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「標準化セミナー」

令和3年11月10日(水)

令和3年度経済産業省委託事業の一環として、「子どもの安全と標準化のタネ~もっと安全で便利なくらしについて考えよう!~」 標準化セミナーを消費生活論の授業で実施しました。

セミナー前半は、NACS<(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会>の松井美穂先生から「標準化とは何か・標準化の役割」 について講義していただきました。
私たちの暮らしの中で、身の回りにある製品の使いやすさの向上や品質・性能を保つこと、 また危険な事故や危害の防止などにも標準化が役立っていることが分かりやすく解説されました。

後半は、グループワーク「標準化のタネを探してみましょう!~子どもの身の回りに潜む危険~」が行われました。
参加学生はグループに分かれて、身の回りの危険・危険への対処法についてのアイデアを付箋に書き出し、内容を整理して模造紙にまとめました。
最後には、グループ毎に標準化を求めるものについて発表を行いました。
温度(IHコンロ、アイロン等)の視覚化や、充電器の形状、ゲーム・スマホ規制機能、金属などについて標準化の提案が出されました。

子どもの安全と標準化について、また消費者団体の役割についても、実感を持って深めることができました。

受講者からは、以下のような意見が寄せられました。
・意外と標準化するとよいことも多く、標準化ということがもっと広がればよいと思った。 このセミナーで標準化ということを考えるきっかけが生まれた。
・今まで身の回りの危険について深く考えたことはなく、誰かがどうにかしてくれるだろうと思っていたが、 今日の授業で自分の声でも危険を減らすことは可能だと分かり、積極的に取り組みたいと思った。
・標準化について聞いて、言われてみればそうだなと思うことがたくさんあった。 子どもの身の回りの危険性についても、改めて考えることができたし、学校現場でも役立てることもあると思ったので、 考えることができてよかった。