
- 岡崎 渉 (OKAZAKI Wataru)
- 准教授
- 日本語教育学、社会言語学、外国人児童生徒等教育
研究
〔関心のあるテーマ〕
- スピーチスタイルを通した日本語学習者の社会語用能力の研究
- 日本語母語話者および日本語学習者による日常場面の談話研究
- 日本語教師の養成に関する研究
- 年少者日本語教育のデジタル教材開発
〔主な研究業績〕
- 「児童・生徒向け初期日本語学習用動画教材に対する指導担当者の評価
」(『コンピュータ&エデュケーション』55, pp.86-91, コンピュータ利用教育学会(CIEC),2023年(岡崎渉・ 鳴海智之・ 秋光恵子))
- 「デスマス形会話における非デスマス形の談話機能―聞き手目当て性の弱さを利用した談話ストラテジー―
」(『ことば』44, pp.39-56, 現代日本語研究会,2023年)
- 「高校国語科における役割語を題材とした授業実践―ことばの学習を通したステレオタイプとバイアスへの気づき―
」(『ことば』44, pp.21-38, 現代日本語研究会,2023年(岩田あゆ実・岡崎渉))
- 「児童・生徒への日本語初期指導における動画教材の有効性
」(『コンピュータ&エデュケーション』53,pp.76-81,コンピュータ利用教育学会(CIEC),2022年(岡崎渉・鳴海智之・秋光恵子))
- 「ジェンダーから見た高校国語教科書の実態―物語教材72編の分析を通して―
」(『言語表現研究』38, pp.65-78, 言語表現学会,2022年(岩田あゆ実・岡崎渉))
- 『子どもの日本語教育(日本語教師読本 9)
』(webjapanese,2021年)
- 「スタイルシフトにおける非デスマス形はいかに情意を表すか
」(『表現研究』105,pp.21-30,表現学会,2017年)
- 「上級日本語学習者による独話的発話の使用実態
」(『留学生教育』21,pp.9-16,留学生教育学会,2016年)
- 「日本語の雑談における母語話者と上級学習者によるスタイルシフトの研究―非デスマス形の指標的機能の観点から―
」(博士論文,広島大学,2016年)
〔共同研究・競争的資金等の研究課題〕
- 2024.4.~2027.3. 科学研究費補助金(若手研究)「日本語学習者のスピーチスタイルに対する自律的学習を促す指導法の開発
」24K16105
- 2021.4.~2023.3. 兵庫教育大学・神戸市教育委員会 共同研究「児童生徒向け日本語学習用デジタルコンテンツの開発
」
- 2020.4.~2024.3. 科学研究費補助金(若手研究)「上級日本語学習者のスピーチスタイルに対する認識とその変容過程の調査研究
」20K13076
〔より詳しい情報〕
- 教員情報データベース (鳴門教育大学)
- J-GLOBAL
(科学技術振興機構)
- 科学研究費助成事業データベース
(国立情報学研究所)
教育
〔主な担当授業科目〕
- 大学院: 日本語教育法研究(日本語教育観察実習),日本語教育法演習(日本語教育グループ実習),日本文化研究,社会言語学研究,論文作成技法,日本語教育実習
- 学 部: グローバル化・多文化化時代の学校教育
〔これまでに指導を担当した研究テーマの例〕
<大学院>
【2024年度修了】
- 夜間中学で外国人生徒に教科指導を行う教員に求められる力とは何か
- 中国の新しい大学入試制度における高校生の日本語学習動機に関する調査研究
- 中国人日本語学習者による「〜ておく」の非用の考察
- 日本語学習者の場面によるあいづちの使い分け ―「依頼」と「断り」場面の比較―
【2023年度修了】
- 台湾のホテルスタッフを対象とした初級日本語教材の調査研究
- 日本語学習者を対象としたオンライン反転授業の実践 ―学習者の評価と反応に基づく考察―
- 中国人の高校生日本語学習者に対するポートフォリオを取り入れた自律学習
- 中国人日本語学習者の独話聞き取りにおける聴解ストラテジー
- 中国人ビジネスパーソンによる電子メールでの依頼における語用論的特徴
地域・社会貢献
〔教育支援講師・アドバイザー等派遣事業〕
- 登録あり (詳しくは,リンク先の「一覧表」をご覧ください。)