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四国連携教職課程授業「持続可能な生活づくり」

令和7年9月13日(土)・14日(日)

今年は鳴門教育大学、高知大学、香川大学、3大学の家庭科教育コースの学生が集まってフィールドワークを行いました。

集落に着いてすぐに地産品による手作りランチをいただきました。
野菜がたっぷりの本当に健康的なメニューで美味しかったです。

その後、西阿波地区猿飼集落で受け継がれる農業の様子と、そのための道具、その使い方など、様々な工夫と知恵を教えていただきました。
事前に、ドキュメンタリー番組で見てはいたのですが、実際に行ってみたら、本当に急な斜面でした。
収穫したお芋が、下まで転がって落ちてしまうともしばしばだそうです。
機械が使えない環境でも、様々な工夫をすることで、多彩な作物が育てられていました。

皆で、お亥の子さんという農作物の豊作と子孫繁栄を願って行われる伝統行事も体験しました。

その後、4つの家庭に分かれて一泊のホームステイをしました。

食用藍の栽培、ジビエ料理、古来種の雑穀栽培、新しい作物の栽培とレシピ開発などに力を入れているご家庭に受け入れていただきました。

学生さん達は、周囲の散策、染め物、収穫、調理など、様々な経験をさせていただきました。

大量生産、大量消費とは違う生活を体験させていただきました。山あいの素晴らしい自然環境は本当に気持ちよかったです。
また、それぞれのご家庭の様子をうかがい、自分で暮らしを作ること、それは確かな充実感や誇りになっていることを感じました。