コース担当教員

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田村 隆宏

教授 田村 隆宏 (たむら たかひろ)

幼児のことばの獲得(主に語彙獲得)に関する研究を中心としています。また、精神的健康や精神的回復力がどのような経験によって育まれるかについてや、保育者の実践力向上に必要な要因についても研究を進めています。

田村研究室にようこそ!!
このページも少しずつ充実させていきたいですが、まずは取り組んでいる研究テーマやゼミ生の情報など紹介しましょう。

主な研究テーマ

①幼児の語彙学習過程に関する研究
②精神的健康や精神的回復力に関与する要因に関する研究
③保育者の実践力向上に関する研究


①は学生の頃から長年取り組んでいるテーマです。研究手法としては実験が主です。幼児が語彙(特に事物名)を獲得する際にどのような要因が関与しているのかについて、明らかにすることを目的としています。これまでの研究成果の中で、語彙を教えてくれる大人が与える言語的情報(対人的状況要因)や、語の指示対象となる事物の状況(対物的状況要因)の具体的な要因が明らかにされました。

②は最近興味を持って取り組んでいるテーマです。精神的健康については大学でのサークル活動やアルバイト経験によって促進効果がみられること、精神的回復力については、幼少期の良好な親子関係によって育まれていることが明らかにされました。

③は附属幼稚園の先生方との共同研究でここ数年取り組んでいるテーマです。最近の成果から、保育の資質の向上には保育環境を新たな視点で捉え直すことの重要性を指摘しています。

これらに関する詳しい研究業績は研究者総覧の業績欄をご覧ください。

研究室について

田村研究室では、主として「幼児の言葉の獲得過程に関する研究」、「保育実践力の内容と向上要因に関する研究」、「精神的回復力(レジリエンス)を育む要因の検討」といったテーマに取り組んでいます。ゼミ指導ではこれらのテーマに限定せず、ゼミ生が取り組みたいテーマを中心として研究指導を行っています。

研究室へのアクセス

お問い合わせtakatam@naruto-u.ac.jp