いろいろな水溶液の性質
- 言語
- 日本語
- 教科
- 化学
学年 | 小学校6年・中学校 |
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単元 | 水溶液 |
時間数 | 1 |
ねらい | 身の回りの食品で作った指示薬で,酸・アルカリの検出ができることを理解する。 |
対象概念 | 水溶液の性質 |
必要な材料 | ターメリック(カレー粉),紫キャベツの葉,エタノール,ビーカー(200ml),ろ紙,1%食塩水,1%塩酸,1%水酸化ナトリウム水溶液,レモン汁(食酢),重曹水溶液(炭酸水素ナトリウム水溶液),石けん,製氷皿,駒込ピペット,万能試験紙 |
教材の作り方 | 1 ターメリック(カレー粉)約5g、細かくきざんだ紫キャベツの葉約10gを、それぞれ約10ml のエタノールに浸し、数分間軽くビーカーを振る。 ターメリック(カレー粉)の抽出液は必要に応じてろ過する。 2 ターメリック(カレー粉)の抽出液は、ろ紙にしみ込ませて乾燥させ試験紙とする。 |
教材の使い方 授業の流れ |
水溶液の性質を調べるときに利用する。身の回りの食品で作った指示薬の使い方は次のとおりである。 1 食塩水、塩酸、水酸化ナトリウム水溶液、食酢、重曹水溶液をそれぞれ製氷皿の3つのくぼみに約3mlずつ取る。 2 それぞれの水溶液に、ターメリック(カレー粉)の抽出液と紫キャベツの抽出液をピペットを用いて約1mlずつ加える。 3 製氷皿を軽く揺すって液を混ぜ合わせ、色の変化を調べる。 4 万能試験紙を1cm程度の長さに切り、それぞれの水溶液に浸し、比色表によりpHを調べる。 5 水でぬらしたセッケンに、ターメリックの抽出液をしみ込ませたろ紙をつけて、色の変化を調べる。 |
指導時のポイント | 川の水、雨水、せんたくの水など、身近な水や、身近にある水溶液の性質を調べさせる。 |
留意点 | |
出典 | |
対象地域 | |
作成者・所属 | 北海道立理科教育センター 化学研究室 |
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