令和7年度開設講座のご案内

更新日:2025年10月28日

評価オリエンテーション

実施日
令和7年10月5日(日)
講師
早藤 幸隆(鳴門教育大学)
講義課題
受講生評価

Science領域

領域
生物学領域
実施日
令和7年10月19日(日)
講師
渡部 稔(徳島大学)
講義課題
制限酵素によるDNAの切断とアガロースゲル電気泳動法によるDNAの分析
講座の内容
生物学や遺伝子工学の研究の基本となる酵素の働きを「制限酵素」を用いて学びます。
また「制限酵素」によって切断されたDNAをアガロースゲル電気指導法によって分析し、もとのDNAのどの部分が切断されたかを調べます。
これらの実験を通じて、基本的な実験機器の使用法とともに生物学実験の知識と技術を身につけます。
領域
薬学領域
実施日
令和7年10月26日(日)
講師
今川 洋(徳島文理大学)、葛西 祐介(徳島文理大学)
講義課題
香りのある分子の化学合成
講座の内容
花の香り、食べ物の香り、身の回りには多様な香りで満ちています。
では、香りの正体はいったい何なのでしょうか?
本講座では、果物様の香りの主要な成分の一つであるエステルの合成実験を通じて、化学実験の基本操作を体験するとともに、分子の化学構造がその分子の持つ機能(香り)に深く関わることを学びます。
また、受講生が任意に選んだ原料を用いてエステルを合成し、その香りを評価することで、受講生の探究心を育みます。
講座の構成
60分程度の講義、150分程度の実験・実習(香りの評価)、30分程度の評価テスト
領域
医学領域Ⅱ
実施日
令和7年11月9日(日)
講師
夛田羅 勝義(徳島文理大学)
講義課題
触れること(触覚)の不思議を体験する
講座の内容
ヒトの五感の中で特に触覚の不思議を体験します。
しかし、これは普段ほとんど無意識に行われています。
そこで実験を通じて、改めて触覚のすごさを体験し、さらにその触角を医療・福祉の世界でいかに活用すべきかを考察します。
講座の構成
60分の講義、150分の実習、30分のレポート作成
領域
物理学領域Ⅰ
実施日
令和7年11月16日(日)
講師
粟田 高明(鳴門教育大学)
講義課題
身近に感じる放射線
講座の内容
有私たちは地球上に住んでいる限り,毎日さまざまな場面で放射線を受けています。
目に見えない放射線について霧箱を用いて観察するとともに、岩石等に含まれる放射線物質から放出される放射線を定量的に測定することにより、物理現象の原理と物理量を測定するために必要な知識と基礎的な実験技術について学びます。
講座の構成
45分×2の講義、120分程度の実験・実習、30分程度の評価テスト
領域
サイエンススペシャルレクチャー
実施日
令和7年12月7日(日)
講師
大藪 進喜(徳島大学)
講義課題
宇宙を支配する重力の話
領域
医学領域Ⅰ
実施日
令和7年12月14日(日)
講師
勢井 宏義(徳島大学)
講義課題
医学とデータサイエンス
講座の内容
この病気、原因は何なのだろう?この薬は効くのだろうか?最も有効な治療法はなんだろう?・・・医学の実践にはデータサイエンスが欠かせない時代を迎えています。
どのような場面でデータサイエンスが必要となるのか、実際に、政府のデータベース(e-stat)やワクチンの説明書などを利用しながら体験します。
講義では、スモールグループでのディスカッションを基本とします。
ダウンロードしたデータを使った演習や、これからの医療で期待されるAIについての考察などを介して、医学におけるデータとは何か、その基本を学びます。
領域
化学領域
実施日
令和7年12月21日(日)
講師
早藤 幸隆(鳴門教育大学)
講義課題
炭素と炭素をつなぐクロスカップリング反応の探究
講座の内容
有機合成技術の一つであるクロスカップリング反応について探究します。
パラジウム触媒と有機ハロゲン化物,有機ボロン酸のユニットを混ぜるだけで完結する反応を素材として、炭素と炭素をつなぐ合成反応を科学的に捉えながら、化学実験に必要な知識と基礎的スキルについて学びます。
講座の構成
60分程度の講義、150分程度の実験・実習、30分程度の評価テスト
領域
地学領域
実施日
令和8年2月1日(日)
講師
福地 里菜(鳴門教育大学)
講義課題
南海トラフとその地層
講座の内容
南海トラフと付近を構成する海の地層について講義します。
初めに、プレートテクトニクスの概念をはじめとした基礎から説明し、西南日本の成り立ちや南海トラフに焦点をあてて解説します。
その際には、海底の表層堆積物の観察も行います。
講座の構成
75分の前半講義、90分の実験・実習、75分の後半講義、30分の評価テスト

Technology領域

領域
物理学領域Ⅱ
実施日
令和8年1月25日(日)
講師
田村 和之(鳴門教育大学)
講義課題
望遠鏡の原理の探究
講座の内容
天文学で使用されている望遠鏡にはさまざまなものがあります。
本講座では望遠鏡の歴史や基本的な原理を学び、実際に身の回りのものでケプラー式望遠鏡を工作します。
また、実際に手作りした望遠鏡を使って原理の検証を行なっていきます。
講義の構成
80分の講義、120分の実験・実習、30分の評価テスト
領域
情報学領域
実施日
令和8年2月8日(日)
講師
曽根 直人(鳴門教育大学)
講義課題
超音波センサーを利用した距離の計測
講座の内容
ボードコンピュータと超音波センサーを接続し、距離計を作成します。
超音波を発信し、戻ってくるまでの時間と音速から距離を求める式を導きます。
更に、プログラミングにより、センサーの出力を距離に変換することで、式が妥当であったか、誤差がどこから発生しているかを考えます。
また、対象物との距離を設定することで、時間から音速を求めることにも挑戦します。

Engineering領域

領域
技術学領域Ⅰ
実施日
令和8年1月11日(日)
講師
奥村 英樹(四国大学)、上野 昇(四国大学)
講義課題
3Dプリンタによるもの作り入門
講座の内容
3Dプリンタによる「ものづくり」の手法を体験します。
①3Dプリンタによる「ものづくり」の概要を習得 → ②3Dモデルのアプリケーションによる制作を体験 → ③自身の制作した3Dモデルの印刷体験、を通してコンピュータによる3Dモデルの制作方法を学び、各自の制作したモデルを印刷します。
領域
年輪年代学領域
実施日
令和8年1月12日(月)
講師
米延 仁志(鳴門教育大学)
講義課題
年代測定の原理と応用
講座の内容
生物学的周期、放射線計測など主要な絶対年代測定法の原理を探求します。
考古学や地球科学における代表的な年代測定手法として年輪年代法により標準年輪曲線を構築し、他地域との比較から年代測定の基礎的なスキルを学びます。
年輪変動の特徴や他地域との比較から、その生態学的意義を考察し、長期的な視点で環境変遷について考察します。
講座の構成
講義90分、実験とデータ解析150分程度、評価テスト(結果の解釈についてのレポート作成)30分程度
領域
技術学領域Ⅱ
実施日
令和8年2月15日(日)
講師
奥村 英樹(四国大学)
講義課題
考える道具としての対話型生成AI入門
講座の内容
対話型生成AIの仕組みと利用上の注意点、研究や問題解決への応用可方法について学びます。
最初にデモンストレーションを行い、AIの仕組みや利用にあたっての注意点、利用事例について詳しく説明します。
その後、情報収集やアイデアの検討など、研究や問題解決を行う様々な場面での具体的な使い方を順番に説明し、簡単な体験を通して考える道具としての使い方を学びます。
この講座では対話型生成AIの利用規約に基づき、保護者の同意を得た方のみが体験できるものとします。
講座の構成
40分程度の講義・デモ、90分程度のデモと演習、20分程度のまとめ

Mathematics領域

領域
数学領域Ⅱ
実施日
令和7年10月12日(日)
講師
金児 正史(帝京平成大学)、成川 公昭(鳴門教育大学)
講義課題
さおばかりづくりとさおばかりの特徴を見いだす活動
講座の内容
さおばかりの説明をしたうえで、実際にさおばかりづくりを体験します。
また、立方体の体積の3分の1の四角錐の展開図の作図を実施します。
講座の構成
50分程度の講義、90分程度の作業、20分程度の評価
領域
数学領域Ⅰ
実施日
令和8年2月22日(日)
講師
宮口 智成(和歌山大学)、成川 公昭(鳴門教育大学)
講義課題
地球温暖化と数理モデル
講座の内容
20世紀半ば以降の地球温暖化は人為的に排出された二酸化炭素などの温室効果ガスが主な原因と考えられています。
このような認識に至るには、数理モデルと観測実験に基づく地道な研究が不可欠でした。
この講座では、地球温暖化に関する科学的理解を深めると共に、そのような認識に至る過程で数理モデルやコンピュータシミュレーションが果たした役割を理解します。
領域
物理学領域Ⅲ
実施日
令和8年2月23日(月)
講師
松尾 俊寛(阿南工業高等専門学校)
講義課題
アインシュタインのブラウン運動の理論
講座の内容
ミクロとマクロのつながりについて、アインシュタインのブラウン運動の理論をとりあげ初等的に概説します。
サイコロの実験による確率的な量の扱い方を学び、気体中の分子のような膨大な数の対象を扱う際の統計的な方法の有効性を体験します。
また、現代物理学の例として超弦理論(ミクロ力学)と重力(マクロ時空)について簡単に紹介します。
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