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令和6年2月22日(金)

 愛媛県西条市立西条小学校の「総合的な学習の時間」で授業させていただきました。1月に入って、学校の方で授業を進めていただいていました。先々週は、この学校と埼玉県上尾市立富士見小学校との遠隔交流授業をおこないました。先週は、この学校でH大学のN先生に授業をしてもらいました。そして今日です。「台湾電力の父」と呼ばれる松木幹一郎さんと縁の深い西条市。日本統治期の台湾と日本との関係を学習し、国際社会への参画意識を高める授業の試みです。今年度はひとまずここまで。来年度に続きます。校長先生・教頭先生・学年団の先生方には、いろいろとご協力いただき、大変ありがたかったです。久しぶりに小学校で授業しましたが、積極的な発言、面白いつぶやきによいしれました。

令和6年2月9日(金)

 北島南小学校を午前中訪ねました。学校運営協議会が開かれたからです。そのメンバーとして。今年、3回目。2時間近く、授業や子供たちの成果発表を参観した後、協議会がありました。落ち着いていて、いい雰囲気の学校です。

令和6年2月3日(土)

 富山大学であった「第40回価値判断力・意思決定力に育成する社会科授業研究会40回記念富山大会」に参加しました。広島での勤務時代、親しくさせていただい元富山大学の岡崎誠司先生の講演があって久しぶりにお目にかかりたかったことや、自分が今までやってきたことと随分、重なる内容が発表されるようだったからです。久しぶりに、社会科の話題にどっぷりとつかりました。楽しい一日でした。

令和6年2月1日(木)

 福山市立手城小学校を訪問。授業研ののち、協議と講話。2年間、通わせていただいたが、随分、子ども達や学校の雰囲気、授業もいい方向へと変わったと思います。これで、道徳の指定事業も終わったので、お役御免かと思っていましたが、来年度も、引き続き来て欲しいという要望をいただきました。ということで、この学校の指導は3年目に突入することになる予定です。来年度は、道徳と算数ということです、楽しみです。

令和6年1月24日(水)

 徳島県立城北高等学校の「総合的な探究の時間」の指導・助言で呼んでいただきました。SDGsの達成目標を念頭に、「教育」のグループ担当ということでの生徒に対するアドバイス的なことです。不登校・フェアトレード、ICTの普及と格差、経済格差等々、それぞれのグループが、問題意識を持ったテーマについての発表の時間でした。それぞれに、意義ある深みのある時間だったと思います。

令和5年12月14日(木)

 愛媛県西条市立西条小学校を訪問。今月から始まる埼玉県上尾市立富士見小学校との間の遠隔交流授業を行うことについてのお願いと、内容説明、今後の予定についての打ち合わせを行った。Y教頭先生のお取りはからいで、校長先生や該当学年の先生方にも快諾いただいた。ありがたいことだ。どうぞよろしくお願いいたします。いよいよ、日治時期に造られた台湾の文化遺産についての学習が始まります。

令和5年11月30日(木)

 北島町立北島南幼稚園・小学校の学校運営協議会に参加してきました。学校経営アドバイザーという立場です。まず、幼稚園、次に小学校の授業を参観してから協議に入りました。学校運営協議会が、効果的に機能することを願っています。

令和5年11月22日(水)

 広島県小学校道徳教育研究大会が福山市立手城小学校で開催されました。先日、同市であった広島県小学校国語の研究大会よりも参加者が多かったそうです。2年間、指導助言にあたってきた私も、驚きました。先生方の子供たちを信頼して授業に臨んでいる様子、子供たちの思考のつながりもあちこちで垣間見ることができ、大変よかったと思いました。先生方も、やってきてよかったということを何度もいってくださり、私も、四国から通ってきた甲斐があったなと実感しました。また、講演もさせていただいたのですが、好評だったようで、ほっとしました。閉会後は、場所を変えて職員の皆さんと一緒に反省会も兼ねた打ち上げでした。おいしく、楽しい時間を過ごすことができました。充実した一日でした。

令和5年11月9日(水)

 徳島県立城東高校では、総合的な探究の時間で、【住友商事】【理化学研究所神戸キャンパス】【神戸税関】【パソナグループ】【湧永製薬】【株式会社いろどり・上勝町NPO法人ひだまり】を生徒が希望別に訪ねること、その前後の学習を関連付けて進めて、自分と社会との関係について考える学習を進めてきました。【株式会社いろどり・上勝町NPO法人ひだまり】グループの生徒は、「持続可能な社会」のあり方につい、自分事として考えていくということに取り組んでいます。このグループは、小ゼミの現職教員がかかわりながら、授業を進めています。その成果発表会ということで、ポスターセッションを参観しました。

令和5年10月31日(火)

 埼玉県上尾市立富士見小学校で開催された上尾市教育委員会委嘱学習指導研究発表会に呼んでいただきました。これまで、2ヶ年にわたり、「取り入れ、見直し、改善する児童の育成−ICT環境の活用を中心として−」という研究テーマ」で、一緒に研究させていただ成果発表の会でもありました。コミュニケーションツールとしてICT環境をいかに活用するかということで、「対話」の重要性を意識した授業が工夫された研究でした。大会講演でも、その点を踏まえたお話をさせていただきました。

令和5年10月22日(日)

 福山市立手城小学校の校内研修に呼んでいただきました。11月22日(水)開催の広島県小学校道徳教育研究大会前、最後の訪問です。6年生の「ロレンゾの友達」という教材での授業でした。「対話」ということを意識した、よく考えられた授業でした。この調子で、さらに授業の質が高まっていくことを期待しています。

令和5年10月22日(日)

 大阪商業大学で開催された全国地理教育学会に参加しました。この度は、学会事務局からシンポジウムのコメンテーターを依頼されていました。テーマは、「地理教育・社会科教育と地政学及び政治的内容」でした。大きなテーマでコメントや質疑では、いろいろと気を遣いましたが、無事終わりました。多様な価値観が交錯する現代社会では、いろいろな見方・考え方が必要になるということでしょうが、授業の本旨を考慮する必要性はありますよね。

令和5年10月5日(木)

 広島県福山市立手城小学校の校内研修に行ってきました。2年生と4年生の授業の後、研究協議をしました。いただいた時間で、授業改善案の提案をするという演習をさせてもらいました。模擬授業っぽく職員の方に授業を再現してもらいながら、ストップモーションで授業を止めて、その場で課題のあった部分の改善を考えていくという形でした。研究会までで残り1回の訪問となりました。

令和5年9月17日(日)

 世界遺産「エディンバラの旧市街と新市街」を調査訪問。都市計画の最高傑作!といわれているが、それだけのことはある。ロンドンとはまた違った色、雰囲気が伝わってくる。ここはスコットランドだという主張があるようだ。ここも、世界文化遺産なのだが、そのアピールはこれっぽっちもない。「文化」は、内向き、「文明」は外向きということが端的に感じられる。これも、自文化についての自信のありようなのだろう。スコットランドという「ナショナル」な価値を大事にしているということのようだ。

令和5年9月14日(金)

 世界文化遺産Royal Botanic Gardens, Kew、通称Kew Gardensを訪問。Kew Gardensの調査とここのHead of Learning and ParticipationのJ.W.女史とのミーティングに臨む。Kew Gardensが独自に行っている教育の内容やその考え方についていろいろと話し合った。ここには世界文化遺産に関する表示や説明は一切ない。イギリス的なナショナルな価値最優先という感じ。科研費研究「世界遺産等の多元的な価値を伝え合い国際社会への参画意識を高めるESD授業の開発」での一環だったが、まさに、文化遺産が有する多様な価値を実感できた。今後、調査内容はまとめていきたい。

令和5年9月13日(木)

 9月11日に出国し、まず、ロンドン5日ほど滞在予定。科研費研究「世界遺産等の多元的な価値を伝え合い国際社会への参画意識を高めるESD授業の開発」に関する調査が目的だ。まずは、紀元前約3000〜2500年頃に建てられたと言われている巨石の遺跡・世界文化遺産ストーンヘンジへ向かった。遺跡の内容はともあれ、世界遺産だということやユネスコ関係の文言は、あるにはあるが、ほとんど目立たない。最も目立っているのは、ENGLISH HERITAGEだということ。このあたりから、既に、ユネスコのお墨付きをもらおうとする某国とは大きな違いだ。

令和5年9月8日(金)

 左写真は、徳之島の最西端は犬田布岬です。「戦艦大和を旗艦とする艦隊戦士慰霊塔」があります。戦艦大和は坊ノ岬沖で沈没したはずですが、この慰霊塔が建てられた当時は、もっと南に沈没したと思われていたようです。右写真は、徳之島陸軍浅間飛行場滑走路跡です。現在は、道路として使われています。いろんな史跡や文化遺産が徳之島にもあります。

令和5年9月7日(木)

 科研費研究「地域活性化に向けた観光まちづくりを考える地理を核としたESD授業の開発」の共同研究者として、鹿児島県立徳之島高等学校へ行って授業をしてきました。台湾の阿里山森林鉄道を活用した観光について、高校生と勉強してきたということです。行くのに一日、帰るのに一日6回も飛行機に乗りました。美しい風景や歴史的遺産の調査も、空いた時間で目一杯できました。

令和5年8月26(土)

 全国地理教育学会の例会が、杉並区高井戸地域区民センターであった。途中、渋谷で山手線から井の頭線に乗り換えたけど、渋谷駅の変化に驚いた。一応、この学会の評議員だし、11月の研究大会では、シンポジウムのコメンテーターを依頼されているので、顔を出しておいた方がいいかなという思いもあった。テーマは、【社会教育としての地理教育の実践とその意義】だった。「防災」や「ブラタモリ」的な方向からの実践が多かったような印象だった。

令和5年8月24(木)

 1月開催の県大会(道徳)で行う授業指導案の検討を行ったけど、その修正案の検討ということで。当然ながら、完璧というわけには行かない。それに指導案ができたからといって、その通りに授業は流れない。まだ、少し時間があるので、何度も見直しも必要。その度に、前進、そういう楽しみややりがいを感じてもらえたらと思う。

令和5年8月21(月)

 埼玉県上尾市の富士見小学校校内研修に呼んでいただいた。研究主題に基づいた模擬授業4本(国語科と社会科)とその後の協議・講話ということだった。指導案は見ていたので、どんな授業になるか、善し悪しの予想はついていた。そこで事前に、授業改善の方向性については、話す内容を考えていたのだが、空港について研修開始まで時間の余裕が2時間少々できたので、空港のラウンジで、あらためて話す内容を考え直し、配付資料やプレゼンの内容も作り直した。目先のことではなく、研究会を目指して根本的なことから再確認した方がいいと思い直したからだ。結果的に、それでよかったと思う。

令和5年8月8(火)

 午前9時から正午まで、午前中いっぱい、広島県福山市立手城小学校の校内研修に呼んでいただきました。8学級分の指導案検討です。各学年ごとに、事前に改善点を指摘しておいた内容の修正確認を進めていきました。11月の広島県小学校道徳教育研究大会に向けて、みなさんがんばっておられます。よい成果が出るよう期待しています。

令和5年8月5(土)

 鳴門社会科教育学会が開催されました。自由研究発表がおわり、理事会・総会を挟んで、大会記念講演は、長く鳴門教育大学附属小学校に勤められていた元論田小学校校長・現鳴門教育大学附属小学校教諭(再任用)の稲井智義先生ご講演が続きました。私とは別世界のきらびやかな世界を歩いてこられて稲井先生の来歴をうかがうことかでき、共通する点や異なる点を自分自身と対照しながら、自分自身を振り返ることが出来ました。今後とも、ご指導ご鞭撻を賜りたいと思っています。ありがとうございました。総会で、来年度4月から、鳴門社会科教育学会の副会長ということで承認されました。驚きです。今後ともよろしくお願い申し上げます。

令和5年7月6(木)

 埼玉県上尾市立富士見小学校の校内研修に呼んでいただきました。今年度、初めての訪問です。2年目のかかわりとなります。「取り入れ・見直し・改善する児童の育成-ICT環境の活用を中心として-」という研究主題で、10月に研究発表会を開催する予定です。今日は、1年生国語科の授業とそれに基づいての協議、指導講話ということでした。一年生は、とてもかわいいかったです。三角ロジックを意識することと思考ツールを活用すること、ICTを活用することとを両輪として、授業改善を行っています。10月の研究発表会が楽しみです。

令和5年6月16(金)

 昨年度から指導助言に入っている広島県福山市立手城小学校に、小ゼミ出身の埼玉県上尾市立富士見小学校のK先生を招いて道徳科模範授業「のりづけされた詩」をしていただきました。その後、協議・講話と進みました。体育館授業で参観者が多い中、子ども達は落ち着いて真剣に考えていました。初対面である子どもたちに対しての飛び込み授業でしたが、流石、K先生らしい味のある授業でした。若い先生に対する授業への参考になれば幸いです。K先生、ありがとうございました。

令和5年6月 6(火)〜12(月)

 1週間の予定で、台湾へ出張に行ってきました。科研費研究「世界遺産等の多元的な価値を伝え合い国際社会への参画意識を高めるESD授業の開発」の一環です。台湾には、国際情勢の中、国際連合やユネスコに加盟できていないため、人類共通の世界遺産について、一覧表への登録どころか、申請する権利もありません。しかし、独自に潜在的世界遺産ということで、18の物件を示して、遺産の保存・継承に努めています。その中には、日本統治時代につくられた近代的文化遺産も多数入っています。今回の調査の中心は、その内、教育課程に「阿里山森林鉄道」位置づけて、学習を深めている国立嘉義大学附属実験学校と嘉義市立林森小学校を訪ねることでした。授業を参観させていただいたり、先生方と協議させていただいたりして、学習の高まりを実感しました。子どもたちが、嘉義市や台湾の将来を真剣に考えている姿が印象に残りました。他にも、嘉義県東石郷副瀬村にある「台湾で神様になった日本人」を祀っている富安宮や戦前反映し東洋一の製材所といわれた嘉義製材所跡、阿里山森林鉄道などを実際に訪ねたり、地域の人々のお話を伺ったりすることができました。

令和5年6月 2(日)

 初めて一般社団法人からの依頼で、創立10年の記念講演をさせていただきました。「台湾世界遺産登録応援会」という団体です。世界に向かって、台湾の世界遺産候補地について 広く知らしめ、多くの賛同者を募り、候補地がいずれ登録されるよう、関係諸機関に対し推薦運動を行っているいうことです。教育関係者以外を相手とした初めての講演でしたが、ニュートラルな立場で、台湾の行政院文化部が登録している潜在的世界遺産を扱った台湾の学校教育の内容と目的を中心にお話しさせていた来ました。台湾と日本とをZoomで繋いだ国際的な会でしたが、私自身も楽しくお話しさせていただくことがきました。「学習会」を敢えて「楽習会」と表現するなど、しゃれた会でした。

令和5年5月18(木)

 今年度、早くも2回目の訪問です。5年生道徳科:教材「落とし物」を用いての研究授業でした。子ども同士の発言のつながりがかなり見られ、研修の積み重ねが成果に表れているようです。子どもたちの「かかわり」の中で深まる思考を一層大切にして、今後の研修にも臨むことを確認できました。

令和5年5月12(金)

 埼玉県上尾市の「魅力ある学校づくり学習指導」の研究指定校である上尾市立富士見小学校を訪ねました。昨年度、算数科・国語科の授業研究に参加しましたが、そこでの課題、今年度の研究の方向性の確認、研究の売りを授業の中で、研究会でどのように発信していくか検討しました。研究大会も10月31日と決まりました。

令和5年5月10(水)

 大会主題「自己の生き方に向き合い、共によりよく生きる児童を育む道徳教育」ということで、11月22日に広島県小学校道徳教育研究大会(福山大会)の日程も決まりました。スケジュール感を一層もって。研修に参加していきたいと思います。今年度初めての校内研修。昨年度より通っている福山市立手城小学校です。2年生の道徳、教材は「子だぬき ポン」(正直)が内容項目でした。発問構成等、昨年度の研修が生かされており、先生方の工夫があちこちで見られました。 

令和5年4月22(金)

 昨日に引き続きの調査で絹織物でかつて栄えた桐生市を訪ねました。市街地に残るノコギリ型屋根の絹織物工場や旧工場跡がどのようになっているか、地図を片手に一軒一軒調べてまわりました。日本遺産「かかあ天下 −ぐんまの絹物語−」に登録されたこを活用して街興しを図ろうとしていることは理解できましたが、同時に、街の活性化にはまだまだ距離があるとも感じました。

令和5年4月21(金)

 科研費研究「世界遺産等の多元的な価値を伝え合い国際社会への参画意識を高めるESD授業の開発」の調査で、群馬県立歴史博物館を訪ねました。養蚕業や絹遺産群の文献を得たり、当時の様子を調べることができました。

令和5年3月13(月)〜14日(火)

 科研費研究「世界遺産等の多元的な価値を伝え合い国際社会への参画意識を高めるESD授業の開発」の調査で、群馬県藤岡市、神奈川県横浜市を訪ねました。藤岡市では、市教育委員会の文化財保護課世界遺産係の方から、以前から依頼していた高山社跡のデジタルルサイネージデータを貸与していただきました。これで、教材作りが進みそうです。その後、高山社にいったのですが、予定されていた発掘作業は始まったのですが、雨でしばらくすると中止になってしまい残念でした。横浜市では、浜開港資料館と横浜税関資料展示室を訪ね、今後収集すべき文献の確認をしました。

令和5年3月12(日)

 埼玉県越谷市の文教大学で、校種を問わず, 社会系諸教科と家庭科,特活なども懇話の対象とし, それと関わる学級経営等教育全般を懇話の対象とする「第1回 社会・生活系教科開発実践懇話会」が開催されました。演題は、「『かかわり』を広げて『なる』教師−社会科教育を基盤とした経験と出会いの広がりから−」でした。ありがたいことに、この会での講演を伊藤裕康教授から依頼されました。学部生を中心に、現場の先生方、開催大学はもちろん、他大学の先生方や院生も参加してくださっていました。埼玉県教委から1年間派遣された現職の先生の研究発表でもあり、盛会でした。

令和5年2月20(月)

 埼玉県上尾市立富士見小学校の校内研修に招いていただきました。
第1学年国語の授業を参観した後、協議、講話と進みました。内容としては、三角ロジックをはじめとした思考ツールをどのように生かしていくかということでした。教師や子どもが、その必要性や有用性を自覚できないと、無理に使おうとしてもうまくいかないということはよくいわれています。子どもたちが何かを思考する際の見方・考え方を助けるツールとして、授業構成そのものを検討していく大切さがよくわかりました。

令和5年2月19(日)

 科研費研究「世界遺産等の多元的な価値を伝え合い国際社会への参画意識を高めるESD授業の開発」のための調査で桐生市を訪ねました。赤城型住宅。水道山記念館。日本織物株式会社発電所跡及び煉瓦積み遺稿他、一日かけてまわりました。市の規模にしては、立派な古い洋館が多いことには驚かされます。かつて絹織物のもたらした財力あってのものでしょう。「我が国の軍艦は絹でできている」という名言にも、納得です。

令和5年2月10(金)

 徳島県板野郡北島町立北島南小学校の学校運営協議会に参加しました。この学校はコミュニースクールで、学校経営アドバイザーとしての役割からです。一年間を通して、子どもたちが落ち着い学習環境の中で、のびのびと、しかも、活発に学習している姿がいつも印象的です。一年間のまとめの学校運営協議会でしたが、よい一年が締めくくれそうです。

令和5年2月9日(木)

 広島県福山市東中学校区小中一貫教育推進委員会での福山市立手城小学校授業公開(道徳科)に招いていただきました。全学年の授業参観の後、全体会で研究内容の説明、分科会(事後協議)、講評・講演と続きました。講評と講演では、この一年間のまとめと次年度の取り組みの方向性についてお話しさせていただきました。「対話」について、昨今いろいろと話題になりますが、自己内対話の重要性を意識していくことは忘れてはならないと改めて思いました。

令和4年11月27日(日)

 科研費研究「世界遺産等の多元的な価値を伝え合い国際社会への参画意識を高めるESD授業の開発」のための調査で、横浜市のシルク博物館とその周辺の調査に行ってきました。1859年(安政6年)、横浜が開港。イギリス系企業のジャーディン・マセソン商会上海支店にいたウイリァム・ケスウィックは、開港と同時に帆船で横浜に来航し、ジャーディン・マセソン商会横浜支店を設立して貿易を開始しました。これが、日本に進出した外資系企業の第1号といわれています。その場所が、外国人居留地の一番地で、 住民からは「英一番館」の通称で知られています、そこに、シルク博物館は建てられました。当時の輸出品で最も重要だったもの、わかりますよね。

令和4年11月26日(土)

 新宿区立戸塚第一小学校であった日本道徳科教育学会に参加してきました。小ゼミ出身で、この3月に修了したK先生が発表するということと、自身の研鑽のための参加です。実践の工夫が内容となる発表が多い中、学問的バックボーンに裏付けられた発表は、他との違いが際立っており、堂々としたものでした。文科省の前調査官や現調査官、その他、お歴々が集う中、なかなかいい時間だったと思います。今後のさらなる飛躍に期待しています。

令和4年11月21日(月)

 福山市立手城小学校の校内研修に呼んでいただきました。まず、5年生の研究授業(道徳科)です。その後、協議会。今年、参加した4回目の研修ですが、そろそろ、基礎基本から離陸して、来年度の県大会に備えての内容にしていきたいと思っています。全体での講話が終わったら、3学期にある公開授業の指導案検討(全学年分)を行いました。結構内容が密な一日でしたが、効率的に過ごせたと思います。今後のさらなる向上を期待しています。

令和4年11月16日(水)

 板野郡北島町立北島南小学校に呼んでいただきました。ここ数年間、コミュニティースクールであるこの学校の学校経営アドバイザーをしています。この日は、学校運営協議会が開催されたためです。参観日でもあり、まずは、授業参観、その後、学校の様子や学校経営について、説明を受けました。そして、今後に向けての取り組みの確認を行いました。子どもたちの笑顔か印象的な時間を過ごすことができました。

令和4年11月8日(火)

 科研費研究「世界遺産等の多元的な価値を伝え合い国際社会への参画意識を高めるESD授業の開発」のための調査で、群馬県の藤岡市を訪ねた。まず、藤岡歴史館。藤岡市教育委員会文化財保護課世界遺産係のA氏から聞き取り。そして、世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」で登録されている「高山社跡」へ。ここは、今年2度目の訪問。高山社解説員のO氏と面談。事前に、連絡を取り合っていたおかげで、スムーズに調査できた。今後の協力も確認でき、充実した調査となった。

令和4年11月7日(月)

 上尾市立富士見小学校の校内研修に呼んでいただいた。「取り入れ、見直し、改善する児童の育成」を目指した5年生算数の授業。研究主題を意識した提案的授業で好感が持てた。教科を問わずロジックの質を高めるということに取り組んでいるが、今後の発展だ楽しみだ。来年度は研究大会を開催するそうで、大会講演の依頼も受けた。職員の皆さんと一緒に学んでいきたい。

令和4年11月6日(日)

 専修大学神田キャンパスで開催された全国地理教育学会に参加した。久々の対面学会の実施で、知的好奇心も高まった。懐かしい先生方とも、ご挨拶できてよかった。編著者として、地歴連携教育の本の出版話も持ち上がり、今後の展開が楽しみです。

令和4年10月25日(木)

  徳島県中学校道徳教育研究大会ということで、指導助言者として呼んでいただいた。事前の研修等。コロナ禍で十分できなかったが、無事対面開催できたことはよかった。協議時間がもう少しあれば深まったこともあるのだけど、時節柄、仕方ないです。子どもたちの明るさに、感謝。

令和4年10月20日(木)

 徳島市立国府小学校の校内研修に呼んでいただいた。道徳科の研修だ。ここは、来年度、徳島県小学校道徳教育研究大会、再来年度、全国小学校道徳教育研究大会の開催校となる予定の学校。児童数700名を超える規模で、一つの方向に向かって研究するのは、大変だとは思うけど、組織的に方向性を一にして、効果的な研修を重ねていきたいと思う。またの訪問を期待されていたようなので、コツコツと、進めていきたい。

令和4年9月29日(金)

 今年度から始まった科研費研究「観光資源の再発見・再認識を基に地域活性化を考え合う地理ESD授業の開発」の共同研究者として、鹿児島県立徳之島高等学校の生徒約100名に対して、総合的な探究の時間で遠隔授業を行いました。本日の教材は、「観光資源として活用される台湾の潜在的世界遺産−新北市淡水の紅毛城及びその周辺の歴史的建造物群−」でした。学習課題は、「淡水は、なぜ、東洋のベニスといわれるようになったのか?」でした。某局のTV番組「ブラタモリ」風に楽しく授業させていただきました。来年度は、現地で対面授業を行う予定です。

令和4年8月28日(金)

 徳島県教育委員会から令和4年度「徳島県道徳教育研修会支援事業」の講師としての委嘱状が来ました。毎年、やらせてもらっていることですが、現場の先生方と新たな学びができるよう努力したいと思います。

令和4年8月27日(水)

 帝京道徳教育研究会(TDK)第2回夏季道徳授業構想セミナーに参加しました。元文科省教科調査官赤堀博行先生が中心となって進められている研究会です。共感する部分があり、参加してみました。元ゼミ生のK先生も一緒です。教育「観」授業「観」がしっかりしていることの大切さが改めてよくわかりました。やはり、小手先の工夫がだめとはいわないませんが、れだけでは、だめなんですよね。


令和4年8月26日(火)

 世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の調査をしています。科研費研究「世界遺産等の多元的な価値を伝え合い国際社会への参画意識を高めるESD授業の開発」の一環です。この度は、「荒船風穴」の調査です。明治38年(1905)から大正3年(1914)頃に造られた「荒船風穴」は、岩の隙間から吹き出す冷気を利用した蚕種(蚕の卵)の貯蔵施設で、冷蔵技術を活かし、当時年1回だった養蚕を複数回可能にしました。3基の風穴がありました。貯蔵能力は国内最大規模で、取引先は全国42道府県をはじめ朝鮮半島にも及んだそうです。


令和4年8月23日(火)

 吉備国際大学順正記念館で、昨年度に引き続き、俗称「桃太郎の会」という「提案する社会科」の研究会が開かれました。コロナ禍のため「提案する社会科」と関わりの深いごく初期のメンバーだけでの開催となりましたが、社会科の現状や今後について、熱い議論がなされました。私も、「探究全盛時代における『提案』の意義」という題目で発表させていただきました。このところ、依頼のあった「第55回徳島県小中連合道徳教育研修会」での講演や、徳島県中学校道徳教育研究大会(小松島南大会)課題別原稿検討会等の指導・助言が、コロナ禍による会の開催中止に伴いできなくなりました。早く、通常に戻りたいものです。

令和4年8月6日(土)

 同志社大学で、対面開催の予定だった「第29回日本グローバル教育学会全国研究大会」ですが、遠隔での開催に変更となりました。久しぶりの京都訪問と対面での発表を楽しみにしていたのですが、残念です。気を取り直して、「地域遺産・世界遺産の価値を伝え合い自他の文化理解を深めるESD授業の開発−遠隔授業による世界文化遺産と世界遺産ではない文化遺産の対照を通して−」という題目で発表しました。これは、昨年度までの3年間の科研費研究のまとめを発表したものです。また、文書にしたいと考えています。

令和4年7月7日(木)

 午後、福山市立手城小学校の校内研修に招いていただきました。今年度3回目間研修です。道徳科で典型的な低学年・中学年・高学年の教材を各1つずつ選び、教材の特性に応じた発問構成と発問間の関係性について、演習を交えながらお話しさせていただきました。皆さん、演習にもずいぶん慣れてきたように思います。今後の授業改善が期待できます。

令和4年6月30日(木)

 午後、福山市立手城小学校の校内研修に招いていただきました。今回は、Zoomで講話(演習含む)をさせていただきました。距離感をあまり感じない、活発な対話で進む研修になり、やってよかったと思いました。次回は、対面で7月7日に授業研究会の予定です。

令和4年6月29日(水)

 午前中、北島町立北島南小学校へ行ってきました。今年、教科書編集を除き、2つめの兼業です。学校経営アドバイザーとしてコミュニティー・スクールである同校の学校運営協議会へ出席しました。コロナ禍にあったということで、2年ぶりの開催でした。私ともう一方以外は、新しいメンバーでの出発でした。

令和4年6月24日(金)

  小松島南中学校の校内研修に呼んでいただきました。今年度の徳島県中学校道徳研究大会の開催校です。昨年度に引き続き3回目の研修でした。回を重ねるごとに、子ども達と先生達のかかわりのよさが磨かれていくのが分かります。院生3名を連れて行きましたが、よい勉強になりました。

令和4年6月13日(月)

  埼玉県上尾市立富士見小学校の校内研修に呼んでいただきました。上尾市の『学校課題研究』の指定事業で「取り入れ、見直し、改善する児童の育成−ICT機器の活用を中心として−」をテーマとしての研究とのこと。研究の意図や主旨を確認しながら、学校全体で共通理解しておくことや、焦点化・重点化すべきことなど、その方向性についてお話しさせていただきました。次回は、具体的な取り組みの方向性についての話題になると思います。今後が楽しみです。

令和4年6月3日(金)

  広島県福山市立手城小学校の校内研修に呼んでいただきました。6年生の道徳科授業「ブランコ乗りとピエロ」を参観した後、協議、講話、質疑という流れです。テンポのよい授業で、子供たちの自然に話し合う姿に好感が持てました。来年度、ここは広島県の小学校道徳教育研究大会の開催校です。2年間通う予定です。これからの変化が期待できました。楽しみです。

令和4年5月12日(木)

 埼玉県越谷市にある文教大学を訪ねました。伊藤裕康先生のゼミ(学部3年生社会科教育ゼミ)で、社会科教育のこと、教師という仕事のこと、研修のこと、日本人学校のこと、大学院での学びのこと等、お話しさせていただきました。みんな、教師として自分の将来のことを真剣に考えている様子が窺われました。フレッシュな気分になった一日でした。

令和4年4月25日(月)

 教科書関係を除き、令和4年度初の公的な兼業として鳴門市教育委員会から、鳴門市社会人権教育講師の移植を受けました。すべとの人々の基本的人権が尊重される社会の実現に向け、人権文化の創造を図る人権教育の推進に、鳴門市は取り組んでいるそうです。微力ではありますが、可能な範囲でその充実に協力していきたいと考えています。


令和4年4月17日(土)

 鳴門教育大学附属小学校で久しぶりに「社会科を語る会」が開かれたので参加しました。この会は、徳島県内の小学校社会科教育をリードする現場の先生方が、月に一度、主体的に集まって研修する場となっています。私も鳴門教育大学に赴任したときから声をかけていただいており、一緒に勉強させていただいています。コロナ禍でしばらく開くことができていませんでした。今年度の、研修方針や予定を確認した後、その具体がイメージできるよう実践例が紹介されました。今後の展開が楽しみです。


令和4年4月1日(金)


 鳴門教育大学大学院学校教育研究科 (修士課程) 人間教育専攻 現代教育課題総合コースは、4月1日より、新たに以下のコー

スとして再出発しました。


鳴門教育大学大学院学校教育研究科 (専門職学位課程) 高度

学校教育実践専攻 教科・総合系 教育探究総合コース


■教育について大学院でしかできない「研究」と現場でしかできな

 い「実践」を「総合」し「探究」します

■全ての人がステークホルダーとして「包摂」され「参画」して

 いく教育を目指します

■「研究」や「実践」のテーマを決めるのはあなた!

 

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。