(1)目標・計画

• 学部については，必修の授業が中心のため，教員採用試験に関連する内容を中心に授業を進めるとともに，採用試験の類題を小テストで行い，学生の動機付けを図る。また，評価に関しても，単に授業に出席していればいいのではなく，教員採用試験につながるテスト問題を作成し，厳密に評価を行う。点数が満たないものに対しては，再試験も行う。
  大学院については，実践事例に関する討議の授業の充実を図ることで，院生の教育実践力の向上を図る。

(2)点検・評価

• 学部の必修授業である「特別活動指導論」「生徒指導論」(分担)について，教員採用試験の教職教養で出題される内容を参考としながら，類題について小テストを行うとともに，最終試験においてもその結果を中心に厳密な評価を行った。また，学校教育コース4年生を対象に，小論文，個人面接，集団面接などの練習を行い，採用試験対策を実施した。
  大学院については，実践事例に基づいて，少人数での討論を中心とした授業を行ったが，特に前期の「学校臨床学研究」は受講者が多く，講義中心となった点もあった。

(1)目標・計画

• これまでも学校と連携して，学校の改善と研究の両立を目指してきたが，来年度もその姿勢を継続する。多くの学校に関わることで，社会的にアピールできているが，教職大学院設置を見越して，教育委員会との連携を深める取り組みを実現したい。

(2)点検・評価

• 大阪府教育委員会と連携し，学力調査の分析に関して，様々な指導助言を行った。また，大阪府教育委員会，堺市教育委員会と教員養成特別コースの今後について，実習面，採用面で議論を開始した。

(1)目標・計画

• 学部では，学校教育コース4年担任として，全員進路が決まるように，面談やアドバイスをていねいに行っていきたい。また，採用試験対策として，学生に対してセミナーを実施したい。
  大学院に関しては，4名の課題研究受講者に対して，教育実践と関連して，現場復帰後も研究したことが役立つような修士論文作成に向けて，指導支援していきたい。

(2)点検・評価

• 学校教育コース4年担任として，個人面接などの対応をていねいに行った。その結果，大学院進学者1名，教員採用者4名，講師希望者4名という結果となった。講師希望者も，神奈川県などで採用試験は突破したが，地元志向が強く，地元で講師となる選択肢をとった。
  大学院に関しては，4名がそれぞれの研究テーマに沿って，教育実践と密接に連携した修士論文を作成した。

(1)目標・計画

• 学校現場との連携を元にした実践研究を進める。その結果を本学紀要などにまとめていくとともに ，学力生活調査の結果を基に，効果のある学校という視点からも研究を継続する。

(2)点検・評価

• 学力生活実態調査の結果を基に，研究会を開催し，年度末に報告書，来年度に出版の計画に沿い，研究を進めている。

(1)目標・計画

• 本学の最重要課題である教職大学院設置に向け，コース予定教員と協力して，カリキュラムの精緻化を図る。また，鳴門市内の連携協力校との良好な関係構築に向け，コラボレーション・ネットワークの構築に力を注ぎたい。

(2)点検・評価

• 教職大学院設置申請に向け，佐古準備室長と協力して，書類作成に寄与した。

(1)目標・計画

• 前年度から継続する学校との連携，教育委員会との連携をさらに深めていくために，共同研究を進めるとともに，大学院生の派遣につながるよう働きかけていきたい。

(2)点検・評価

• 松原市，高槻市，堺市，近江八幡市の各学校，教育委員会と連携して，それぞれの教育改善に寄与するため，指導助言を行った。