盲斑における視覚の仕組み
- 言語
- 日本語
- 教科
- 生物
学年 | 高等学校 |
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単元 | 環境と動物の反応-刺激の受容と反応 |
時間数 | 1 |
ねらい | 眼球の構造と視覚の仕組みとの関連を理解させる。 |
対象概念 | 眼球の構造,視覚の仕組み |
必要な材料 | 物差し,2色以上の色鉛筆(サインペン) |
教材の作り方 | 1 左目を手でふさぎ、図のaの+印を真上から右目で見ながら顔をまっすぐに紙面から離していき、●印が見えなくなることを確かめる。 2 図のbのように○の色が逆になったらどう見えるか予想させ、方法1と同様に確かめさせる。 3 図のcのように、両側に黒い枠がある場合、●印の部分がどのように見えるか予想させてから確かめさせる。 4 図のdのように、両側に太さの異なる黒い枠がある場合、●印の部分がどのように見えるか予想させてから確かめる。 5 図のeの両側の枠内に、左右で異なる色を塗り、●印の部分がどのように見えるか予想させてから確かめる。 |
教材の使い方 授業の流れ |
ヒトの眼球の構造を学習した後、本実験を実施する。 |
指導時のポイント | 1 視細胞が分布していない部分が本当にあるかどうかを確かめる目的で図のaを用いて実験を行う。 2 図のb~eを用いて、結果を予想させた上で実験させ、視覚に関わる大脳の働きついて考察させる。 |
留意点 | 1 十分に明るい所で実験を行うようにする。¶2 +印だけを注視してできるだけ視線を動かさないように指示する。 |
出典 | 渡部友子 盲点と知覚のしくみ 探究しよう生物実験 pp90-91 北海道高等学校理科研究会生物研究部 1994 |
対象地域 | |
作成者・所属 | 北海道立理科教育センター 生物研究室 |
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