令和6年度経済産業省委託事業の一環として、「子どもの安全と標準化のタネ~もっと安全で便利なくらしについて考えよう!~」 標準化セミナーを家庭経営学概論の授業で実施しました。
セミナー前半は、NACS<(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会>の先生から「標準化とは何か・標準化の役割」
について講義していただきました。
私たちの暮らしの中で、身の回りにある製品の使いやすさの向上や品質・性能を保つこと、
また危険な事故や危害の防止などにも標準化が役立っていることを分かりやすく解説していただきました。
後半は、グループワーク「標準化のタネを探してみましょう!~子どもの身の回りに潜む危険~」が行われました。
参加学生はグループに分かれて、身の回りの危険・危険への対処法についてのアイデアを付箋に書き出し、内容を整理して模造紙にまとめ、
グループ毎に発表を行いました。
受講者からは、以下のような意見が寄せられました。
・考えてみると身の回りにひそむ危険は多いなと思いました。
自分の身や大切な人の身を守るためにも標準化が進んでいくといいなと思います。
・少しの対策で1人の命を救うことを実感する授業でした。
家の中には改善点がたくさんあると思うので、少しずつ改良していきたい。
・標準化という言葉を知りませんでしたが、標準化のおかげで生活しやすくなっていることがわかりました。
最後に聞いたピアスのことなどは自分にとって身近なことなので、ぜひ標準化されてほしいなと思います。
・まだまだ日本は世界各国と比べると遅れているし、課題がたくさんあるなと思いました。


