アルバム
   2021年度

  








































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































令和3年  12月 3日(月)

 先月に続き、小松島市立小松島南中学校の研究授業に呼んでいただきました。前回と同じ2年生、同じ授業者、同じ教材「傘の下」を使っての違う学級での授業です。つまり、前回と比べて、どれだけ改善された授業となったかを検証することが目的です。学年部での協力というかチームワークが抜群で、子供たちの発言も、大変深まっていました。呼んでいただいてよかったなと思う一日でした。来年が楽しみです。

令和3年  12月 1日(金)

 片道80q,2時間!院生一人を連れて徳島県南部の牟岐中学校を訪ねました。海部郡中学校道徳教育研究会の研修です。一昨年も呼んでいただきました。懐かしい校舎。校長先生も、覚えてくださっていました。若い先生の授業「夜のくだもの屋」で、とても好感が持てました。子どもたちも温かい雰囲気の中で、授業に臨んでいてよかったです。

令和3年  11月26日(金)

 科研費研究「地域遺産・世界遺産の価値を伝え合い自他の文化理解を深めるESD授業モデルの開発」の一環で、愛媛県西条市立神戸小学校で、最後の授業(6年生総合的な学習の時間)をさせていただきました。授業のタイトルは、「文化遺産は誰のもの?」です。西条市の祭りや日本遺産「四国遍路」、尾道市の「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」、台湾の潜在的世界遺産「烏山頭水庫及び嘉南大水路」、オーストラリアの世界遺産「ウルルカタ・ジュタ国立公園」、アイルランドの世界遺産「ブルー・ナ・ボーニャ - ボイン渓谷の遺跡群」などを比較しながら、2年間の学習を進めてきました。その集大成の日でした。来年度早々には、成果をまとめたいと思います。

令和3年  11月15日(月)

 コロナが落ち着いてきたせいか、研修講師の依頼が、ボツボツ入り始めた。今日は、小松島南中学校を訪問。2年生道徳科で「傘の下」の授業を見せてもらい、後の協議会でお話させていただいた。来年度、中学校の徳島県大会の開催校で、2年間継続しての指導・助言を頼まれている。やる気のある先生方と、落ち着いて学習に臨む子どもたちとともに、3時間ほど、学ばせていただいた。今後の変化が楽しみだ。

令和3年  11月 7日(金)
 この度、「全国地理教育学会」から、「学会賞(優秀賞)」なるものをいただきました。賞をいただくなんて、小学校のとき「明るく正しい選挙ポスターコンクール」で入選したとき以来かなあ?なんにせよ、コツコツしてきたことが、誰かに認められたということは、ありがたいことで、今後の励みになります。素直に、うれしいものです。

令和3年  11月 5日(金)

  科研費研究「地域遺産・世界遺産の価値を伝え合い自他の文化理解を深めるESD授業モデルの開発」の一環で、西条市立神戸小学校で、高知学園大学の太田直也先生に、「アイルランドの世界遺産とアイルランドの人々」の授業を対面でしていただきました。「ブルー・ナ・ボーニャ- ボイン渓谷の遺跡群 -」と「シュケリッグ・ヴィヒル」対するアイルランドの人々の思いが伝わってきました。

令和3年  11月 1日(月)

 科研費研究「地域遺産・世界遺産の価値を伝え合い自他の文化理解を深めるESD授業モデルの開発」の一環で、広島県尾道市立長江小学校と愛媛県西条市立神戸小学校との間で、Zoomょ使った遠隔交流授業を実施しました。長江小学校からは、日本遺産「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」の良さやその価値について考えたこと、神戸小学校からは、日本遺産「四国遍路」及び台湾世界遺産潛力點「烏山頭水庫及嘉南大水路」の良さやその価値について考えたことが紹介されました。今後も、交流を続けていくこつも確認できました。世界遺産であってもなくても、それぞれの地域の人々が考える文化遺産の大切さを実感できました。

令和3年  10月22日(木)

 尾道市立長江小学校を訪ねました。科研費研究「地域遺産・世界遺産の価値を伝え合い自他の文化理解を深めるESD授業モデルの開発」の一環です。愛媛県西条市立神戸小学校と遠隔交流授業を22から始めます。明日は、機器や接続の感覚を確認したり、今後の交流学習のための顔合わせです。その打ち合わせと、子どもたちの様子を見てきました。今後の展開が楽しみです。

令和3年   8月28日(土)

 日本グローバル教育学会で発表しました。タイトルは、右上の通りです。同志社大学で開催予定でしたが、Zoomでの開催となりました。やはり、対面でやる方が、資料の提示や話の運び方などやりやすいと改めて思いました。内容的には、まず、世界遺産についての過剰な期待や大変な誤解、制度の不備などを指摘しました。その上で、「ウルル=カタ・ジュタ国立公園」と「烏山頭ダム及び嘉南大水路」を取り上げ、世界遺産が有する価値と世界遺産になることができない文化遺産の価値について考えていく授業試案を提案しました。 

令和3年   7月31日(土)


 「提案する社会科論」の同志が集まって久しぶりに「その後」を語り合おうという不要不急の研究会(小西正雄先生言)が、鳴門教育大学で開かれました。通称「桃太郎」の会です。本学名誉教授 小西正雄先生、文教大学 教授 伊藤裕康先生、神戸大学大学院 教授 吉永潤先生、お茶の水女子大学附属小学校 岩坂尚史先生他3人が集まり、小規模ですが、濃い内容の議論ができました。会終了後は、「永代」で夕食。久しぶりに、頭が社会科一色になり、有意義な時間でした。次回が楽しみです。

令和3年   7月27日(火)

 7月20日付で、徳島県教育委員会から、令和3年度徳島県道徳教育研修会支援事業の講師を委嘱されました。現場の先生方のお役に立てるよう頑張るつもりです。

令和3年   7月24日(土)

 第15回四国ブロック海外子女教育国際理解教育研究競技大会の指導・助言を依頼され、参加した。本当は、昨年度、ホテルアグネスで大々的にやる予定だったのですが、コロナの騒動で延期に。今年は、規模を縮小して徳島教育会館で実施の予定だったのですが、やはり、コロナの件で結局徳島市大松町学校を核としたZoom開催になった。しかし、各実践発表等、非常に質の高いもので、私自身勉強になった。これご縁に、みなさんと何かできたらと思う。

令和3年   7月21日(水)

 非常勤でしている三重大学教育学部の「社会教材研究」の授業をした。対面はかなわず、Zoomでの遠隔授業となった。第4学年の県内の代表的な文化遺産を学習する単元の教材研究についてお話しさせていただいた。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」と世界遺産になかなかなれない日本遺産「四国遍路」を比較・対照しながらそれぞれの文化遺産の価値について考えを深めていくというもの。やっぱり、対面で直接、学生と考え合いたかった。

令和3年   7月 8日(木)

 美馬市立美馬中学校の校内研修(道徳科)に呼んでいただきました。明るい3年生の楽しい授業を見せていただきました。「相互理解」についての内容で自作教材で展開された意欲的なものでした。子どもたちと先生の間の関係性のよさが光っており、いい雰囲気が伝わってきました。院生も、2名一緒に授業参観・研究協議と参加させてもらい、よい機会となりました。

令和3年   7月 4日(日)

 免許更新講習の講師を務めさせていただきました。【道徳教育】です。すっかり、年間の定番行事のようになっています。現場の先生方とお話しできる貴重な機会となっています。

令和3年   6月27日(日)

 小ゼミの小島嘉之さんが、日本道徳教育学会春季大会において「『自己を見つめる』ということの意味と意義-三項関係に着目して-」という題目で、修士論文の研究途中経過を報告しました。授業実践のちょっとした工夫のような発表が多い中、哲学や心理学などの学問的背景を基礎にした研究らしい発表でした。研究と実践との往還が明確な方向性を維持して進んでいくことが期待でき、今後が楽しみです。

令和3年   6月11日(金)

 今回は、科研費研究「観光資源の再発見・再認識を基に地域活性化を考え合う地理ESD授業の開発」の共同研究者として、鹿児島県立徳之島高等学校の生徒に地理の遠隔授業を行いました。国際自然保護連合(IUCN)が、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録に対して、適当の勧告を出したところでのタイムリーな授業となりました。

令和3年   5月26日(水)

 科研費研究「観光資源の再発見・再認識を基に地域活性化を考え合う地理ESD授業の開発」の共同研究者として、三重県立尾鷲高等学校の生徒に遠隔授業を行いました。台湾の潜在的世界遺産「烏山頭ダム及び嘉南大水路」と地域振興とな関係性について話しました。台湾ならではの歴史を構築していく必要性、過去の歴史的物語と記憶、教育の役割、烏山頭風景区の開発と活性化という視点を絡めて地理の授業を楽しくさせていただきました。

令和3年   3月17日(水)

 科研費研究「地域遺産・世界遺産の価値を伝え合い自他の文化理解を深めるESD授業モデルの開発」を一緒に進めている三重大学教育学部附属小学校との間で行った2時間の遠隔交流授業を受けて、5年梅組で、今年度最後の総合的な学習の時間「四国遍路と私たち」の授業を私がさせていただきました。授業のテーマは、「文化遺産は誰にとって大切なのか」でした。元気な子どもたち頷きが、時間の経過とともに大きくなっていく様子が印象的でした。来ども、神戸小学校には、研究協力をしていただく予定です。再び、神戸小の子どもたちや先生方と会うのが楽しみです。

令和3年   3月11日(月) 

 科研費研究「地域遺産・世界遺産の価値を伝え合い自他の文化理解を深めるESD授業モデルの開発」を進めています。協力していただいている愛媛県西条市立神戸小学校では、5年生総合的な学習の時間で授業をしていただいています。今日は、「世界遺産になれない鎌倉」というタイトルで、高知学園大学のO先生に、授業をしていただきました。これまで、子どもたちは、日本遺産「四国遍路」について学習を進めてきました。15日には、世界遺産「紀伊山地の参詣道」について学習を進めている三重大学教育学部附属小学校との間で、リアルタイムの遠隔交流授業を2時間やる予定です。子どもたちの学習が、順調に進んでいます。

令和2年  10月25日(日) 

 清々しい秋晴れの日、外の景色に目を移すと、葉の赤さも濃くなってきました。そんな日ですが、免許更新講習(道徳教育)の講師を務めました。例年なら35名程度受講者がいるのですが、今年はコロナ対策もあり、5名という少人数で実施。対話的なグループワークなどできないので、演習も個人個人で進める形にしました。有意義な研修だったと思ってもらえたら幸いです。

令和2年  10月24日(土)〜25(日) 
 2日間、鳴門教育大学で開催予定だった学会ですが、コロナの騒動で
WEB開催となりました。私はというと、大会実行委員ということで参加させていただいています。主に、「社会科教育の責任−教育に対する広範な要求にどのように向き合うか−」というテーマの大会企画シンポジウムに関する仕事をさせていただいています。最後まで、滞りなく有意義な学会となることを願っています。

令和2年  10月23日(金)

 徳島県令和2年度道徳教育実践研究(研究指定校)事業研修会ということで、美馬市立美馬中学校を訪れた。ここへは呼んでいただくようになって4年目。素直で挨拶のよくできる子どもたちと熱心な先生方が印象的です。今回は、2年生道徳科の研究授業と検討会。若い先生が爽やかで、テンポのよい授業を展開された。子ども小グループで話し合いが手慣れており、日常の指導が行き届いている様子がうかがえた。

令和2年  8月26日(水)

徳島県教育委員会の依頼で、徳島市立応神中学校で開催された教育実践研究事業連絡協議会に参加しました。今年度、コロナの騒動で、中学校道徳教育研究大会が中止となったのですが、紀要を発行することで発表に代えるということだそうです。その県教委の指導主事さんたちとともに指導・助言ということでした。いつもながら、やる気の先生方と話ができてよかったです。せっかくの研究が授業とともに学校でリアルタイムに発表できないのは残念ですが、いいものがでるようお手伝いしたいと思います。

令和2年  5月27日(水)

 科研費研究「観光資源の再発見・再認識を基に地域活性化を考え合う地理ESD授業の開発」の共同研究者として、三重県立尾鷲高等学校の2年生に地理の授業をした。コロナの騒動で現地へは行けないのでZoomを使った遠隔授業となった。世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を話題に、世界文化遺産が有する多様な価値についてお話しさせていただいた。地元の子どもたちが感じたり知ったりしていることと見方や考え方が異なると思うので、後日返ってくる授業の振り返りが楽しみだ。

令和2年  3月10日(火)

 科研費研究「地域遺産・世界遺産の価値を伝え合い自他の文化理解を深めるESD授業モデルの開発」の打ち合わせに三重大学教育学部附属小学校に行ってきました。来年度、同校と西日本・東日本の小学校を結んだ遠隔合同授業を実施する計画です。新型コロナの騒動で児童は登校していませんでしたが、熱心な先生方と今後の計画について話し合うことができました。とりあえず、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の扱いについて確認できました。

令和2年  2月15日(土)

講演を依頼され、香川大学であった社会系教科開発実践学会で、お話させていただいた。演題は「世界遺産学習の再検討-文化遺産の保存と所有に視点を当てて-」。世界文化遺産を取り巻く現状と問題を踏まえた多元的な社会や自己を意識し、これからの在り方を考えていく重要性を述べた。学会員ではないけど、心地よく過ごすことができた。

令和2年  2月13日(木)

 国立教育政策研究所の研究指定(道徳教育を中核とした幼少連携)を受けている板野郡北島町立北島南小学校であった耕種間連携協議会にまずは出席した。今年度の研究の評価会議だった。2年間かかわってきたが落ち着いた温かい雰囲気の素晴らしい学校になったと思う。次に、コミュニティースクールである同校の学校運営協議会に、学校経営アドバイザーとして出席した。この役も2年目になる。校長先生の巧みな学校経営が随所に浸透し、組織的な運営ができている。学校評価の説明や協議、全学級の授業参観と盛沢山だったが、有意義な時間だった。

令和2年  2月 3日(月)

 平成2年度、広島県小学校道徳教育研究会の開催校、神石高原町立油木小学校の校内研修に読んでいただいた。今年度4回目の訪問。教材の構造と発問構成、きりかえし発問やゆさぶり発問の重要性について2年生の授業を参観した後、演習しながら確認した。2年生は、とてもかわいかった。

令和元年 11月29(金)

 徳島県教育委員会の中学校道徳教育パンフレット「実践事例集」作成委員会が徳島市立応神中学校で開かれた。依頼されてので出席。県内の全ての中学校の先生方に来年1月末に配布する予定のパンフレットの検討。今回で最後。典型的な授業の解説を3事例と道徳科の基本的な知識を整理したものを掲載。是非、役に立ててほしい。

令和元年 11月28(木)

 片道60q超。1時間半かけて日和佐中学校へ。素敵な校舎だった。この20年間で生徒数は1/3になったそうだ。徳島県道徳教育研修会支援事業の講師として訪れた。空き教室が多いので、いろいろと工夫して使っているとのこと。中3のSNSを取り上げた教材。今風の題材だが、道徳科の授業としては、単なる情報モラルの方法論にならないようにする意識がないと難しい。授業者は、いろいろと工夫した好感が持てるチュレンジャーだった。

令和元年 11月13(水)

 徳島県教育委員会から、道徳教育パンフレット作成委員会の委員を委嘱されているので、その会議に参加した。会場は、徳島市立応神中学校だった。県の道徳部会の会長である校長先生、県教委の指導主事さん、実務家教員の方とともに、来年初めに、県内中学校教員に全員に配布するパンフレットの検討を行った。実践事例の形や表現の打ち合わせを行い、次回にはおよその目処がつく予定。

令和元年 11月12(火)

 国立教育政策研究所教育課程研究指定事業「校種間連携(幼小連携)」の指定を受けている北島町立北島南小学校で、校種間連携協議会が開催され、指導助言者として招聘していただいた。文部科学省幼児教育調査官の河合優子先生、道徳科教科調査官の浅見哲也先生、徳島文理大学の川端恵子先生とともに、教育課程編成や授業構成についての研究の進捗や内容に対する評価やアドバイスをさせていただいた。特定の教科だけの枠組みにとらわれることなく、教育課程全体を見通し関連づけて、進めていくことの大切さをあらためて実感させていただいた。

令和元年 10月31日(木)

 徳島県道徳教育研修事業ということで、徳島県教育委員会の指導主事さんに依頼されて、美波町立由岐小学校を研修講師として訪ねました。自家用車で往き1時間半、復り2時間かかりました。ベテランの先生お二方の安心して見ることができたしっとりした授業を参観しました。こんな先生方がいらっしゃる学校の若い先生は、よいお手本が目の前にあるので幸せだと思います。研修も盛り上がり、楽しく時間を過ごすことができました。

令和元年 10月27日(日)

 本学で開催された免許更新講習の講師を務めました。不道徳な私が道徳教育を担当するのは気が引けますが、頼まれたら可能な限り断らないことにしているのでとにかく引き受けまた。受講者の方にとって、少しでも役に立てたなら幸いです。

令和元年 10月10日(木)

 牟岐町立幼稚園・小学校・中学校の合同研修、第3回 市宇ヶ丘学園合同研修会に招いていただいた。院生3人を連れて参加した。若い先生が多い昨今、多様な考えが出てくる合同研修はとてもよいと思う。中学校一年生の研究授業(道徳科)後、活発な議論が交わされた。その中に、院生も混ぜてもらっていい経験ができたと思う。

令和元年 9月26日(木)

 10月が目前。学校の研修もこれからが本番ということで、早速、美馬市立岩倉小学校の研修を担当させていただいた。本学のスタジオと美馬市役所に設置されているサテライトスタジオ「つながルーム美馬」とをテレビ会議システムで結んで進めました。双方向で、なかなかいい雰囲気でした。

令和元年 9月14日(土)〜19日(木)

 「地域遺産・世界遺産の価値を伝え合い自他の文化理解を深めるESD授業モデルの開発」(科研費研究)の一環として、文化遺産とその保存に関する調査で台湾の嘉義市・台南市を中心に訪れました。阿里山森林鉄道、旧嘉義製材所、烏山頭ダム等など。台湾の近代化を成し遂げる基盤を築いた旧日本統治時代の文化遺産が大切に保存されていました。台湾に住んでいる人々の多様な考え方に触れることができました。私一人の訪問のために、多くの台湾の人々が力を貸してくださったことに感謝です。多くの友人もできました。

令和元年 8月31日(土)

 東北大学川内キャンパスで開かれた第27回日本グローバル教育会全国研究大会で発表しました。発表題目は、「文化遺産が有する多様な価値に着目した学習の必要性−臺灣世界遺産潛力點を取り上げて−」です。厳しい国際情勢の中で、世界遺産登録の可能性を探りつつ、教育にもとりいれている新北市の事例を挙げて、文化遺産を扱う日本の教育への示唆を得ようとしたものです。9月14日から、今年2回目の調査に今度は嘉義県を中心に訪問する予定です。

令和元年 8月20日(火)

 遠隔会議システムを使って、鳴門教育大学と阿南市を結んでの研修を担当した。阿南市小学校道徳部会から依頼で、「道徳科の授業改善と評価」というテーマでの研修だった。30名近くの先生方と、演習やグループ協議・発表などを織り交ぜ、距離感をあまり感じない形で行うことができたと思う。

令和元年 8月9日(金)

 徳島市立応神中学校で開かれた、「中学校道徳教育パンフレット『実践事例集』作成委員会」に出席しました。徳島県教育委員会から委嘱されたからです。来年度、徳島県の中学校全教員に配布される予定のパンフレットを作成します。いいものができるよう協力していきたいと思います。

令和元年 8月7日(水)

 神石高原町立油木小学校の校内研修に呼んでいただきました。今年度、3度目です。11月に開かれる研究会の指導案検討(道徳科)でした。朝8時40分から、午後4時くらいまで、8本の指導案を検討しました。研究会が成功することを祈っています。

令和元年 8月2日(金)

 愛媛県西条市立神戸小学校にお邪魔しました。旧知の教頭先生と学校間遠隔授業に使うWEB会議システムの打ち合わせや確認です。研究の助言をいろいろとしてもらっています。とある会社のシステムを1年間試用することができるようになったので、いい使い方を考えて、一緒に研究に活かしていきたいと思っています。学校では、みかん・いよかんジュースをいただきました。

令和元年 7月24日(水)

 三重大学教育学部で「社会授業研究」の授業をさせていただいた。非常勤で旧知の永田成文教授から依頼されてもう10年になるだろうか。今年は、3回生を中心に77名の学生と、第4学年社会科の「国際交流を進めている地域」の教材づくりと単元構成について考えていった。新教育課程での新単元となるところなので、フレッシュな気分で頭を使った楽しい時間だった。

令和元年 7月23日(火)

 徳島県立総合教育センターで行われた「道徳科授業づくり研修講座」を担当した。今年で担当6年目。9時45分から16時まで長時間だったが、35名の先生方と、楽しく演習を中心に進めていった。資料分析・発問構成・対比を意識した授業といったところだった。経験年数が多様なため、一つの講座ではなかなか個々のニーズに合わせるのは難しい。職能別の研修ができればよいと思う。

令和元年 7月13日(金)〜18日(木)

 科学研究費助成事業の助成を受け、今年度から3年間、『地域遺産・世界遺産の価値を伝え合い自他の文化理解を深めるESD授業モデルの開発』というテーマで研究を行うことになった。そのため台湾の新北市と台北市を訪ねた。新北市では、主として世界遺産級として文化部が選定している臺灣世界遺産潛力點の一つ、『淡水紅毛城と周辺歴史建築群』がどのように地域の人々に受け止められているか調査した。台北市では、台湾の文化遺産について記述している教科書及び教師用指導書の入手を行ったり、台湾の人々がどのように「自国」の歴史を認識しているか、様々な施設を訪ねて調べたりした。次回は、台中圏内を調査する予定。

令和元年 7月8日(木)

 美馬市立美馬中学校の授業研究会に呼んでいただいた。本学の現代教育課題総合コース院生3名を連れて授業参観と講話・演習を授業後行った。教科書教材の有効性と活用の仕方を中心にした講話と演習だったが、授業改善に是非、生かしてほしいと思う。中学校の目指している院生3名にとってもよい研修となったと思う。

令和元年 7月 4日(木)

 鳴門市立第一中学校で行われた鳴門市中学校教育研究会道徳部会の研修に呼んでいただいた。今年度から、道徳が教科化されたことを踏まえての研修だった。教材分析と発問構成について、「いじめ」を素材とした教材を使って、集まってくださった先生方と、演習しながら一緒に勉強させていただいた。新しい校舎で、新鮮な気持ちで、研修することができた。

令和元年 7月 1日(月)

 2年連続で広島県神石高原町立の校内研修に呼んでいただいている。今年2回目。今年度から文部科学省の「『道徳教育改善・充実』総合対策事業」の指定を受けている学校だ。発問構成と授業展開についての研修がかなり進んできた。今日は、新採用者の研修を兼ねてのものであったが、なかなか、落ち着いて授業できていた。今後が楽しみだ。17時くらいに学校を出て、尾道市内の小学校に行って研修の打ち合わせ(総合的な学習の時間)をすませ、教育委員さんと懇談した後に徳島へ戻った。午前1時を回っていた。

令和元年 6月21日(金)

 今年も、板野郡北島町から学校経営アドバイザーというお仕事をいただいた。午前中、北島南小学校の学校運営協議会に出席。今年度の学校経営方針、学校評価、研究等、丁寧に説明していただいた。より明確になった方向性で、いい学校経営ができているし今後も楽しみだ。落ち着いた温かい雰囲気の学校で、また来てみたいと思う気持ちが大きくなった。

令和元年 6月15日(土)〜16日(日)

 椙山女学園大学で開催された日本国際理解教育学会に参加した。今回は、「文化遺産の価値を相対化する地域遺産学習 −世界遺産と台湾の文化遺産との関係性から−」という題目で発表。世界遺産を頂点としたヒエラルキーが構築されないような授業の必要性を地域の文化遺産との関係性を踏まえて述べた。今後さらに深めていきたい。

令和元年 6月13日(木)

 鳴門市立黒崎小学校で会った鳴門市小学校教育研究会道徳部会の研修に呼んでいただいた。テーマは、「多様な学習指導の構想」。映像教材と教科書教材を使った、「現代的な諸課題」や「いじめ」についての発問構成や、問題解決的な学習について演習を交えながらお話させてただいた。熱い中だったけど、熱心な先生方と、内容のある勉強を一緒にすることができた。

令和元年 5月27日(月)〜5月31日(金)

 ベトナムを訪問しました。ホーチミン市にあるホーチミン日本人学校中学部と世界文化遺産「ホイアンの古い町並み」が主な訪問先でした。日本人学校では、英語科と国語科の授業を参観した後、校内研修や職員構成の現状や課題について、校長先生や教頭先生と話し合いました。ホイアンでは、世界文化遺産の保存や活用の現状と課題について調査しました。

令和元年 5月 9日(木)

 今年度初の校内研修。広島県神石高原町立油木小学校を訪れた。昨年度から、引き続き一緒に勉強させていただく。メンバーも新しくなったということで、道徳科の中心発問の設定とその前提条件について4つの資料を用いながら約2時間の演習をさせていただいた。それぞれの先生方の研修のスタートラインを、校内である程度そろえることができたのではないかと思う。私の担当は、今年度前半のあと2回。後半は、畿央大学大学院の島恒生先生だ。それまで、充実した研修となるよういっしょに頑張りたい。

平成31年 2月21日(木)〜22日(金)

 お茶の水女子大学附属小学校の第81回教育実際指導研究会に参加しました。毎年、ご招待いただき、参加するのが恒例となっています。今年も社会科の授業を中心に、岡田泰孝先生。佐藤孔美先生、岩坂尚史先生の授業を参観しました。子どもたちの考えを大切にした、心温まる授業でした。お昼は、いつもの通り社会科の教官室でいただきましたが、何と今年は、池野範男先生、馬居政幸先生、梶井貢先生、岡田了祐先生、吉村功太郎先生、小西正雄先生とご一緒して、社会科談義に花が咲きました。また、本ゼミ修了生の大分大学附属小学校に勤務している中山先生と再会でき、うれしくなつかしい時間を過ごせました。修了生の活躍は、励みになります。

平成31年 2月13日(水)

 国立教育政策研究所 教育課程研究指定事業(校種間連携)指定校の板野郡北島町立北島南小学校で開催された校種間連携協議会に出席しました。幼稚園と小学校の円滑な接続が、幼稚園・小学校のいずれにも資するよう交流や体験活動が重ねられています。一年間の取り組みについて報告を受けた後、今後の方向性やよりよいあり方について意見を述べさせていただきました。

平成31年 2月12日(火)

 徳島県教育委員会からの依頼で、徳島県道徳教育パワーアップ研究協議会で講演をさせていただきました。この協議会は、鳴門教育大学・徳島県立総合教育センター・美馬市役所・阿南市ひまわり会館をテレビ会議システムで結んで行われました。各会場には、徳島県内にある全ての小学校・特別支援学校各校から教員が1名以上参加されるという規模の大きいものでした。検定教科書を使った教材研究と授業づくりについてお話しさせていただきました。

平成31年 1月28日(月)

尾道市立長江小学校授業公開に院生4名を連れて参加しました。私も、今年を含めて長年関わっている学校です。院生と別れ、まずは、旧知の校長先生、角屋重樹先生、小山正孝先生にご挨拶。そして、今年、何度か校内研修で顔見知りになった6年生の教室へ行って、児童と担任の先生とに会い旧交を温めた後、各教室を参観。研究会終了後、院生の感想は、「小学校の授業のイメージがいい意味で崩れました。」、「ここまで、自分たちで授業を進められるとは驚きました。」ということだった。長江小学校のさらなる飛躍を期待したい。

平成31年 1月25日(金)

 兵庫県教育委員会「道徳の授業スキルアップ支援プログラム」ということで、洲本市立鳥飼小学校を訪問した。4年生と担任の先生が織りなすほのぼのとした授業を観せていただいた後、教材分析や授業構成について演習・講義をさせていただいた。淡路サンセットラインから見た夕日も、昨日に劣らず美しかった。

平成31年 1月24日(木)

 徳島県教育委員会「授業改善」推進校事業第3回授業研究会ということで、道徳の時間の研修に招聘していただいた。2年生の生徒の本音を随所に垣間見ることができ、私としても勉強になった。本学の副学長、他コースの教員、県教委の指導主事さん2名も同席してくださった。学校から見えた夕焼けも印象的だった。

平成30年12月27日(木)

 徳島県教育委員会小学校道徳教育パンレット「実践事例集」作成委員会に出席しました。今年、最後の出張です。板野郡北島町立北島南小学校で開催されました。県教委の指導主事さん、県の担当校長先生、実務担当者、実践者などとともに、来年4月に配布する冊子の検討をして、大体の目処がたちました。

平成30年12月6日(木)

美馬市立脇町中学校での校内研修(授業研究会:1年生「道徳の時間」)に呼んでいただきました。テレビ会議システムを利用したサテライト研修以来2度目ですが、この度は、直接、学校での研修でした。来年度から、中学校で実施される「特別の教科 道徳」で、「考え議論する道徳」のイメージを共有することが、主なねらいでした。私も、飛び込みで授業に参加させていただきました。

平成30年11月30日(火)

大学院授業教育実践フィールド研究の協力校、尾道市立長江小学校を、院生3名とともに訪れました。授業観察、学校概要・研究概要の講話、校内研修も兼ねた道徳科研究授業(私も6年生担任の先生とTTで参加)等、充実した一日となりました。さすが、長江小学校の子どもたちです。じっくり、落ち着いて深く考えることができます。1月の研究会には、さらに伸びていることと思います。楽しみです。

平成30年11月26日(月)
美馬市立美馬中学校の校内研修(授業研究会)におじゃましました。一年ぶりの訪問です。来年度から中学校で実施される道徳科の授業について、生徒同士が「考え、議論する」ために、多面的・多角的に見たり考えたりする必要性やその実際について、授業を通して一緒に考えさせていただきました。平成32年度に徳島県中学校道徳研究大会が、美馬中学校であるとのこと。研究のスタートということでの研修だったようです。今後が楽しみです。

平成30年11月19日(日)

 北島町立北島南小学校で開かれた。徳島県教育委員会小学校道徳教育パンレット「実践事例集」作成委員会に出席しました。来年度初めに、県内の全小学校教員に配布する「特別の教科 道徳」の実践事例を紹介したパンフレットの作成に対して、意見を述べることが仕事です。県教委の指導主事さん他、一緒に協力し合って作成を進めています。いいものができるようがんばります。

平成30年11月18日(日)

 専修大学神田キャンパスで開催された全国地理教育学会で、発表しました。発表題目は、「世界文化遺産における『顕著な普遍的価値』に関する生徒の理解と実践の方向性」でした。三重大学附属中学校で6月に行った授業の分析をもとにして、生徒の価値的知識の理解と価値観形成の関係性を考察し、授業モデル試案を示させていただきました。最終的には、カリキュラム試案まで仕上げたいと思っています。

平成30年11月8日(木)

鳴門教育大学から美馬市立穴吹小学校の遠隔校内研修の講師を、TV会議システムを利用して務めました。研修テーマは、「道徳科の評価と授業改善」。具体的教材の授業展開に沿いつつ、1時間の評価と授業改善、中・長期的な評価と授業改善について一緒に勉強させていただきました。限られた時間でしたが、お役に立てたならば幸いです。

平成30年10月28日(日)

 免許更新講習が鳴門教育大学で開講され、午前中、講師(道徳教育)を務めました。40名超の方々と一緒に勉強させていただきました。教科化の進む中での開講ということで、受講者の関心も高かったように思います。前半は、教科化の背景を、教育を担う学校と学校を取り巻く社会との関係から考えました。後半は、前半を受けて実際の授業のあり方について演習を交えながら考えていきました。

平成30年10月25日(木)

 広島県神石高原町立油木小学校教育研究会に呼んでいただきました。本年度3回目の訪問です。授業公開・研究発表・講評に続き、講演というプログラムでした。講演では、「人とのかかわりで育む道徳性−家庭で 学校で−」という演題で保護者及び教職員の方々に向けて話をさせていただきました。4月から、コツコツと研究会の準備を進め当日を迎えられた皆さんのご苦労と成果を同行した院生2人ともども実感することができました。

平成30年10月23日(火)

 文部科学省教育課程研究事業(幼小連携)指定校の板野郡北島南小学校で開催された校種間連携協議会に、文科省教育課程課教科調査官浅見哲也先生、幼児教育調査官河合優子先生、徳島文理大学准教授の川端惠子先生とともに指導・助言者として出席した。今年度から2年間、一緒に研究推進に関わらせていいただく。幼稚園児と6年生の交流活動と1年生の道徳科の授業を見せていただき、今後の方針等の検討を進めた。熱い授業や活動が、より花開くように一緒に学ばせていただこうと思う。

平成30年10月 4日(木)

 鳴門市立大麻中学校の校内研修に呼んでいただきました。道徳の時間・道徳科の評価の実際について、事例を挙げて一緒に勉強させていただきました。特に、多面的・多角的な考え方の成長をどのように評価していけばよいのかということに重点を置きました。もうすぐ研究発表会を迎えるということで、緊張感のある研修だったように思います。学校で出あったた生徒が、気持ちよく挨拶してくれたのが印象的でした。

平成30年 9月18日(火)
 本学と美馬市立脇町中学校をテレビ会議システムで結んだ遠隔校内研修の研修講師を務めさせていただきました。このような形での研修は今回初めてで、「道徳の授業改善と評価」が内容でした。直接の対面で研修ができるにこしたことはないのですが、地理的・時間的な事情等でそれが難しい場合、このような研修が手軽にできることも重要だと思いました。音声のタイムラグに多少不慣れなところもありましたが。進めていくうちに慣れてきました。また、学校同士で繋いでの研修や授業もできるなと思いました。内容に比して、もう少し時間的に余裕があったらという気もしましたが、次への課題とします。

平成30年 9月14日(金)

第2回徳島県小学校道徳教育パンフレット「実践事例集」作成委員会が板野郡北島町立北島南小学校であり、委員として参加しました。質の高い多様な指導方法の事例を県内の先生方に紹介するため、教材の選定や授業の流れを検討しました。いいものができるよう、努力していきたいと思います。

平成30年 8月27日(月)

 広島県神石高原町立油木小学校での校内研修に呼んでいただきました。午前9時30分から15時30分まで、研究会で公開予定の全学級の指導案検討(道徳科)を行いました。校内でも、事前によく検討されていましたが、研究会までまだ時間があるので、展開上の多様な選択肢や工夫について留意しながら詳細を詰めて、よりよいものに仕上げていくことができたらと思います。
 研究会が、楽しみです。

平成30年 8月26日(日)
 香川大学教育学部で8月25日(土)・26日(日)に、日本道徳性発達実践学会第18回香川大会が開催されました。都合で26日(日)しか参加できませんでしたが、学校だけでなく四国少年院での取り組みなど貴重な提案がなされた分科会で司会ができたことは、大変、自分自身の勉強にもなりました。

平成30年 8月22日(水)

 板野郡教育委員会連絡協議会からの依頼があり、北島町総合庁舎で行われた教育委員研修で講演させていただきました。演題は、「『特別の教科 道徳』の設置とこれからの道徳教育」です。道徳の時間が教科化された背景と、社会的問題や子どもの変容との関係性を考察した後、今、必要とされている「考え、議論する道徳」の事例を挙げながら、物事を多面的・多角的に考えるという意味とその重要性を確認しました。

平成30年 8月21日(火)

名古屋市教育センターから依頼された、同センター研究員の研修をさせていただきました。第4学年社会科の単元、「水はどこから」「ごみの処理と利用」「事故や事件からくらしを守る」で、多面的な思考を子どもたちがいかにできるようにしていくかということについて検討しました。 
 教育研究員には、一定の研究実績を持った教員を50名程度が選考され、その研究をさらに深めるために1年間継続的に研修に取り組むものだそうです。同センターの指導主事が毎週指導に当たるとともに、期間中に2週間程度、国内の大学や研究機関、さらには先進的な取り組みを進めている学校などを訪問して研修する機会が与えられています。この度は、敬愛大学向山行雄先生、早稲田大学藤井千春先生、筑波大学附属小学校梅澤真一先生と金野で、担当させていいただきました。
 研究員さんの成果が上がることを期待しています。

平成30年 8月20日(月)

 小松島市教育問題シンポジウムで基調講演とシンポジウムコーディネーターを務めさせていただきました。シンポジウムのテーマは、『子どもが輝くまちづくりを通して-豊かな心の育成-』、基調講演演題は、『人とのかかわりで育む豊かな心-情報・消費社会の中で-』でした。急速な情報・消費社会の進展があったからこそ生じた子どもたちを取り巻く社会的な問題と道徳性の関係について話題にしました。幼稚園・小学校・中学校・読書サークルの方々からは、貴重な提言をいただきました。

平成30年 8月 8日(水)

 徳島県教育委員会から、徳島県小学校道徳教育パンフレット「実践事例集」作成委員会の委員となるよう依頼があった。一昨年度、徳島県小学校道徳教育パンフレット作成委員をさせていただいたということでのご縁だと思う。県庁で第1回の委員会があったので出席した。他の委員の方々とおおよその内容など方向性の決定と、スケジュール等の確認をした。実践事例が必要ということで、今後、現場の先生方の協力を仰ぐことになるが、ともに学び貴重な機会をいただけたことに感謝している。

平成30年 8月 6日(月)

 徳島県立総合教育センターで『心に響く道徳授業づんり講座』を担当した。担当しだして今年で5年目になる。全部で4コマ、1日。「道徳科・道徳の時間における実践的な指導力の向上を図る」ということでの依頼だ。小学校・中学校・特別支援学校の先生方と、演習を交えながら、教材分析・発問構成、児童・生徒の反応を考えつつ、ねらいの達成に向けての授業構成について検討した。模擬授業的な演習は、いろいろな考えが出てきて考えるところが多く、私自身も勉強させていただいた。

平成30年 8月 3日(金)

 兵庫県洲本市教育センターで講座「道徳教育」を担当した。当初、市内の小・中学校の先生方25名の参加予定だったが、39名の参加があった。完全な希望研究だということなので、熱心な方々が多いなと実感した。研修中の演習にも積極的に参加してくださり、私自身も楽しく進めることができた。市が単独で教育センターを運営しているということを伺い、行政の力の入れようもよくわかった。

平成30年 7月18日(水)

 10年近く勤めさせていただいている三重大学教育学部の非常勤講師。今年も、1限「社会教材研究」の授業をさせていただいた。3年生社会科「スーパーマーケットではたらく人」の単元の売り上げを高めるための工夫について、90名少々の学生と考えた。共時的・通時的な定点・空間に関わる視点をどのようにしたら持つことができるか。また、その視点に基づいて観察したことをどのように関連づけていけばよいかということを演習を交えながら実体験してもらった。2限は、「社会科基礎」。20名少々の受講生中、3名の学生が行った小・中学校それぞれの国土単元の模擬授業を参観し、その評価を担当の先生と一緒にさせていただいた。いずれも、学部3年生だったが、しっかりしている。今後に期待したい。

平成30年 6月30日(金)〜7月1日(日)

日本道徳教育学会に参加した。道徳科の評価がたびたび議論の的になっていたが、まだまだ、明確でない部分があるようだ。特に、要録の評価と通知表の評価について、様々なレベルでうまく整理されていないということでの問題が大きいようだ。具体的な対応が迫られている中で、通知表については、校長の理解とリーダーシップが問われるように思う。

平成30年 6月29日(金)

 共同研究している「諸地域の世界遺産の伝達を通して異文化理解を深めるESD授業モデルの開発」の一環として、三重大学附属中学校(ユネスコスクール)で3年生4クラスの授業をした。「総合的な学習の時間」。テーマは、シンガポールの世界遺産。イギリスのKEW植物園を核とした19世紀後半から20世紀半ばにかけての大英帝国植物園ネットワークが果たした役割や、その中でのシンガポール植物園の位置づけ、世界文化遺産としてのシンガポール植物園との関係性についてがその内容だった。顕著な普遍的価値とそうでない価値の違いを具体的に理解できるよう願っている。

平成30年 6月20日(水)

 ご縁あって、神石郡神石高原町立油木小学校の校内研修に呼んでいただいた。鳴門から車で3時間ちょっと。中国山地の山間の小さな学校だが、児童はもちろん先生方もとても活気がある。3年生の授業(道徳科)をみせていただいたが、よく構想され子どもの発言も伸びやかでありつつ、指導も行き届いている。考えたり、確認したりするポイントとそのバリエーションを一度整理し確認すること、そして、先生方の工夫の積み重ねで、さらなる飛躍が期待できると思った。今後が、楽しみだ。

平成30年 6月15日(金)〜17日(日)

 第28回日本国際理解教育学会研究大会が、宮城教育大学で開催さ
れました。16日には、「シンガポールの『世界遺産教育』−MOEとNPBの思惑から−」という題目で発表しました。世界遺産だからこそ有している価値と世界遺産でも有している価値の違いを峻別して教育の俎上に載せる必要性を指摘しました。今後、さらに深めていきたいと考えています。

平成30年 6月13日(水)

 北島町教育委員会から北島南小学校学校運営協議会アドバイザーに任命していただいた。文字通り、コミュニティースクールである学校の運営に対するアドバイスをするのが仕事ということだ。この日は、第1回目の協議会には、委員さんの他に教育長さんも来られていた。学校経営方針等の説明を受け協議が進んでいった。私自身も、コミュニティースクールでの勤務経験があるので、有意義な協議会となるよう務めたい。

平成30年 5月22日(火)〜25日(金)

「諸地域の世界遺産の伝達を通して異文化理解を深めるESD授業モデルの開発」という共同研究をしています。その一環で、4日間ほど世界文化遺産「シンガポール植物園」を調査訪問しました。一昨年に続いて2度目です。今回は、イギリスのKew Gardenから来ているDirectorのDr.Nigel Taylor氏と世界文化遺産を取り巻く状況、シンガポール植物園が世界遺産一覧表に登録される前後の苦労、世界遺産を取り巻く教育などについて議論する機会を得ました。1時間ほどの予定が、いろいろと話しているうちに話が盛り上がり、結局2時間以上があっという間に過ぎていきました。シンガポール教育省が行っている世界遺産に関する教育とシンガポール植物園が行っている世界遺産に関する教育のスタンスの違いがわかり大変興味深いものでした。他の教育スタッフからも、実際に行っている小学生に対する教育の様子や現状を教えていただいたり、見せていただいたり、体験させていただいたりすることができました。貴重な4日間でした。

平成30年 5月17日(木)


徳島市立佐古小学校の校内研修に「道徳の指導と評価」ということで呼んでいただいた。1時間の授業展開の中で、どのような視点を持ち具体的に評価をしていけばよいか、そして、それを長期的な評価にどのようにつなげていけばよいか、演習を交えて2時間ほど35名の先生方と勉強させていただく機会を得ることができた。積極的で熱心な先生方との出会いに感謝!