自己点検・評価報告書(安藤 幸)

報告者 安藤幸

 

学長の定める重点目標

1-1.教育大学教員としての授業実践

(1)目標・計画

  1. 授業内容:現場の教員と共同研究を行い、教員として必要な資質とは何かを考えながら、授業内容を考える。特に表現運動、ダンスについて検討する。
  2. 授業方法:授業実践に重点を置き、従来から行っている「模擬授業」を取り入れて、授業を構成する。
  3. 成績評価:成績評価の前に、まず授業に出席することを指導し、積極的に授業に取り組む態度や意欲を引き出すよう努める。

2.点検・評価

  1. 鳴門第一小学校、一宮小学校、藍住西小学校などの教員と表現運動についての交流会を持ち、研鑽した。
  2. 学部3年生対象の「附属校園事前事後指導」の授業において、「模擬授業」の形式を取り入れて授業を実施し、教育実習に備えた。また、学部1年生対象の「保健体育科教育論Ⅱ」では、マイクロティーチングの形で「模擬授業」を取り入れ、3年生の教育実習への備えとする計画で授業を進めた。
  3. まず、授業に出席することが第一であるので、欠席者には、個別に対応して授業に出ることの大切さから指導に当たり、対話を通して理解するよう努力した。

1-2大学教員としての社会(地域)貢献

(1)目標・計画

  1. 従来通り、徳島県の体育(ダンス)関係の講習会には、参加し、講師依頼が来た場合は、快諾して共に研究する。
  2. 教育支援講師・アドバイザーには、依頼があれば、快諾する。
  3. 公開講座で専門分野のダンス関係のものを計画実施する。

2.点検・評価

  1. 1. 徳島県の体育(ダンス)関係の講習会関係では、次の活動を行った。
  2. ⅰ.平成19年8月20日~21日に開催された、徳島県小学校・中学校・高校の現職教員を対象とした「徳島県学校ダンス講習会」(主催:徳島県教育委員会、徳島県女子体育連盟)の講師として指導にあたった。

    ⅱ.平成19年11月29日~30日に開催された第41回全国女子体育研究大会徳島大会・第50回徳島県女子体育研究協議会(会場:徳島県郷土文化会館)の祭典部(公開演技)の部長として準備にあたった。全国からの参加者をお迎えし、盛会に公開演技を終えた。

     

  3. 教育支援講師・アドバイザーでは、次の活動を行った。

ⅰ.平成19年9月21日(金)鳴門教育大学健康棟ダンス室において、鳴門市公・私立保育所職員(約20名)を対象とした「表現運動・創作ダンスの指導内容と指導方法」について研修会の講師をした。

ⅱ.平成19年11月15日(木)美馬市穴吹町口山宮内小学校において「表現運動・創作ダンスの指導内容と指導方法」について、研修をおこなった。

ⅲ.平成19年12月14日(金)藍住西小学校において「小学校6年生を対象に、リズムに合わせた楽しい表現運動」の指導を行った。 3. 「みんなで楽しく社交ダンスとフォークダンス」を平成19年5月15日(火)~19日(火)まで6回に渡って、一般社会人(高校生以上)を対象として実施した。受講者23人(定員20人)であった。

II.分野別

II-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

  1. 平成19年度は、4年生担当の授業科目がなく、クラス担当でもないので、1年生、2年生の担当授業科目において、教員採用合格の現状と卒業生で教員採用合格者についての情報を提供する。
  2. 学部1年生から,教員として必要な資質養成に努める。また,担当授業においても教員採用試験への意識付けを図れるよう指導する。
  3. 学生生活として、創作ダンス部の顧問として学生支援を行う。
    1. 学部1年生対象の「保健体育科教育論Ⅱ」では、マイクロティーチングの形で「模擬授業」を取り入れ、3年生の教育実習への備えとする計画で授業を進めてた。
    2. 学生生活として、創作ダンス部の顧問として学生支援を行った。活動内容は、以下の通りである。
    1. 研究代表者として,科学研究費補助金の申請を行う。(3年計画の3年目)
    2. 採択されている科学研究費補助金に関しては,計画通り,成果が得られるよう取り組む。
    3. これまで行ってきた研究の成果を論文として発表する。
    4. 講座として教育研究支援プロジェクト等に対応するプロジェクトを立ち上げる。その分担者となる。
    1. 3年計画の3年目である科学研究費「小学校体育学習における表現運動の『学習支援デジタル教材』の開発と評価」の 研究代表者として申請した。共同研究者は、賀川昌明,藤田雅文,木原資裕,棟方百熊,上田憲嗣である。
    2. 採択されている科学研究費補助金に関しては,計画通り,成果が得られるよう取り組み,研究成果報告書(冊子体)を作成し提出した。
    3. これまで行ってきた研究の成果を論文として発表した。
    4. ⅰ.小学校体育授業における表現運動「学習支援デジタル教材」の開発と評価-指導者の教職経験の多寡の相違によるソフト(自然の力)の使用効果について-,平成19(2007)年,日本教科教育学会誌に投稿した。 学会誌第31巻第1号に掲載予定である。

      ⅱ.小学校体育学習における表現運動「学習支援デジタル教材」の開発と評価-動画遅延再生装置を利用したソフト(おやつをつくろう)の活用について-,平成19(2007)年,鳴門教育大学研究紀要(生活・健康編),23巻(安藤 幸,賀川昌明,藤田雅文,木原資裕,棟方百熊,上田憲嗣,三戸治子,下山敬子)に投稿した。

      ⅲ.小学校体育学習における表現運動「学習支援デジタル教材」の開発と評価-動画遅延再生装置を利用したソフト(虫のくにへ行こう)の活用について-,平成19(2007)年,鳴門教育大学実技教育研究誌,第18巻に投稿した。

    5. 保健体育講座において「フレンドシップ事業」の予算請求をして、計画通り実施した。藍住西小学校、国府養護学校との交流をもった。それらの成果は、フレンドシップ事業シンポジウムにおいて公表した。
    1. 各種委員として学内の各種会議に出席し,職務を遂行する。
    2. 講座会議,部会議,全学集会への出席し、講座運営に協力する。
    3. 委員会以外の大学運営に関わる事項に対しても,講座全教員と協力して職務を遂行できるようにする。
    4. 学運営に関する問題点・意見・発案を各種委員等を通じて,積極的に提言する。
    1. 附属学校の保健体育関連教諭と保健体育講座教員との懇談会を開き,相互の教育・研究の情報交換,討議を行い,その発展に努める。また,学校現場と大学側,双方向の教育・研究指導,助言ができる体制をつくる。(附属学校園との連携)
    2. 文部科学省,教育委員会,学校など,本教育大に関わる関係機関で設置される諸委員会の委員を積極的に引き受ける。(社会貢献)
    1. 附属学校園との連携では、平成19年5月30日(水)附属幼稚園児(年長組)と保健体育科学部1年生との交流をフレンドシップ事業として行った。
    2. 本教育大に関わる関係機関で設置される諸委員会の委員を積極的に引き受ける。(社会貢献)
  4. (2)点検・評価

    ⅰ.4月29日 草の実学園祭助賛出演 <鳴門市>

    ⅱ.6月29日 第58回四国地区大学総合体育大会(ダンス) <松山市総合コミュニティセンターホール>

    ⅲ.8月6日~7日 第20回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸) 神戸文化ホール

    ⅳ.11月11日 大学祭 ダンス発表 <鳴門教育大学図書館前>

    ⅴ.12月1日 国府養護学校文化祭に参加 <国府養護学校>

    ⅵ.12月22日~23日  日本教育大学協会全国保健体育・保健研究部門 第27回全国創作舞踊 研究発表会 <鳥取>

    ⅶ.平成20年2月11日 鳴門教育大学第22回創作舞踊公演 <鳴門市文化会館>

    2-2.研究 (1)目標・計画 (2)点検・評価 2-3.大学運営

    1.目標・計画

    (2)点検・評価 地域連携委員会のメンバーとして会議に出席し,職務を遂行した。平成19年8月2日(木)鳴門教育大学講堂で開催された「第25回鳴教大教育・文化フォーラム」に参加した。平成19年8月28日(火)松茂町総合会館で開催された「第26回鳴教大教育・文化フォーラム」の総合司会を行なった。 2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等 (1)目標・計画 (2)点検・評価 ⅰ.鳴門市総合計画審議会委員として職務遂行した。(平成19年10月2日から平成20年3月末日まで)

    ⅱ.女子体育連盟徳島支部常任理事として活動した。

    ⅲ.鳴門市文化のまちづくり審議会委員として活動した。(平成19年11月から現在に至る)

    III.本学への総合的貢献(特記事項)

お問い合わせ

経営企画戦略課
企画・評価チーム
電話:088-687-6012