オプラートを使った消化の働き

言語
日本語
教科
生物

オプラートを使った消化の働き

学年 中学校
単元 動物のからだのはたらき
時間数 1
ねらい だ液がデンプンを分解することを理解させる。
対象概念 消化酵素
必要な材料 ビーカー,大型ペトリ皿,オブラート,ろ紙,ピンセット,メスシリンダー,温度計,白紙,だ液,ヨウ素液
教材の作り方 1 ヨウ素液を水道水で30倍に希釈し、白紙の上に置いたペトリ皿に入れる。
2 オブラートをペトリ皿のヨウ素液に浮かべ1分程待って十分に広がらせる。
3 二穴パンチを用いて直径6mm程度のろ紙片2枚用意し、1枚はだ液で十分ぬらし、もう1枚は水でぬらす。
4 3の2枚のろ紙片をオブラートの上に同時に載せ、ろ紙片が落ちるまでの時間を計測する。
教材の使い方
授業の流れ
消化の学習の導入等において本実験を実施する。
指導時のポイント オブラートがデンプンでできていることを指摘し、だ液のデンプンに対する働きについて考察させる。
留意点 ヨウ素液の希釈液の温度を変えてだ液の働きの違いを調べる方法もあるが、高温ではオブラートが溶けやすくなるため、あまり高い温度では実験をすることはできない。また、だ液をしめらしたろ紙を蒸し器などで加熱してから実験を行う方法もある。
出典  
対象地域  
作成者・所属 北海道立理科教育センター 生物研究室
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