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教育探究総合コースのオリジナルページ

コース概要

教育について大学院でしかできない「研究」と現場でしかできない「実践」を「総合」し「探究」します

教育探究総合コースは、実践とのほどよい距離を大切にしながら「現代」の「学び」や「教育課題」を「総合」的に考える場として2001年に設置された全国でも初めてのユニークな修士課程「現代教育課題総合コース」の系譜を引いています。
教育は多面体。「教育探究総合コース」では、「学校」や「教室」、「時間割」、「指導要領」などの枠だけにとらわれることなく、学校を取り巻く多様な環境の実態を見つめ直し、自由にそしてのびやかに「研究」と「実践」との間でつないで、教師と子どもとともに学んで行く教育をめざします。

全てのステークホルダーとして「包括」され「参画」していく教育を目指します

全ての人がステークホルダーとして「包括」され「参画」していく教育。コースの所属教員、学校現場で活躍中の現職教員、これから教員免許を新たに取得してこれから学校の先生になろうとしている学生、そして「実践」だけではなく「研究」にも興味を持っている人、みんなで。学ぶってなんだろう、という大きな問いにも思いを馳せながら…。
「研究」や「実践」のテーマを決めるのはあなた。そう、だからここでなら、きっと君も夢を語ることができるはず!

現職教員の方は学校外での実習も可能です

現職教員は2年次実習(30日以上)の際、学校以外の施設・機関等での実習を大幅に含めることができる本学唯一のコースです。

担当教員紹介(令和8年4月1日現在)          

氏名職名専門分野詳細データ
金野 誠志教授文化教育論、価値観形成、シティズンシップ教育詳細データ
坂本 有芳教授生活経営学、消費者教育詳細データ
胸組 虎胤特命教授STEAM教育と教科横断、理科教育、化学進化と生命の起源詳細データ
谷村 千絵准教授教育哲学、防災教育詳細データ
田村 和之准教授環境教育/ESD、国際教育協力(理数科分野)、天文学詳細データ

院生によるコース紹介

重松 諒子さん
徳島県 小学校 教諭
2026(令和8)年度入学

教育探究総合コースは、教科の枠にとらわれず様々な分野に触れられる魅力的なコースです。所属学生の研究テーマも消費者教育や防災、科学、情報教育など様々です。日々の雑談や授業を通して自分の知らない分野や多様な考え方に触れ、視野が広がります。学校現場では得られない刺激をもらえることや、年齢や経験を問わず多様な視点から学びを深められることが、このコースの一番の良さだと感じています。

                      2026(令和8)年9月収録

  • 合格のための秘訣を教えてください。
  • まずは自分の研究したいこと、興味のあることをじっくり考えることです。私は、実践の中でうまくいかなかったことや、さらに深めたいことをもとに研究計画を立てました。現職教員は口述試験のみで、自分の研究したい分野について面接で話すことになります。「なぜ研究したいのか」「どんな実践につなげたいのか」を、自分の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。
  • 貴コースに進学した動機・きっかけを教えてください。
  • 現職経験の中で総合的な学習の時間の研究を行い、子どもの発想力や学習の広がりに大きな可能性を感じたことがきっかけです。食品ロスやSDGsなどの授業実践を通して、さらに子どもたちの学びを充実させたいと思うようになりました。探究では学ぶ分野が多岐にわたり様々な内容からアプローチできることから、このコースを選びました。特に消費者教育に魅力を感じ、子どもたちが意欲的に学び、学びを実生活に繋げられる効果的なカリキュラムについて研究していきたいと考えています。
  • 入学しての本学の印象はどうですか。
  • これまで実践中心に積み重ねてきた自分にとって「研究」という視点はとても新鮮でした。特に、現場で感じた子どもの成長は、教師の主観ではなかったかと、講義や自分の研究を進める中で振り返ることが増えました。90分の講義も、様々な先生の考えに触れ、自分の中になかった視点や自分の考えの根拠を探る面白さがあり、あっという間に過ぎていきます。現職・学部卒という立場を超えて意見交換できるグループワークも貴重です。職員室のコーヒーが恋しくなったり、課題に追われて苦しくなったりしますが、自己研鑽できるこの2年間を大切にしようと思っています。
  • おすすめ授業科目(科目名と理由)について教えてください。
  • 「環境と人間の教育的探究」は、地域教材の開発とプレゼンテーションを行う授業です。日本各地の名産品や建造物など、面白い教材に触れられ、受講生の発表から今後の実践に活用できるアイディアを得ることができました。また、「学校におけるICT活用と情報デザイン」は、教育の本質について改めて考えるきっかけになった授業です。学ぶとは何か、教師の意図したカリキュラムは本当に必要かなど、教育現場で当たり前だと思っていたことについて、ディスカッションを通して考え、自分の目指す教育の在り方を見直すことができました。様々な視点から教育を捉え直せる授業が多く、現職院生には未開拓の分野に挑戦することをおすすめします。
  • 本学大学院への進学を検討している人にアドバイスをお願いします。
  • 現場で働いていると、学習指導や子どもとの関わりについて正解が分からなかったり、時間に追われて教材研究が十分できずもどかしく感じたりすることがあると思います。私はその現状を見つめ直す方法の一つとして教職大学院への進学を決め、今とても充実した日々を過ごしています。現場を少し離れた立場から見つめ直すことで、新たな知見が広がることを実感しています。新しい場所に踏み出すには勇気が必要ですが、これからの教育や子どもたちの未来をより良くしたいと思う方に、ぜひ一歩を踏み出してほしいと思います。
重松さんの1年次前期の時間割(2026(令和8)年度)
時限月火水木金
1 学級経営の理論と実践授業の理論と実践 
2生徒指導の理論と実践カリキュラムデザインの理論と実践STEAMと教科横断の教育的探究教育評価の理論と実践
3 学習者の心理とアクティブラーニング環境と人間の教育的探究Society5.0に向けた教育の情報化・情報教育
4教育課題探究Ⅰ   
5授業におけるAI・ICT活用基礎  (学びのセルフデザインⅠ)

集中講義:ワークショップ型研修の技法

通年講義:学びのセルフデザインⅠ

藤井 祥さん
早稲田大学 人間科学部 出身
2022(令和4)年度入学

教育について大学院でしかできない「研究」と現場でしかできない「実践」を「総合」し「探究」するコースです。教科専門内のことを研究するだけではなく、特別支援教育やキャリア教育についてなど、それぞれの興味がある分野で研究を進めることができます。また、教育探究総合コースには現職教員の方や様々なバックグラウンドを持った院生が多数在籍しますので、交流を深めることで多方面・広範囲に知見を広げることができます。

2023(令和5)年9月収録

  • 合格のための秘訣を教えてください。
  • 入学したいという意思を持ち、その目標を叶える為には何をすべきか逆算することです。私は入学前にキャリア教育と哲学について興味を持っていたのでそれぞれの分野について学びを深めました。また、入試には面接が必ずあると思いますので面接対応も重要かと思います。最も大切なのは入学したい、学びたいという強い意思です。その意志が努力の原動力になると考えております。
  • 本学大学院に進学した動機・きっかけは?
  • 私は小学校から社会人まで野球をやっていました。将来は高校野球の指導者になる目標があったのでその道に進もうと決断しました。高校野球の指導者になるには教員以外の道もあるのですが、教員が一番の近道だと考えました。会社に残って通信制で学び、教員免許を取る手段もあったのですが、その道では責任を持って生徒を見ることができないと考え、鳴門教育大学への進学を決断しました。教員にとっては授業や生徒指導がメインの業務になると考えます。それらの業務について責任を持って行う為には大学院進学が必要だと考え鳴門教育大学を受験しました。
  • 入学しての本学の印象はどうですか?
  • 私は長期履修学生制度というものを使い、教員免許をゼロから取る3年コースで入学しました。長期履修学生の中には一般企業から入学した人や様々なバックグラウンドを持った学生が多数在籍していたので多方面・広範囲に自分の知見を広げることができるという印象を持ちました。それと自然が多い場所に立地する大学ですので、学びの環境が良いという印象を持ちました。
  • おすすめ授業科目について教えてください。
  • 史学演習。日本史と世界史のミックス授業。毎授業で一つの文献が提示され、それについてのレポートを前日までに書き、授業に臨む。授業ではそれぞれの意見を出し合って史学の読み方・見方について学ぶ。ボリュームがある授業だが、論文の読み方や読解スピードが上がると思われる。歴史の見方・考え方についての知識が広がる授業。
  • 大学院に進学するメリットについて教えてください。
  • 様々なバックグラウンドを持った学生が多い為、今までにない知見を得ることができる。また、社会人経験者は社会人になってからでは作れない自由な時間を多く作ることができる。その時間を使って、今後の勉強や今までに行っていない体験をすることで多様な価値観を形成することができる。同級生と2〜3年分の社会人経験年数に差が付きますが、その2〜3年間を有意義に使うことでそれ以降の人生に大きなメリットを与えることができると考えます。

       

藤井さんの1年次前期の時間割(2022(令和4)年度)
時限月火水木金
1 公民科教育論学級経営の理論と実践授業の理論と実践 
2生徒指導の理論と実践カリキュラムデザインの理論と実践STEAMと教科横断の教育的探究リーダーシップとコミュニケーション教育評価の理論と実践
3 情報経済論主免事前事後指導外国史概論Society5.0に向けた教育の情報化・情報教育
4学校支援のための教育総合実践演習Ⅰ社会学概論   
5教職基礎力開発演習Ⅰ    

通年講義:附属校園観察実習・主免教育実習・教育総合課題設定フィールドワーク

堂下 明日香さん
埼玉県 小学校 教諭
2022(令和4)年度入学

私が所属する「教育探究総合コース」は、修士課程「現代教育課題総合コース」の系譜を引いています。新コースでも、実践との程よい距離を大切にしながら「現代」の「学び」や「教育課題」を「総合」的に考える場としてのコースの特徴をもっています。そのため、在籍する教授も院生も、専門も経歴も課題もバリエーションに富んでいます。私自身は、変化に富む時代を「子どもも大人も幸せに生きる」ために…という大きすぎる問いをもち教育探究総合コースに入りました。この問いにすぐに答えは出ませんが、多様な専門をもつコースで、多角的な視点から教育を見ることで、自分の根本にある問いが少しずつ見えてきています。また、バリエーションに富んだ仲間との対話は、新しい見方や問いを与えてくれ、充実した日々となっています。

2022(令和4)年8月収録

  • 合格のための秘訣を教えてください。
  • 3年以上の現場経験があったので、口頭試問のみの受験でしたが、入学願書の「研究希望調書」を書くために、自分の課題意識に関わる文献を読んだり、オンラインでの講演会にも積極的に参加したりといった勉強をしました。また、研究室訪問をさせていただき、自分の考えを伝えたり、先生やゼミの方の研究を聞けたりしたことが、学びにも意欲にもなり、とてもよかったと思っています。
  • 本学大学院に進学した動機・きっかけは?
  • 知人の先生が大学院で学んでおり、その先生の生き生きとした語り口から、大学院で学ぶことの楽しさや素晴らしさが伝わってきて「教職大学院」に興味を持ちました。「鳴門教育大学」を選んだのは、様々な特色あるコースに魅力を感じたからでした。特に、大学院ガイドブックに紹介されていた「教育探究総合コース」の『教育は多様。「教室」「時間割」「指導要領」などの枠にとらわれることなく、(中略)自由にそしてのびやかに「研究」と「実践」の間をつないで、教師も子どもとともに学んでいく教育を目指す。』という言葉に心を動かされました。また、現職教員を含む大学院生が多く学んでいることも魅力的で、「鳴門教育大学」への進学を決めました。
  • 入学しての本学の印象はどうですか?
  • 想像以上に、大学院生(現職教員を含む)が多く、年齢差の壁がとても低いことが印象的でした。そのため、世代の違う学部生の方やストレートの院生の方とも、気軽にコミュニケーションが取れて、嬉しい驚きでした。また、たくさんの教授がいらっしゃり、その専門が多岐に渡っていて、様々な角度からの示唆がとても刺激的でした。私は、学部の授業も受けているのですが、(自分の学部時代と比べ)グループワークや演習なども多く、学部生のICT活用の技術や発表の力に驚かされたり、素直な意見や気づきからも学ぶことが多くあったりし、現職教員として学ぶことの意義の大きさを感じました。
    魅力的な授業が多いですが、ちょっと大変だったことは、前期に前半(4月~6月上旬)と後半(6月上旬~8月上旬)があり、時間割が前期の途中で変わったり、同じ授業の中でも複数の教授で担当しているので、先生ごとのやり方やレポート課題があったりしたことです。授業の中では消化できず、十分な事前事後学習が必要な内容も多くありました。授業を入れすぎず、自分で学び直す時間を確保する「大学院の学び」を体験し、とても充実した学びをしています。
  • おすすめ授業科目について教えてください。
  • どの授業も学びが大きく、比べることは難しいのですが…「学校支援のための教育総合実践演習Ⅰ」がおすすめです。教育探究総合コースの先生が担当してくださり、文献や論文などを要約し、自分の考えを交流しあうという授業でした。私たちのコースは、新設1年目なので、現職教員3名と先生(計4人)で、毎回90分意見を交流しあうというとても濃密な時間でした。現職教員の職種が小・中・高とバラバラだったこともあり、発達段階や地域性などの違いからもたくさんの学びがありました。また、先生が提示してくださる文献は、これまでの自分の「当たり前」に、疑いと新しい発想をもたらしてくれ、大学院での学びが一層深まったと感じています。
  • 本学大学院への進学を検討している人にアドバイスをお願いします。
  • 私は、埼玉の教員なので、進学先に悩んだ時期がありましたが、思い切って鳴門教育大学に決めて本当によかったと思っています。自然も豊かで、人も豊かです。自分のもつ違和感や疑問、課題意識について自分のペースで学びたい方には、鳴門教育大学の教育探究総合コースは、とてもおすすめです。ぜひ一度、学校の見学や研究室訪問に来ていただけたらと思います。

       

堂下さんの1年次前期の時間割(2022(令和4)年度)
時限月火水木金
1  学級経営の理論と実践授業の理論と実践 
2生徒指導の理論と実践カリキュラムデザインの理論と実践STEAMと教科横断の教育的探究 教育評価の理論と実践
3 消費と生活の教育総合デザイン 環境と人間の教育的探究Socity5.0に向けた教育の情報化・情報教育
4学校支援のための教育総合実践演習Ⅰ学校心理学 中等家庭科教育論 
5現代の公教育と人間形成の課題    

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企画戦略部DX推進・広報課

電話:088-687-6035
E-Mail:kohou@naruto-u.ac.jp