学校水泳や水泳教育について、さまざまな視点から検討し、情報を交換し、その充実・発展に貢献するため、本研究会を結成しました。
本研究会では、仲間を募集しております。連絡先はこちら。
FaceBookのページ(公開グループ、投稿はメンバーのみ)⇒学校水泳研究会
令和7年6月7日(土)10:00-16:00
場所:鳴門教育大学(6年ぶりの対面研究会として開催します)
主催:学校水泳研究会
後援(予定):(一般社団法人)徳島県水泳連盟・科学委員会,四国体育・スポーツ学会徳島地区会
開催要領調整中 後日公表します。
予定演題
・(仮題)事故事例に見る水泳授業の落とし穴
・(仮題)これからの学校水泳〜水任流師範からの学びを活かして
・(仮題)ライフジャケット推進委員会の提言:学習指導要領にライフジャケットの内容を盛り込む提言について
・(仮題)中学校水泳授業における車椅子生徒の指導実践
・小学校赴任予定教員の水泳授業に対する意識調査
・ペットボトルを活用したフラットヘルパー導入による小学校水泳授業での実践的取り組み〜教科横断型を目指して〜
Facebookのイベント情報もご覧ください。→ 第23回学校水泳研究会(イベント情報)
国際武道大学の土居陽治郎先生が鳴門においでになります。
土居先生には平成29年6月にもおいでいただき,「これからの水泳授業を考える」と題して水泳授業でのカリキュラムマネージメントの具体的提案や,「水泳」で取り扱うべき広範囲な内容について講演いただきました。
今回,ご本人曰く「最後の鳴門訪問」とのことで,現在競技としても学校教育としても転換期を迎えているとも言える「水泳」について,
・学校水泳を学校に取り戻す社会連携 〜プール問題で見えてきた教員養成システムの盲点
・日本水泳界の現状 〜日水連運営の転換点
主にこれらの観点の講演をしていただくことになりました。
水泳指導者,水泳指導に関わる学校教員,教員養成系学生,スイミングコーチ,水泳選手,水泳愛好家,その他水泳に興味のある方,是非ご都合をつけてご参加ください。
場所:鳴門教育大学共通研究E棟,E202視聴覚室
講師:土居陽治郎 教授(国際武道大学)
参加費:無料
準備の都合上,参加希望の方は下記リンク(Forms)より申し込んでください。
12月17日ミニセミナー申し込みフォームへ
日本水泳・水中運動学会運営委員会より依頼があり,2024年度日本水泳・水中運動学会年次大会を鳴門教育大学で開催することになりました。
その意図は,「国民が等しく水泳に取り組む、公教育としての学校水泳を見直すという点に
焦点を当てた本学会年次大会を開催し、各所に情報発信する」ことにあります。
期日:令和6年10月5日(土)・6日(日)
場所:鳴門教育大学(徳島県鳴門市鳴門町高島字中島748)
この情報をご覧の方は,学校水泳研究会大会に代えて,ぜひ「2024年度日本水泳・水中運動学会年次大会in鳴門教育大学」にご参加・ご発表をお願いします。
以下にリンクを示します。
第22回学校水泳研究会
令和5年5月27日(土)10:00-16:00
場所:zoomによるリモート会議(参加申込み済者には接続情報発送済)
主催:学校水泳研究会
後援:(一般社団法人)徳島県水泳連盟・科学委員会,四国体育・スポーツ学会徳島地区会
午前の部(10:00-11:45)
○平泳ぎの新しい指導法「平キック体操」の紹介 -第2報-: 生田泰志(大阪教育大学)
→ 配布資料
午後の部(13:00-16:00)
○水泳指導における遊び(水中遊戯)コンテンツの紹介: 合屋十四秋(愛知教育大学名誉教授)
→ 配布資料1 配布資料2
○水泳授業の効果的な事業形態に関する研究: 南畑健二(大阪府豊中市)
→ 配布資料1 配布資料2
○水泳授業の民間委託の現状と課題 ーインタビュー調査による事例的検討ー: 浜上洋平(大阪体育大学)
→ 配布資料
☆ディスカッション: ブランク明けの水泳指導における課題と対策(コーディネーター:大庭昌昭/新潟大学,松井敦典/鳴門教育大学)
案内ポスター(最終版) ⇒ ダウンロード(pdf, 229kb)
※研究会事務局の経費と労力を軽減するため,案内,広報は本Webページ,Facebookグループにて行います。
令和4年6月4日(土)10:00-16:00
場所:zoomによるリモート会議
主催:学校水泳研究会 後援:(一般社団法人)徳島県水泳連盟・科学委員会
午前の部(10:00-11:45)
○平泳ぎの新しい指導法「平キック体操」の紹介: 生田泰志(大阪教育大学)
→ 配布資料
午後の部(13:00-16:00)
○知床観光船事故から学ぶ,水難事故防止のための要点: 安倍淳(水難学会)
○香川県の「ライフジャケット推進事業」の取り組み:石川雄一(香川大学)
→ 配布資料
○ラッシュガードの着用が中学生の水泳授業に対する好感度に及ぼす影響-水着着用に関わる生徒の心理的問題に注目した検討-:上野耕平(香川大学)
→ 配布資料
○泳力の獲得を担保する学校水泳:平川 譲(筑波大学附属小学校)
→ 配布資料
☆ディスカッション: アフターコロナの水泳指導を構想する(コーディネーター:大庭昌昭/新潟大学)
問題提起:合屋十四秋(愛知教育大学名誉教授)
→ 配布資料
※「浮沈力」の鈴木智光先生から有益な資料を提供いただきました。 → 小学校中学年 もぐる・浮く運動、浮いて進む運動の指導
※国際武道大土居陽治郎先生からも有益な資料を提供いただきました。 → 学校水泳教育の方向性 中学校部活動継続が困難になった理由
参加を希望される方は,:kk008004@mail.cc.niigata-u.ac.jp 宛電子メールで氏名・所属をお知らせください。事前にzoom会議のIDとパスワードをお知らせします。(5月31日締切)
Facebookイベントとして登録しました → 第21回学校水泳研究会(オンライン会議)
案内ポスター(最終版) ⇒ ダウンロード(pdf, 237kb)
昨年度の番外オンライン会議に引き続き,今回は第20回研究会をzoomオンライン会議として実施しました。
参加総数71名,会議時間中最大瞬間風速47名程度。貴重な研究発表と活発な議論が続き,実りある時間を持つことができました。今シーズンも様々な困難が予見されますが,こどもたちに何を提供できるのか,どうしたら安全性を担保できるのか,それぞれの立場で工夫することが求められます。各発表の資料等はそれぞれの項目毎のリンクからご覧ください。ご参加の皆様,ありがとうございました。
第20回学校水泳研究会
令和3年6月5日(土)10:00-16:00
場所:zoomによるリモート会議
主催:学校水泳研究会 後援:(一般社団法人)徳島県水泳連盟・科学委員会
午前の部 座長:石川雄一(香川大学)
子どもと共に考える「学校水泳」 -自作教材『みんなで「考える」水泳運動』を活用して- (三木寿人,高松市立十河小学校)
→ 配布資料 指導案
畳水練の意味を覆す〜陸での水泳指導法「エアスイム」の有効性〜 (森山進一郎,東京学芸大学)
→ 配布資料
コロナをプラスに!メンタルプラクティスによる安全水泳の指導 藤本秀樹(慶應義塾幼稚舎),鳥海崇(慶應義塾大学体育研究所)
→ 配布資料
水中での自己保全能力を高めるために大学水泳授業では何が必要か?
-ベテラン大学水泳授業担当者のインタビュー調査から- (山中裕太,筑波大学大学院)
→ 配布資料
四肢麻痺を有する一般大学生の泳ぎの特徴 (浜上洋平,水上拓也:大阪体育大学)
→ 配布資料
水難時の対処方法が安全確保の可能性に及ぼす影響 (松井敦典・篠原健真,鳴門教育大学大学院)
→ 配布資料
Facebookイベントとして登録しました → 第20回学校水泳研究会(オンライン会議)
案内ポスター(最終版) ⇒ ダウンロード(pdf, 226kb)
※今回から,研究会事務局の経費と労力を軽減するため,案内等の郵送を止めることにしました。広報は本Webページ,Facebookグループにて行います。
6月6日開催の第1回オンライン会議に引き続き,第2回を開催します。
水泳シーズンに入り,少しずつ水泳授業実施の事例も出てきているように思います。プール実技ができなくとも,それに代わる教室での水泳学習を工夫しているところもあります。現在のコロナ禍中の学校水泳について,現状や課題について情報交換したいと思います。
zoom会議のIDは前回の第1回と同じです。 今回初参加の方は, kk008004@mail.cc.niigata-u.ac.jp まで氏名・所属とともに参加希望を申し出てください。
Facebookイベントとして登録しました → 学校水泳研究会番外編第2回オンライン会議
7月4日 18:00より zoom会議でお会いしましょう。
令和2年6月6日18:00より。30名の参加を得てオンライン会議を実施しました。内容は主に次の2点になります。
○水泳授業を実施する際のリスクの列挙:その解決法やスポーツ庁・文科省指針を満たす水泳授業の方法、安全に水泳授業を実施するための諸条件
○水泳教育の価値観:「水泳の心得」の部分にも焦点を当て、ある程度のリスクを許容しつつそれでも実施すべき教育内容としての価値
討議の内容を集約し,アピール文書を作成しました。
オンライン会議の機会に会員から寄せられた資料を以下に公開します。
みんなで「考える」水泳運動 三木寿人先生提供:教室での水泳学習のための資料(小学校向け)
1本柱から2本柱へ「命を守る水泳」の新設 鈴木智光先生提供:安全水泳技能を従来の泳ぎと並立させた学習の提案3月27日付のお知らせで,本年は通常の学校水泳研究会を開催しないことを表明しました。
現在COVID-19の蔓延はその勢が収まりつつあるように見えますが,このまま収束に向かうとしても以前と同様な社会活動は望めそうにありません。 我々の直近の課題としては,今年本格始動する「安全確保につながる運動」の内容と実施方法,コロナ休校再開後の学校活動はどうあるべきか,学校体育はどの範囲で可能なのか,プール授業はできるのか,できるとしてもどんな安全配慮をすべきか,などが挙げられます。
来年まで待てない,いま最もHOTな話題を討議し,来るべき水泳シーズンに備えるために語り合う機会を設けよう!ということになりました。 学校水泳研究会番外編オンライン会議を開催します。
Facebookイベントとして登録しました → 学校水泳研究会番外編オンライン会議
6月6日 18:00より 会議はzoomで行います。参加希望の方は,zoom環境を整備し,
kk008004@mail.cc.niigata-u.ac.jp
まで氏名・所属とともに参加希望を申し出てください。 会議の数日前にzoom会議のIDとパスワードをお知らせします。 参加申し込みの締め切りを5月31日とします。
https://zoom.us
令和2年度6月開催予定であった第20回学校水泳研究会は,昨今の社会情勢を考慮し,今年の開催はスキップし,1年延期とします。 小学校においては新指導要領に基づく新たな水泳指導が開始される区切りの年であり,本年度開催の意義には大きなものがあると期待していましたが,COVED-19感染症の世界的な蔓延に伴い,我々にもそれを抑制するための努力が課せられています。特に本研究会は,手弁当で駆けつけてくださる遠来のゲストに支えられている面があり,先が見えない状況下での準備労力や,参加者が一同に会することのリスクを考えると,研究会開催は適切でないと判断せざるを得ません。 本年度の学校水泳はどうするのかなど,新たな課題も多々ありますが,まずはこの国難・世界難に打ち勝ち,正常な社会活動や教育活動ができるようになるよう,そちら方面にエフォートを割り当てていくのが望ましいと思われます。 次回の開催は令和3年の6月第1土曜(2021年6月5日)を予定しています。それまでに健康に留意されつつ,発表や報告の内容を温めておいてくださるよう,よろしくお願いします。 松井敦典
総参加者数57名は過去最多。内訳は、現職教員15名、大学教員8名、一般社会人3名、大学院生15名、学部学生19名でした。遠方からは、新潟、千葉、福岡、岡山、大阪からの参加がありました。
大阪市の小学校教育研究会体育部からは、各学校が様々な水泳の授業を展開していく中で、共通認識が高まったきっかけは「我々は競泳選手を育てているのではない」ことを確認したことだそうです。実践研究成果として、特にゆったりした音楽のリズムに合わせながら泳ぎの動作を習得する方法などが紹介されいました。また、高等学校での長年にわたる水泳授業の工夫と成果、つまづきを回避するための背浮きからの導入法、教員養成大学生の水泳学習の工夫や、泳ぎに関する自己認識や気づきへのアプローチなど、興味深い研究内容が紹介されました。
世界的な視点から見ると、水泳には様々な目的や意図があり、それが水泳指導の内容や学習方法に大きく反映されています。ここで、日本の学校水泳の良さとは何であるのか。今後何を大切にして水泳を取り扱っていくべきなのか。学校水泳を取り巻く教育行政上の取り扱いや社会環境の変化に対応して、水泳教育に関わる我々が目指す方向性について考えさせられる機会となりました。
発表・講演の資料は、各演題下のリンクからダウンロードしてください。
期日:2019年6月1日(土)10:00〜16:00
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)講義棟1階 B101教室
主催:学校水泳研究会
後援:徳島県水泳連盟、四国体育・スポーツ学会徳島地区会
・モルディブ共和国のNational Curriculumにみる学校水泳の内容 (仁木博子・松井敦典:鳴門教育大学大学院)
→配布資料
・「つまずき」を「できる」にかえる指導法の工夫 (溝渕悠爾・中野浩:大阪市小学校教育研究会体育部水泳領域部)
→配布資料
・学校体育における水泳授業の指導法の改善を目指して ~主体的な学びに繋げる水泳の技能テストについて~ (九州共立大学:重枝武司)
→配布資料
・水球日本代表活動からみた学校水泳 (鳴門教育大学:南隆尚)→配布資料
・水泳授業における背浮きの意義と汎用可能性、浜上洋平(大阪体育大学)→配布資料
・教員養成における水泳実習を通した自然体験活動に関する資質の変容、下永田修二(千葉大学)→配布資料
・水泳中の身体知の把握に関する事例的検討、大庭昌昭(新潟大学)→配布資料
・みんなで考える学校水泳の課題 (全員参加)案内ポスター ⇒ ダウンロード(pdf, 343kB)
参加者数は24名。遠路、新潟・茨城・大阪・兵庫・岡山・愛媛・香川からも参加していただきました。今回は今までの水泳指導の振り返り、本当に泳げるための条件を整理し、その内容が新学習指導要領改定にも反映されていることが確認できました。また、泳ぎの量(距離)に加えて泳ぎの質(効率)を求める課題を設定したところ、子供たちの活動の中から自発的に泳ぎの技能を高めたりそれを仲間と伝え合う場が見られたという、うれしい授業実践報告もありました。さらに新しい学習指導要領に沿った授業の内容やその評価法を策定するためのヒントとなる情報も提供され、水泳指導者にとって有意義な時間を持つことができました。参加者は、授業研究発表会に備えた情報収集のために参加された学校教諭、安全水泳をテーマに卒業研究や修士論文作成している学生、永く水泳指導に携わっているベテラン指導者、大学の水泳指導者・研究者、水泳関連企業関係者、などであり、それぞれの立場で今回の研究会の知見を活用していただけるものと思います。発表・講演の資料は、各演題下のリンクからダウンロードしてください。
期日: 平成30年6月2日(土曜日)10:00〜16:00
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)講義棟2階 B201教室
主催:学校水泳研究会
後援:徳島県水泳連盟、四国体育・スポーツ学会徳島地区会
演題
講演:なぜ学校水泳では泳げるようにならなかったのか(鈴木智光:元小学校教員)
→配布資料実践報告:8かきストロークゲーム授業実践報告(三木寿人:高松市立十河小学校)
→配布資料解説講評:8かきストロークゲームのねらいと効果(石川雄一:香川大学)
→配布資料講演:安全確保のための泳ぎの具体的内容と実践例 (椿本昇三:筑波大学)
→配布資料講演:小学校における泳力基準表の活用について (大庭昌昭:新潟大学)
→配布資料講演:いま、学校水泳で目指すべきもの (篠原健真:徳島市立川内北小学校)
→配布資料案内ポスター ⇒ ダウンロード(pdf, 327kB)
資料集 ⇒ 一括ダウンロード(pdf, 6.2MB)
国際武道大の土居陽治郎先生が鳴門においでになります。
土居先生が「体育科教育7月号」にて執筆された水泳授業でのカリキュラムマネージメントの具体的提案には、大きな刺激を受けた方も多いと思います。土居先生を囲んでこれからの学校水泳について自由に意見交換をしたいと思います。平日ですので、開始時刻に集まることは困難と思いますが、土居先生が発たれる20:00頃まで、途中参加も大歓迎です。土居先生曰く「『体育科教育』特集号執筆者が2名揃うことで、その雑誌を元にしたミニ研究集会化してもいいかな?」とのご意向です。せっかくの機会です。途中乱入も大歓迎ですので、近くの方はぜひご都合をつけてご参加ください。水泳授業が始まりました。言いたいこと、聞きたいこと、自慢したいこと、困っていること。みんなで共有してこれからを考えましょう。
日時:平成29年6月26日(月曜日),16:20〜20:00(出入りは随時可)
場所:鳴門教育大学健康棟E202視聴覚室
実施報告
5名の水泳指導実践者兼研究者が集結し、土居先生の水泳教材を核とした広範囲な総合学習論とも言うべきセミナーを受講しました。環境変動に伴う人類の進化と、そのための行動様式や生活の変容、運動機能や泳ぎの変遷、運動理論と技能の結合、など、膨大なビックヒストリー、ビックサイエンス、ビッグカルチャーについて語っていただきました。体育が教育の核になるという力強い示唆もいただきました。体育科教育7月号の記事はほんの序章でした。土居先生の社会を見通す広い見識に圧倒された思いがしました。
ミーディング資料→ 土居先生プレゼンテーション 土居先生資料1 土居先生資料2
小学校学習指導要領水泳新旧比較表 中学校学習指導要領水泳新旧比較表
参加者数は50名(過去最多)。遠路、新潟・茨城・群馬・東京・岐阜・三重・大阪・兵庫・岡山・愛媛・香川からも参加していただきました。今回は新しい学習指導要領で示されている水泳の内容はどのようなことなのか、学校水泳どのように対応すべきなのかを中心とした講演とディスカッションを取り扱いました。特に、水泳教育のこれまでの流れと今回の指導要領で示された水泳の内容について、理解を深めることができました。目指すべき水泳の内容がより具体化され深い学びへの道筋を工夫しやすくなることを歓迎する一方、それを実践していくための問題点(実施環境の悪化、取り扱いの消極化、など)も山積しているなど、これから取り組むべき多くの課題を再認識する会となりました。参加の方々には水泳教育の指導的な立場の方をはじめ、学校水泳や水泳指導の研究者、授業を実践しその研究をすすめる学校現場の教員、将来の学校水泳指導者の卵である若い学生、民間・社会体育の指導者・経営者、地方行政や政治の立場からの水泳をみる議員、水泳関連企業やメディアの方々など、多岐にわたる立場の方々に参加いただきました。ありがとうございました。発表・講演の資料は、各演題下のリンクからダウンロードしてください。
期日: 平成29年6月3日(土曜日)10:00〜16:00
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)講義棟2階 B201教室
主催:学校水泳研究会
後援:徳島県水泳連盟、四国体育・スポーツ学会徳島地区会
研究発表:安全水泳に関する大学生の意識と認識(坂本貴洋:鳴門教育大学大学院)
→配布資料講演:岐阜県高校の水泳授業の現状(糸井紀:岐阜県立岐阜高等学校)
→配布資料講演:日本泳法の原点を探る 安全確保のための泳ぎ (椿本昇三:筑波大学)
→配布資料講演:新しい学習指導要領にみるこれからの水泳 (大庭昌昭:新潟大学)
講演:教員養成課程の学生に必要な水泳の課題 (石川雄一:香川大学)
パネルディスカッション:水泳授業をどう変えていくのか
コーディネーター 篠原健真(鳴門教育大学附属中学校)
資料集 ⇒ 一括ダウンロード(pdf, 6.9MB)
案内ポスター ⇒ ダウンロード(pdf, 311kB)
Facebookグループ⇒学校水泳研究会
Facebookイベント案内⇒第17回学校水泳研究会
平成29年5月30日(月)午前11:00〜12:00 (FM79.1MHz)
番組名:B-STEP TALKING
エフエムびざんホームページ→http://www.bfm.jp/
参加者36名。遠路、宮城・茨城・群馬・埼玉・岐阜・京都・兵庫・岡山・愛媛・香川からも参加していただきました。今回は浮く・呼吸するをはじめとする水泳の基礎基本の重要性とともに、それが事故や災害時に対応できる能力を開発することにつながり、子どもの将来にとって貴重な財産になり得ることを再確認しました。発表の概要は、各演題下のリンクからダウンロードしてください。
期日: 平成28年6月4日(土曜日)10:00〜13:00
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
主催:学校水泳研究会
後援:徳島県水泳連盟
“連続だるま浮き“で呼吸を確保しつつ、動きのおもしろさを感じながら泳ぎを学習する授業研究(平成27年度徳島県小体研発表研究)について紹介します。
→配布資料
マスターズ世界記録を持つ高校教員が、エクアドルでの水泳指導者資質向上事業に携わった経験を交えて、水泳教育・アスリート育成・水泳文化について国際的な視野から話題を提供します。
→配布資料
水難学会理事の田村氏がまず溺水予防技能としての背浮き教育”uitemate”の必要性を解説し、次に、同理事の安倍氏が東日本大震災での津波から”uitemate”により生還した少女の事例を紹介します。
エレメンタリーストローク指導の第一人者が、学習指導要領や指導の手引きの編纂に関わった経験から、今後の学校水泳の展望について語ります。
→配布資料
案内ポスター ⇒ ダウンロード(pdf, 398kB)
参加者39名。遠路、東京・愛知・京都・兵庫・愛媛からも参加いただき、歴代最多の参加者が集いました。各発表や質疑応答・討論から、水泳指導に対する並々ならぬ意欲と熱意が感じられる研究会となりました。発表の概要は、各演題下のリンクからダウンロードしてください。
期日: 平成27年6月6日(土曜日)10:00〜13:00
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
主催:学校水泳研究会
後援:徳島県水泳連盟
協賛:スターテック
わが国における着衣泳指導の発祥と歴史的経緯を振り返り、教材としてどのように取り扱うべきかその展望について考えます。
水泳学習の達成課題として「遠泳」を取り上げることの意義や教育効果を検証するために実施した、実態調査の結果について報告します。
水泳指導中のリスク要因を検討し、それを軽減するための方法について考えます。また水中安全力の獲得を主眼とした水泳指導を計画することにより、安全と学習効果を両立させた水泳指導をめざします。
「浮き沈みをしながら呼吸を続ける力(=浮沈力)」が泳力を飛躍的に伸ばすという授業実践を紹介します。また、泳げない子の浮沈力を分析し、泳げない本質的な理由を探ります。
案内ポスター ⇒ ダウンロード(pdf, 767kB)
参加者26名。遠路、愛知・三重・兵庫・岡山・高知からも参加いただきました。発表内容も濃く、質疑応答も含めて高い水準の討議ができました。発表の概要は、各演題下のリンクからダウンロードしてください。
期日: 平成26年6月7日(土曜日)10:00〜13:00
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
主催:学校水泳研究会
後援:徳島県水泳連盟
協賛:スターテック
新学習指導要領に則した上で、確かに泳げる/溺れないための水泳学習のポイントを押さえ、水上での安全力を高めるために行った指導例を紹介します。
よい姿勢でよくすすむ。ちょっとした工夫で泳ぎのコツがわかる。現在のトップスイマーの泳法・ドリル分析から考案した練習方法を紹介します。
平成24年7月に京都市で発生したプール事故を事例に、水泳事故の安全管理のポイントと望ましい事故対応のあり方について考えます。
水泳教材研究授業で実践してきたこと,そのバックグラウンド、これからの水泳教育はどのようにあるべきかを、水泳教育の伯楽が教員養成38年にわたる指導歴・研究歴を振り返りつつ解説します。
案内ポスター ⇒ ダウンロード(pdf, 656kB)
記事掲載 教育医事新聞 平成26年5月25日
参加者21人。盛況で有意義な研究会を持つことができました。各講演資料は下の各講演題目下のリンクからどうぞ。
期日: 平成25年6月8日(土曜日)10:00〜12:45
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
主催:学校水泳研究会
後援:徳島県水泳連盟
協賛:スターテック
学校教育の内容は、戦後約10年毎に検討・改訂されて来ました。水泳の目標や学習内容がどのように変わって来たかを時代背景とともに検討します。
新学習指導要領に則した上で、確かに泳げる/溺れないための水泳学習の勘所を押さえ、小学校の学年に対応した水上での安全力を高めるための教材を紹介します。
地域のスポーツの核となる総合型地域スポーツクラブにおいて、水泳および水辺活動のプログラムの実施状況と課題について検討し、市民のためのより良いスポーツ文化の創造を目指します。
ライフセービング不毛の地といわれて久しい徳島に、オリンピアンがその種を蒔きました。水の事故ゼロを目指し、安全で豊かな水辺活動の場を実現するための取り組みについて紹介します。
案内ポスター ⇒ ダウンロード(pdf, 640kB)
記事掲載 教育医事新聞 平成25年8月25日
期日: 平成24年6月2日(土曜日)10:00〜12:45
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
主催:学校水泳研究会
後援:徳島県水泳連盟
協賛:スターテック
新学習指導要領で学習内容に大きな変更のあった小学校3・4年生の「浮く・泳ぐ運動」に安心・安全水泳の観点を盛り込んだ水泳学習の実践を報告します。
浮く運動の「動きのおもしろさ」を軸に授業を構成することで、ふし浮きの姿勢を意識したまま無駄な力を抜いて楽に泳ぐことをねらいとした小学4年生対象の実践研究(平成23年度徳島県小学校体育科教育研究大会提案授業)を紹介します。
⇒ 資料
近年では水泳の授業を学外施設で実施したり指導を外部委託する事例も散見されています。学校の実状に合った水泳授業実施の可能性と課題について検討するために、水泳授業に関して行なった実態調査について報告します。
⇒ 資料
スタート台の最新規格に沿ったバックプレート付きスタート台について、より良いスタート動作をするためのコツや方法・条件について、実験結果を基に具体的に説明します。
⇒ 資料
案内ポスターダウンロード(pdf)→ 案内
記事掲載 教育医事新聞 平成24年6月25日
期日: 平成23年6月11日(土曜日)10:00〜12:30
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
主催:学校水泳研究会
後援:四国体育・スポーツ学会徳島地区会、徳島県水泳連盟
協賛:スターテック
競泳のトップ選手らが活用しているレース分析の方法とその応用について、身近なデジカメやパソコンで簡便に実施する実践例を紹介します。具体的なデータを基に作戦を立てる、スマートなスイマーを育てよう!
浮く・泳ぐ運動について、特に水中で自分の身体をコントロールして「いろいろに移動する」ことを工夫しながら子どもの主体性をひきだし、授業を進めた小学4年生対象の実践研究(平成22年度年度中・四国小学校体育研究会提案授業)を具体的にわかりやすく紹介します。
多くの国々で起こる溺水事故を防止するため、人命救助、水上安全教育、ライフセービング・スポーツ、防災行政、地域連携と雇用など、あらゆる分野が協調し、啓蒙や教育の活動をひろげています。その動向を紹介し、国際社会における日本の立場やこれから期待される役割とその方針について考えていきます。
ダウンロード(pdf)→ 案内
記事掲載 教育医事新聞 平成23年6月25日
期日: 平成22年6月12日(土曜日)10:00〜12:30
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
主催:学校水泳研究会 後援:四国体育・スポーツ学会徳島地区会、徳島県水泳連盟
記事掲載 教育医事新聞 平成22年6月25日
平成21年11月14日(土)午前10:00〜 慶應義塾大学日吉キャンパス
日本水泳・水中運動学会2009年次大会
シンポジウム「日本の水泳界を支える」
松井プレゼンテーション日本の水泳界を支える〜学校水泳の立場から〜(QuickTime:画面クリックで次にすすむ)
期日: 平成21年6月20日(土曜日)10:00〜12:30
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
主催:学校水泳研究会 後援:四国体育・スポーツ学会徳島地区会、徳島県水泳連盟
記事掲載 教育医事新聞 平成20年6月25日
期日: 平成20年6月14日(土曜日)10:00〜12:30
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
主催:学校水泳研究会 後援:日本体育学会徳島支部会、徳島県水泳連盟
期日: 平成19年6月16日(土曜日)10:00〜12:30
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
主催:学校水泳研究会 後援:日本体育学会徳島支部会、徳島県水泳連盟
演題:
討論:
期日: 平成18年6月10日(土曜日)10:00〜12:30
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
主催:学校水泳研究会 後援:日本体育学会徳島支部会、徳島県水泳連盟
徳島県の学 校水泳 -初心者指導法- (盛 幸一 : 徳島県水泳連盟会長)平成17年6月8日(水)午前11:00〜12:00 (FM79.1MHz)
番組名:GAYAGAYA B-STEP
「日本人は溺れやすい?」part2エフエムびざんホームページ→http://www.bfm.jp/
期日: 平成17年6月11日(土曜日)10:00〜12:30
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
主催:学校水泳研究会 後援:日本体育学会徳島支部会
日時:平成16年11月13日(土曜日),9:20〜12:10(終了時間は予定)
場所:鳴門教育大学 学校教育実践センター 多目的教室
・アクセス
主催:学校水泳研究会
後援:徳島県水泳連盟,日本体育学会徳島支部,大塚製薬
平成16年10月18日(月)午前11:00〜12:00 (FM79.1MHz)
番組名:GAYAGAYA B-STEP
「日本人は溺れやすい?」エフエムびざんホームページ→http://www.bfm.jp/
月刊スクールサイエンス,環境工学社, Vol.37, No.346, 8・9月合併号, pp.45-50.,2004.
特別寄稿「学校水泳研究会の活動について」
期日: 平成16年6月5日(土曜日)10:00〜12:00
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
期日: 平成15年6月21日(土曜日)10:00〜12:00
場所: 鳴門教育大学(鳴門市鳴門町高島字中島748)健康棟視聴覚室(E202)
期日: 平成14年5月25日(土曜日)
場所: アサンスポーツクラブ(上板町ファミリースポーツ公園内)研修室及びプール
期日: 平成12年6月17日(土曜日)
場所: 鳴門教育大学、健康棟視聴覚室(E202)及びプール
鳴門教育大学大学院 学校教育研究科
教科・領域教育専攻 生活・健康系コース(保健体育) 松井敦典研究室
phone:088-687-6520(直通)
mail to : matsui@naruto-u.ac.jp