
- 宮部 真由美 (MIYABE Mayumi)
- 教授
- 日本語教育学、日本語学、年少者日本語教育
研究
〔関心のあるテーマ〕
- 現代日本語の条件節の複文(と,たら,なら,ば)
- 年少者の日本語教育
- 中学校教科書の日本語における困難点
- やさしい日本語
〔主な研究業績〕
- 「ナラ節の複文による反事実条件文 ―ナラ節の複文の特徴との関連―」(『鳴門教育大学研究紀要』39,pp.206-218,2024年)
- 「中学校社会科歴史教科書に用いられるシヨウトスル―過去のできごと文におけるシヨウトスルの分析―」(『鳴門教育大学研究紀要』38,pp.92-102,2023年)
- 「「φなら」の考察 : ナラ条件節との関連を視野に入れて 」(『国立国研究所論集』22,pp.1-15,国立国語研究所,2022年)
- 「「全国学力・学習状況調査」中学校国語の問題に関する日本語教育学的な分析 : 日本語支援を必要とする子どものために」(『鳴門教育大学国際教育協力研究』15,pp.99-106,鳴門教育大学教員教育国際協力センター,2022年)
- 「中学校社会科教科書のテクストの特徴―地理教科書の述語形式の分析を中心に」(『日本語/日本語教育研究』12 , pp.133-148,日本語/日本語教育研究会, 2021年)
- 「中学校数学教科書の内容理解における日本語の困難点―日本語を母語としない中学生の教科学習支援を目指して」(『人文・自然研究 』15 ,一橋大学全学共通教育センター,pp.127-139,2021年)
- 「中学校地理の教科書における述語形式と記述の内容―内容理解の支援のために―」(日本語教育学会秋季大会,オンライン開催, 2020年)
- 「ナラ条件節の複文の「事実的条件文」を再考する―文頭の「なら」の分析を手がかりに―」(日本語/日本語教育研究会 第12回大会,オンライン開催, 2020年)
- 「トの分析からみた中学校数学教科書の日本語の難しさ―日本語学習者の教科学習における日本語の困難点とは―」(『日本語/日本語教育研究』10,pp.117-131,日本語/日本語教育研究会, 2019年)
- 『中学生のにほんご 学校生活編』(庵功雄監修,志村ゆかり編著,3課,4課,17課,18課を担当,スリーエーネットワーク,2019年)
- 『中学生のにほんご 社会生活編』(庵功雄監修,志村ゆかり編著,2課,10課を担当,スリーエーネットワーク,2019年)
- 「中学校数学教科書に用いられている動詞の特徴―どのような難しさがあるのか―」(日本語教育学会秋季大会,松江,2019年)
- 『現代日本語の条件を表す複文の研究―ト条件節とタラ条件節を中心に―』(晃洋書房,2017年)
〔共同研究・競争的資金等の研究課題〕
- 2020.4~2024.3 科学研究費補助金(若手研究)「日本語支援を考えた国語科教科書理解のための言語的知識の特定とその理解過程の可視化」20K13993
- 2018.4~2021.3 科学研究費補助金(研究活動スタート支援)「日本語教育支援のための中学校社会科教科書の言語的困難点に関する基礎的研究 」19K20818
〔より詳しい情報〕
- 教員情報データベース (鳴門教育大学)
- J-GLOBAL (科学技術振興機構)
- 科学研究費助成事業データベース (国立情報学研究所)
教育
〔主な担当授業科目〕
- 大学院: 日本語教育学研究,日本語教育学演習,言語習得・発達論,日本語教育実習,日本語C
- 学 部: 日本語C
〔これまでに指導を担当した研究テーマの例〕
<大学院>
【2024年度修了】
- Xにおける「オノマトペ+接尾辞イ」形容詞の使用とその特徴
- 日本語学習者によるニトッテの産出と難しさ
- 日本語指導が必要な児童に対する教員の支援と意識―徳島市内の小学校の調査から―
- 対面授業と遠隔授業における日本語の第二言語習得不安について―在日留学生を対象として―
【2023年度修了】
- スピーチレベルの分析に基づく友人間のLINEチャットの研究 ―20代学生のやりとりを対象として―
【2022年度修了】
- タイの高校生を対象とした日本語の発話に対する自信の変容 ―放課後を利用したオンライン日本語教室への参加を通して―
- 初級日本語学習者へのオノマトペ教育―授業実践を踏まえての一考察―
- コンビニエンスストア業務における外国人労働者が抱える問題と日本人店舗管理者の意識
地域・社会貢献
〔教育支援講師・アドバイザー等派遣事業〕
- 登録あり (詳しくは,リンク先の「一覧表」をご覧ください。)