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フェアトレード素材で作るパンケーキ

令和元年12月15日(日)

なるとにしあそびラボ「てとてとて」 (https://761024tetete.wixsite.com/761024) の主催で、鳴門西小学校の家庭科室をお借りして、 フェアトレード素材を使ったパンケーキ作りを行いました。前日には買い物にも行き、様々な認証マークのついた商品をさがしました。

ホットケーキミックスを使ったら、簡単にできるパンケーキ。
ですが、今回は徳島産やフェアトレードにこだわった商品を集めました。

例えば、阿波市の米粉、なるとの塩、たむらの卵、お砂糖はカンボジア産オーガニック・フェアトレードのパームシュガー、 油もオーガニック・フェアトレードのパームオイル。 トッピングのバナナはレインフォレストアライアンス認証のもの、栗は有機JASマークのもの、蜂蜜は地元、高島で作られたものです。
コーヒー、紅茶はフェアトレードのものを使いました。
徳島県は、地元で素晴らしい食材がたくさん作られていることが改めて確認できました。

遠くから運ばれてくる食べ物のほうが、地元で作られるものよりも、うんと価格が安いのはなぜなのか。 なぜフェアトレードのコーヒーが、そうでないコーヒーよりも高い値段なのでしょう。
食べ物を安く作るためには効率的に作物が獲れる大規模農園の開発があります。
そのために私たちが知らないところで、熱帯雨林が伐採されたり、害虫を駆除に沢山の農薬が使われたり、子ども達が無給や低賃金で働いたりしているのです。

値段が高かったり、売っているお店が少なかったりして、いつもオーガニックやフェアトレードの商品ばかり買うことはできないかも知れません。
でも、食べ物を作るのに、人や自然が犠牲になっていることに意識をはらうことが大切です。

今回のパンケーキ作りでも、「落とした」「こぼした」「嫌いで食べられない」、などの理由で捨てられた食品が出てしまい、とても残念に思いました。
「手に入れたけれど食べずに捨てる」は絶対にしないこと。

持続可能な地球のために、地道な行動を続けてゆきましょう。