自己点検・評価報告書 (自然系(理科)教育講座) 村田勝夫
報告者 村田勝夫
1.学長の定める重点目標
1-1.教育大学教員としての授業実践
(1)目標・計画
- 授業内容:理科の教科の基本と応用を密に関連付けを行う。
- 授業方法:学生が講義を聴いて学習するだけでなく,学生が主体的に授業に参加させるために,発問を多くしたり,課題を提供し,これを報告させることにより学生の授業実践力を高める。
- 成績評価:小テストを頻繁に行い,それを平均する。またプレゼンテーション力の向上をチェックして総合的に成績を評価する。
(2)点検・評価
- 理科の教科の基本と応用を等分に行え、学生の理解が深まった。
- 授業方法に発問を多く取り入れ、小テストを多くしたので、学生の授業に対する積極性があらわれた。
- 成績の評価は、期末テストだけでなく、小テストと学生のプレゼンテーションも評価して、成績とした。
1-2.大学教員としての社会(地域)貢献
(1)目標・計画
- 徳島県の環境アドバイザーに登録されているので,小学校や中学校,高校での環境に関するお話や授業を例年に引き続き,実践したい。
- 大学の教育支援講師に登録されているので,総合学習,理科の教科指導,専門的な活動,教育活動全般に関する地域の学校へ普及活動を引き続き行う。
(2)点検・評価
- 今年度は、徳島県だけでなく、兵庫県淡路の小学校からも依頼を受け、環境や理科の面白実験を行うことができた。
- 徳島県の公立の小学校、中学校からの依頼で、教育支援活動を行った。
2.分野別
2-1.教育・学生生活支援
(1)目標・計画
専門分野での経験が不足しているので,就職後も負担にならないように,こまめに学生の専門分野の指導を行う。
(2)点検・評価
指導の効果が見られたのか、ゼミ生の2名のうち1名が、岡山県倉敷の採用試験に合格した。もう1名は、徳島県の小学校の非常勤講師に採用内定した。
2-2.研究
(1)目標・計画
- 海洋からの栄養の吸収とエネルギー取得のための簡易手段を構築する。
- 水の浄化と飲料水のチェックシステムを構築する。
(2)点検・評価
18年度に引き続き19年度も、産業経済省のコンソーシアム・プロジェクトのメンバーとして緊急時における飲料水と浄化システムの構築に携わることができた。
2-3.大学運営
(1)目標・計画
- 財務・予算委員としていろいろな提言をする。
- 教育支援講師・アドバイザーとして派遣先での啓蒙活動と,本学の知名度の高揚をはかる。
- 教育研究評議員として各種の会合で本学の使命や方針を説明,学校教育研究科への入学を喚起する。
- 徳島県や鳴門市の各種委員会委員となり,職責を全うすることにより本学が占める役割をアピールする。
(2)点検・評価
- 予算・財務管理委員会に出席し、大学としての方針を議論した。
- 徳島県下だけでなく、兵庫県でも教育支援活動を行った際に、本学のPRをした。
- 教育研究評議員会において、意見を申し上げた。
- 今年度は、徳島県の環境委員として副委員長を務めた。
2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等
(1)目標・計画
- 附属小・中学校での教科教育の指導と助言。
- 過去にゼミに配属された留学生の所属国を訪問し,現状と課題の情報収集にあたる。
(2)点検・評価
- 附属小学校の研究大会での理科の指導助言を行った。また附属中学校では、LFタイムの時間に講演を2回、行った。
- マレーシアのジョホールバールにいる元留学生を訪ね、学校関係者と情報交換を行った。またブルネイでの教育の国際会議で、元留学生とも会うことができた。またシンガポールの教育事情も参加者から聞くことができた。
3.本学への総合的貢献(特記事項)
少額ではあるが、産業経済省から外部資金を得ることができた。
最終更新日:2010年02月17日