自己点検・評価報告書 (言語系(国語)教育講座) 松原一義

報告者 松原一義

1.学長の定める重点目標

1-1.教育大学教員としての授業実践

(1)目標・計画

  • 小学校教育専修・中学校教育専修の学生が必要とする精選した教材を授業内容とする。
  • それらの教材を用いて、模擬授業をさせ、そのいい点、問題点を指摘し、教育現場に即応し、かつ、古典文学の基本をも忘れぬ学習をさせる。
  • 成績評価は、模擬授業の計画、実践、反省を踏まえたものとする。
  • 大学院においても、上記、3項目を忘れぬ授業を展開し、実践力と深い古典鑑賞力を身につけさせることを目ざす。

(2)点検・評価

  • 小学校教育専修・中学校教育専修の学生が必要とする精選した教材を授業内容とした。
  • それらの教材を用いて模擬授業を実施し、そのいい点、問題点を指摘し、教育現場に即応し、文学読解の基本をも忘れぬ学習を実施した。
  • 成績評価は、模擬授業の計画、実践、反省を踏まえたものとした。
  • 大学院においても、上記、3項目を忘れぬ授業を展開し、実践力と深い古典文学鑑賞力を 身につけさせた。

1-2.大学教員としての社会(地域)貢献

(1)目標・計画

  • 国文学研究資料館の基幹研究の共同研究員として、研究成果の発表などをする。
  • 10年次研修の講師などを通して、研究の成果を実践の場に還元していく。

(2)点検・評価

  • 国文学研究資料館の基幹研究の共同研究員として、収集された全国の資料を用いて研究成果の発表をし、その成果の一部を鳴門教育大学研究紀要に掲載した。
  • 平成19年度鳴門教育大学国語教育学会での特別研究発表や連合大学院の博士課程の学生34名を対象とした総合共通科目の授業などを通して、研究の成果を実践の場に還元していった。
  • 連合大学院の教員の論文博士申請の推薦教員となり、博士の学位を取得させた。
  • 連合大学院の指導学生の博士論文の審査会を主催し、博士の学位を取得させた。

2.分野別

2-1.教育・学生生活支援

(1)目標・計画

  • 学部学生・大学院生・研究生・聴講生など講座の学生が、学生生活全般にわたり、有意義で実りある日々を送ることが出来るよう、全力で支援し、問題解決にあたる。
  • 講座の学生の研究環境を整備するためにゼミ室・院生室等の使用における利便性を高める。
  • 講座の学生との間に、ハラスメント行為等のない、良好な関係を構築する。

(2)点検・評価

  • 学部学生・大学院生・研究生・聴講生など講座の学生が、学生生活全般にわたり、有意義で実りある日々を送ることが出来るよう支援し、問題解決にあたった。
  • 講座の学生の研究環境を整備するためにゼミ室・院生室等の使用における利便性を高めている。
  • 講座の学生との間に、良好な関係を構築する努力をした。
  • ゼミ所属の修士課程の研究者を目指している院生が、連合大学院博士課程に合格した。
  • ゼミ所属の学生と中学校の教員採用試験対策のための研究会を継続した。また、その会に他の学生も参加を希望したので同意し、教員採用試験によい結果を残した。

2-2.研究

(1)目標・計画

国語科教育学・日本語教育学を構成する専門的各分野の基礎的・専門的な先導的研究を推進するため、次のような活動を行う。

  • 鳴門教育大学国語教育学会を開催し、学会誌『語文と教育』を発行する。
  • 科学研究費補助金(研究成果公開刊行費)を申請する。
  • 講座の共同研究を推進する。

(2)点検・評価

国語科教育学・日本語教育学を構成する専門的各分野の基礎的・専門的な先導的研究を推進するため、次のような活動を行っている。

  • 鳴門教育大学国語教育学会を開催し、学会誌『語文と教育』を発行している。また、1-2.でも触れたが、特別研究発表をした。
  • 国語教育講座で科学研究費補助金(「カリキュラム開発のための国語科教科書の基礎的研究」)を申請したが、認められなかった。実績を積み重ねる必要がある。
  • またその課題を進展させるための土台作りとしての講座の共同研究を推進した。

2-3.大学運営

(1)目標・計画

  • 各種委員会の委員として当該の会議に出席し、その職務を積極的に遂行する。
  • 円滑な大学運営が遂行できるよう、協力を惜しまない。

(2)点検・評価

  • 大各種委員会の委員として当該の会議に出席し、その職務を積極的に遂行した。
  • 円滑な大学運営が遂行できるよう、協力を惜しまなかった。

2-4.附属学校・社会との連携、国際交流等

(1)目標・計画

  • 大学教員と附属学校園教員との連携体制を強化し,教育や研究に関して積極的に意見交換を図る。(附属学校園)
  • 地域や学校との交流を積極的に行い,地域支援や学校支援に貢献する。(社会連携)
  • 海外の大学との教員・学生間の交流を図る。(国際交流)
  • 協定校等から留学生を受け入れ,指導を行う。(国際交流)

(2)点検・評価

  • 春の学部・附属連絡協議会に参加し、大学教員と附属学校園教員との連携体制を強化し,教育や研究に関して積極的に意見交換を図った。(附属学校園)
  • 地域や学校との交流を積極的に行い,地域支援や学校支援に貢献するため、講師として登録した。(社会連携)
  • 海外の大学との教員・学生間の交流を図るため、韓国語の学習会を行った。(国際交流)
  • 協定校等から留学生を受け入れ,指導を行うための準備をした。(国際交流)

3.本学への総合的貢献(特記事項)

  • 博士課程で担当している指導学生が、19年度日本印度学仏教学会の事務局の責任者となり、立派に学会を運営した。
  • また、同学生は博士の学位を取得し、四大学連合博士課程の修了生代表挨拶を立派に果たした。
  • 博士課程の研究生が常勤の高等学校の講師(愛媛県立)となった。
  • ゼミ所属の学部学生が、中学校の教員採用試験(国語、神奈川県・大阪府)に合格し、大阪府の教員となった。また、同学生は前田賞候補に選ばれた。
  • 折ごとに大学院修士課程の学生募集につとめているが、全国大学国語教育学会宇都宮大会で出会い旧交を温めた修了生の勧めで、神奈川県の高等学校教員が本学国語講座を受験した。また、四国大学の友人の勧めでほぼ毎年、学生が入学しているが、その修了生が常勤(2年目・兵庫県立)や非常勤(1年目・徳島県立)の高等学校教員になり、活躍している。
最終更新日:2010年02月15日

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