道指導を地域の小・中学生および高校生に指導する機会を学内外で多く持てるように努める。
  3. 徳島県剣道連盟の活動に積極的に参加し、地域の剣道普及・発展に寄与できるよう努める。

 

(2)点検・評価

  1. 剣道部の顧問・監督として、週3回の練習にはほとんど参加し、技術指導および生活指導をおこなった。
  2. 瀬戸中学からの要請があり、剣道授業の指導を行った。
  3. 徳島県下で行われた小・中・高校の剣道大会へ公務との重複がない限り、審判員として参加した。また、徳島県剣道連盟広報部長として、広報誌「徳島の剣道第23号」を編集出版した。
  4. 中四国および全日本学生剣道連盟の理事として各種大会および行事の審判・運営指導を担当した。

 

 

2.分野別

 

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

  1. 学生が自分の「得意な事」を見つけ,深めていけるよう,授業,修士・卒業論文の指導にあたる。
  2. 上記に関わり,自分の研究分野・内容について,学生に情報を提供する。
  3. 学生の進路,悩み等の相談に応じられるコミュニケーションをとれる機会を多くもつようにする。

 

(2)点検・評価

  ゼミ生の興味・関心に応じて修士論文テーマ設定を支援し、ゼミ生自ら積極的に活動できるよう情報提供を行った。また、教員採用試験対策として、時間を設定し、過去問題の記述式内容について検討した。さらに、模擬面接を行い、基本的な姿勢や言葉遣い・内容・対応について指導した。

 

 

2-2.研究

(1)目標・計画

  1. 代表者として,科学研究費補助金の申請を行う。
  2. 採択されている科学研究費補助金に関しては,計画通り,成果が得られるよう取り組む。
  3. これまで行ってきた研究の成果を論文として年間2本発表する。

 

(2)点検・評価

  • 代表者として,科学研究費補助金の申請を行った。(不採択)
  • 共同研究者として「小学校体育学習における表現運動の『学習支援デジタル教材』の開発と評価」(基盤C・代表安藤幸)に関わり、これまで行ってきた研究の成果を論文として、3本発表した。

 

 

2-3.大学運営

(1)目標・計画

  1. 委員として学内の各種会議に出席し,職務を遂行する。
  2. 講座会議,部会議,全学集会へ公務が重複する以外は出席する。
  3. 大学運営に関する問題点・意見・発案を各種委員等で積極的に提言する。

(2)点検・評価

  委員として学内の各種会議に出席し,職務を遂行した。また、講座会議,部会議,全学集会へ公務が重複する以外は出席した。 また、委員会および講座会議においては、問題点・意見・発案を積極的に発言した。

 

 

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

  1. 附属学校での研究会および附属学校との懇談会に積極的に参加し,相互の教育・研究の情報交換,討議を行い,その発展に努める。
  2. 教育支援講師,アドバイザーなどとして,積極的に学校現場,地域主催研修会等に出向き,指導・助言を行う。(社会貢献)

(2)点検・評価

  附属学校での研究会および附属学校との懇談会に積極的に参加し,相互の教育・研究の情報交換,討議にも参加し、積極的に発言した。

 

 

3.本学への総合的貢献(特記事項)

  大学院定員確保のため、天理大学体育学部長を訪ね、説明会を開かせてもらい、2名の大学院受験生を確保した。1名は国語、1名は保健体育であった。国語の受験生は無事入学に至ったが、保健体育の受験生は家庭の事情(父親の入院)で受験とりやめとなった。

最終更新日:2009年03月18日

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