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「標準化セミナー」

令和7年11月10日(月)

令和7年度経済産業省委託事業の一環として、「子どもの安全と標準化のタネ~もっと安全で便利なくらしについて考えよう!~」 標準化セミナーを家庭経営学概論の授業で実施しました。

セミナー前半は、NACS<(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会>の先生から「標準化とは何か・標準化の役割」 について講義していただきました。
私たちの暮らしの中で、身の回りにある製品の使いやすさの向上や品質・性能を保つこと、 また危険な事故や危害の防止などにも標準化が役立っていることを分かりやすく解説していただきました。

後半は、グループワーク「標準化のタネを探してみましょう!~子どもの身の回りに潜む危険~」が行われました。
参加学生はグループに分かれて、身の回りの危険・危険への対処法についてのアイデアを付箋に書き出し、内容を整理して模造紙にまとめ、 グループ毎に発表を行いました。

受講者からは、以下のような意見が寄せられました。
・子どもの身の回りの危険について考えて、私も保育の内容を勉強しているのでもっと調べたいと思いました。
・私は標準化についてあまり知らなくて、特に消火栓のネジなどのサイズが自治体により異なっていたということにとても驚きました。
・標準化について考えるきっかけになった。自分が子どもの時を振り返ると、身の回りには思った以上に危険があった。すぐに標準化されることは難しいが、一刻も早く減って欲しい。
・日常の中で何となく使っていたものも工夫されて標準化されていることを初めて知りました。 これから子どもたちを教育する立場になる者として、子どもたち自身の危険や学校内の危険を予期して、気にかけたり標準化できるものはしたいと思いました。