帝京道徳教育研究会(TDK)第2回夏季道徳授業構想セミナーに参加しました。元文科省教科調査官赤堀博行先生が中心となって進められている研究会です。共感する部分があり、参加してみました。元ゼミ生のK先生も一緒です。教育「観」授業「観」がしっかりしていることの大切さが改めてよくわかりました。やはり、小手先の工夫がだめとはいわないませんが、れだけでは、だめなんですよね。
世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の調査をしています。科研費研究「世界遺産等の多元的な価値を伝え合い国際社会への参画意識を高めるESD授業の開発」の一環です。この度は、「荒船風穴」の調査です。明治38年(1905)から大正3年(1914)頃に造られた「荒船風穴」は、岩の隙間から吹き出す冷気を利用した蚕種(蚕の卵)の貯蔵施設で、冷蔵技術を活かし、当時年1回だった養蚕を複数回可能にしました。3基の風穴がありました。貯蔵能力は国内最大規模で、取引先は全国42道府県をはじめ朝鮮半島にも及んだそうです。